2026.10.27
オーストラリア|西シドニー国際空港でWeb版到着申告「Australia Travel Declaration」開始(10/26〜)

オーストラリアの西シドニー国際空港(WSI)で、2026年10月26日から、航空会社を問わず利用できるWeb版入国カード「Australia Travel Declaration(ATD)」の運用が開始しました。
Australia Travel Declaration(ATD)は紙の入国カード(Incoming Passenger Card)に代わるデジタル到着申告で、これまではカンタス航空のアプリ経由の試験運用に限られていましたが、同空港に到着予定の方で、到着の72時間前から無料で提出でき、提出後に発行されるQRコードを到着時に提示することができます。
なお紙の入国カードも引き続き選べるほか、他の空港に到着する場合は従来の手続きのままです。
該当する方は、オーストラリア国境警備局(Australia Border Force)の公式サイトで提出方法を事前にご確認ください。
オーストラリア国境警備局(Australia Border Force)|Australia Travel Declaration(Webフォーム)
- 2026年10月26日から、西シドニー国際空港に到着するすべての航空会社の乗客がWeb版入国カード「Australia Travel Declaration(ATD)」を利用できます
- 到着の72時間前から無料で提出でき、発行されるQRコードを到着時に提示します
- 紙の入国カードは引き続き選択可能で、他の空港では従来の手続きのままです

西シドニー国際空港をご利用される方への注意喚起
西シドニー国際空港(WSI)へ到着予定の方については、ATDの利用が可能です。
Webフォームは同空港到着便専用で、他の空港に到着する場合は使用しないようオーストラリア国境警備局が案内しています。
同空港(WSI)はシドニー・キングスフォード・スミス空港(SYD)とは別の空港ですので、ご予約の際は空港コードも併せてご確認ください。
西シドニー国際空港(WSI:Western Sydney Interational Airport)公式サイト
オーストラリア国境警備局(Australia Border Force)|Australia Travel Declaration FAQs
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始日・対象 | 2026年10月26日から、西シドニー国際空港に到着するすべての航空会社の乗客が対象です |
| 提出時期・費用 | 到着の72時間前から提出可能(無料) |
| 提出方法 | オーストラリア国境警備局公式サイトのWebフォームから提出します 所要時間の目安は約5〜20分とされています 入力途中は、メールアドレスの入力とreCAPTCHA認証により下書き保存できるとABFのフォーム案内に記載されています |
| 提出後・家族申告 | QRコードが発行され、到着時に係官へ提示します 家族でまとめて提出でき、申告内容に変更が生じた場合は再提出が必要とされています |
| 紙の入国カード | デジタル機器をお使いになれない方や紙をご希望の方向けに、引き続き利用できるとされています |
| 他の空港 | 従来どおりです(一部のカンタス便はアプリ版、その他は紙の入国カード) |
Web版およびカンタスアプリ版ATD・紙の入国カード 利用条件の比較
オーストラリアへの到着申告には、現在3つの方法があります。
どの方法をご利用いただけるかは、到着する空港とご利用の便によって決まります。

西シドニー国際空港へのアクセスについて(鉄道は開業前)
開港時点で鉄道は通じておらず、セント・メアリーズ駅と結ぶ無料シャトル「WSI Link」(30分間隔、運行時間は曜日により異なります)や路線バス、タクシー・配車サービスをご利用いただけます。早朝・深夜のご到着の場合は、運行時間帯を事前にご確認くださいませ。
ニューサウスウェールズ州交通局(Transport for NSW)|Getting to Western Sydney International Airport
Australia Travel Declaration(ATD)導入の背景と今後の展開
Australia Travel Declaration(ATD)は、オーストラリア国境警備局(ABF)、農水林業省(DAFF)、カンタス航空が2024年10月に始めた試験運用から発展した仕組みです。
当初はカンタス航空のアプリ限定で、オークランド発ブリスベン行きの便から始まり、対象路線を段階的に広げてきました。豪政府の発表によると、2026年1月1日から9月30日までに、対象の8,400便超で47万7,000人超が申告を提出し、そのうち11万8,000人超が生物安全(バイオセキュリティ)に関する申告を行いました。
今後は、オーストラリア国境警備局が7月13日付で2027年末までにすべての国際空港・港へWebフォームを導入する方針を示しています。一方、10月22日の閣僚発表を伝える報道では「今後12〜18か月」とされ、表現に違いがあります。空港・港ごとの時期は公表されておらず、紙の入国カードの終了時期も示されていません。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月27日)における公開情報に基づいています。ATDの運用状況・手続きの詳細は今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ずオーストラリア国境警備局(ABF)の公式サイトで、Australia Travel Declaration(ATD)の対象便・提出方法・入力項目の最新情報をご確認ください。
- Web版Australia Travel Declaration(ATD)は、現時点では西シドニー国際空港到着便が対象です。他の空港・港への拡大時期や対象は、今後の公式発表により変更される可能性があります。
- カンタスアプリ版Australia Travel Declaration(ATD)の対象便・対象空港は拡大中で、お子様連れ・団体の扱いも含め、変更される可能性があります。ご搭乗前に、カンタス航空およびオーストラリア国境警備局の最新の案内をご確認くださいませ。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、入国手続きによる遅延や入国拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。

