海外

2026.10.15

タイ|スワンナプーム国際空港での入国時自動化ゲート対象を33か国へ拡大(10/15更新)

バンコクのスワンナプーム国際空港では、外国人向けの入国時自動化ゲート(オートゲート)が、空港内の掲示で日本を含む33の国・地域を対象としており、2026年9月17〜21日ごろから運用が確認されています。バンコクへ渡航・滞在予定の方のうち、ビザ免除で入国され、同じパスポートでのタイ入国歴(生体情報の登録済み)がある方は、有人カウンターを通らずに入国審査を受けられる場合があります。

初めてタイへ入国される方、ビザをお持ちの方、パスポートを更新後に初めて入国される方は、従来どおり有人カウンターでの審査となります。2026年10月15日にはTDAC(タイ・デジタル到着カード)のシステムが更新され、オートゲートの利用可否を判定する機能が加わりました。

なお、運用開始日や対象国名の一覧を示した当局の正式発表は、本記事作成時点(2026年10月15日)で確認できておりません。
ご利用条件とTDACの事前提出を、渡航前にご確認くださいませ。

タイ入国管理局(Immigration Bureau)

タイ王国政府公式サイト(Royal Thai Government)|รัฐบาลเร่งยกระดับประสบการณ์นักเดินทางที่สุวรรณภูมิ เตรียมขยาย Auto Gate เพิ่ม 31 สัญชาติ คาดเริ่มได้ภายในสิ้นเดือน สั่งเร่งแก้ความแออัด–เตือน TDAC ต้องกรอกฟรีผ่านช่องทางทางการ

ここがポイント!
  • スワンナプーム空港の入国時オートゲートは日本を含む33の国・地域が対象で、2026年9月17〜21日ごろから運用が確認されています
  • 利用条件は、ビザ免除での入国、同じパスポートでの入国歴(生体情報の登録済み)、ICチップ入りパスポート、TDACの事前提出です。初回入国の方・ビザ保持者・パスポート更新後の初回入国の方は有人カウンターとなります
  • 10月15日のTDAC更新で、オートゲートの利用可否を判定・記録する機能が追加されました

バンコクへ渡航・滞在される方への注意喚起

オートゲートの対象国の方でも、ゲートが常にご利用いただけるとは限らず、運用は機器や生体情報の整備状況に応じて段階的に進められています。

初めてのタイ入国の方、ビザでご入国の方、パスポートを更新された方は有人カウンターでの審査となりますので、到着後の移動やお約束の時間には余裕を持った行程をご検討くださいませ。

TDACは到着の3日前から、入国管理局の公式サイトまたは公式アプリ「THIM」で無料で提出できます。
なお11月以降のハイシーズンは混雑が見込まれるため余裕を持ってご旅程をご計画ください。

項目 内容(2026年9月17日時点)
対象の国・地域 日本を含む33の国・地域(下表参照)
※米国、中国、インド、ロシアなどは対象外
スワンナプーム国際空港(BKK) 2026年9月17日〜21日ごろから運用中
支援