海外

クロアチアビザ・大使館申請

クロアチア共和国への入国にはビザ(査証)が必要です。

日本国籍の方は条件を満たせば無査証滞在が可能です。

2022年12月8日、EU理事会はクロアチアのシェンゲン協定加盟を正式に決定しました。

・シェンゲンビザの発給(2023年1月1日~)
・陸路、海路における加盟国国境での出入国管理の原則廃止(2023年1月1日~)
・空路における加盟国国境での出入国管理の原則廃止(2023年3月23日~)

クロアチア|シェンゲン協定に加盟(2023年1月~)

 


大使館・領事館情報

 クロアチア共和国大使館
Embassy of the Republic of Croatia
住 所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-3-10
ホームページ https://mvep.gov.hr/jp
電話番号 03-5469-3014
e-mail tokyo@mvep.hr
領事部開館時間 月~金曜日 14:00~16:00
休館日 土・日曜、両国の祝祭日
クロアチアの渡航情報
海外出張情報|クロアチア

クロアチア無査証滞在の条件

日本国籍の方は以下の条件を全て満たすことでクロアチア共和国の無査証(ビザなし)入国が認められています。
渡航目的 観光、会議・商談、外交・公用
滞在期間 180日以内の期間に合計90日まで
旅券の必要残存期間 過去10年以内に発行された旅券でクロアチア出国時3ヶ月以上
旅券の未使用査証欄 入国時1ページ以上
その他必要書類 出国用航空券、1日あたりEUR70相当額の滞在費用とホテル予約確認書
(クロアチアの関係者からの保証書がある場合は、1日あたりEUR30相当額)
注意事項 外国人が滞在する場合(短期滞在・長期滞在・査証の有無にかかわらず)、警察への届出が必要。
宿泊提供者側に届出の義務(外国人の到着から1日以内)があるで、ホテル、ホステル、政府公認のプライベートルーム等に宿泊する場合は、通常、自身での届出は不要。
宿泊提供者側が届出を行わない場合、外国人本人が警察に届け出る必要があり、その期限は、「クロアチア入国(および滞在地の変更)から2日以内」

日本国籍以外の方のビザ要否は以下サイトにてご確認ください。

Visa requirements overview|REPUBLIC OF CROATIA Ministry of Foreign and European Affairs

注意

  • ビザ要否に関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供しますが、将来に渡りその内容を保証するものではありません。ビザ要否の規定は変更される場合がありますので、渡航前にご自身で大使館へ御確認ください。
  • ビザが不要とされる場合でも、お客様の事由[パスポートの種類(機械読み取り式・機械読み取り式でない、発行地)、渡航目的、国籍や滞在資格、前提条件として第三国へ渡航する航空券の所持など)または渡航先国の出入国管理局の審査により入国を拒否された場合も、当社は一切その責任を負いません。
  • 最終的に入国を認めるかどうかの判断は、入国時の入国審査官によって決定されます。査証免除の条件を全て満たしていても、入国審査官の判断により入国拒否される場合があります。

シェンゲン協定(Schengen Treaty)

シェンゲン協定は加盟国相互の通行自由化と手続き簡素化を目的とした共通滞在協定で、1985年フランス、ドイツ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクのEU5ヵ国による政府間プロジェクトとして始まりました。
シェンゲン(Schengen)とは、ルクセンブルグの小さな村の名前で、1985年にシェンゲン協定が、1990年にシェンゲン条約が締結された場所です。
加盟地域内全ての 滞在日数が累積カウントされ、加盟地域内での 査証免除滞在に制限 があります。

パスポート要件

2013年07月19日より,シェンゲン領域における短期滞在目的での渡航者は有効期間がシェンゲン領域国からの出国予定日から3か月以上残っており,10年以内に発効されたパスポートを所持している必要があります

入出国審査

シェンゲン協定加盟国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行われます。
このため、経由国では入国スタンプを押されることは原則的にありません。

シェンゲンエリアからの出国審査時、加盟国での累積滞在期間がチェックされます。

入国手続き 【協定国を経由して協定国へ移動の場合】
初めに入国した国でのみ手続きします。税関検査は目的地で行います。
例)成田→パリ→アテネ / 経由地のパリで入国手続き、目的地のアテネで税関検査。

出国手続き 【協定国から協定国を経由して移動の場合】
最後に出国する国でのみ手続きをします。税関検査は目的地で行います。
例)アテネ→パリ→成田 / 経由地のパリで出国手続き、目的地の成田で税関検査。

日本国籍の方の滞在可能日数

シェンゲン国境規則の改正により,2013年10月18日から「あらゆる180日の期間内で最大90日間」に改正されました。
入国を予定している日から180日遡り、その期間内の滞在日数が90日を越えていないかご確認ください。
いずれの場合でも帰国後3ヶ月が経過すれば、新たな180日間の期間内における最大90日の滞在日数として計算を開始することができます。
ただし、滞在日数についてはご自身でご計算ください。弊社では滞在日数の計算・確認は致しません。

シェンゲン加盟国での滞在可能日数の計算は下記のShort-stay Visa Calculator(英文)を用いて計算ができます。
Short-stay Visa Calculator・短期滞在計算器

利用方法は USER MANUAL(英文)にてご確認下さい。
USER MANUAL FOR THE SHORT-STAY "SCHENGEN" CALCULATOR(PDF)


EU加盟国、シェンゲン協定加盟国、ETIAS対象国(2022年12月)
  EU加盟国
27ヵ国
シェンゲン加盟国
27ヵ国
ETIAS対象国
30ヵ国
アイスランド   シェンゲン ETIAS
アイルランド EU    
アゼルバイジャン      
アルバニア      
アルメニア      
アンドラ     *ETIAS
イタリア EU シェンゲン ETIAS
ウクライナ      
ウズベキスタン      
英国      
エストニア EU シェンゲン ETIAS
オランダ EU シェンゲン ETIAS
オーストリア EU シェンゲン ETIAS
カザフスタン      
キプロス EU 加盟予定 ETIAS
ギリシャ EU シェンゲン ETIAS
キルギス      
クロアチア EU シェンゲン
(2023年1月~)
ETIAS
コソボ      
サンマリノ     *ETIAS
ジョージア      
スイス   シェンゲン ETIAS
スウェーデン EU シェンゲン ETIAS
スペイン EU シェンゲン ETIAS
スロバキア EU シェンゲン ETIAS
スロベニア EU シェンゲン ETIAS
セルビア      
タジキスタン      
チェコ EU シェンゲン ETIAS
デンマーク EU シェンゲン ETIAS
ドイツ EU シェンゲン ETIAS
トルクメニスタン      
ノルウェー   シェンゲン ETIAS
ハンガリー EU シェンゲン ETIAS
バチカン市国     *ETIAS
フィンランド EU シェンゲン ETIAS
フランス EU シェンゲン ETIAS
ブルガリア EU 加盟予定 ETIAS
ベラルーシ      
ベルギー EU シェンゲン ETIAS
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ      
ポーランド EU シェンゲン ETIAS
ポルトガル EU シェンゲン ETIAS
北マケドニア      
マルタ EU シェンゲン ETIAS
モナコ     *ETIAS
モルドバ      
モンテネグロ      
ラトビア EU シェンゲン ETIAS
リトアニア EU シェンゲン ETIAS
リヒテンシュタイン   シェンゲン ETIAS
ルクセンブルク EU シェンゲン ETIAS
ルーマニア EU 加盟予定 ETIAS
ロシア      

*ETIAS:アンドラ、サンマリノ、バチカン市国、モナコは、シェンゲン協定加盟国ではありませんが、協定加盟国から陸路入国になるためETIAS取得が必要になります。

ETIAS(エティアス)

2023年11月(予定)より、ヨーロッパの渡航で日本などのビザが免除されている国民は、ヨーロッパ諸国へ入国する前にオンラインで承認された「ETIAS(European Travel Information and Authorisation System:エティアス)」の取得が必要です。

ETIASは、入国者の情報を事前にかつ正確に共有することで、テロや犯罪の抑止、難民の大量流入を抑制する目的で導入され、オンラインで申請者のパスポート情報、連絡先、渡航情報等の入力と申請費用(18歳以上はEUR7)のクレジットカード決済が必要になります。

以下の30か国に入国するビザ免除の渡航者は、ETIASを取得する必要があります(2023年11月開始予定)

以下の国籍の方はETIASの事前取得が必要です(2023年11月開始予定)

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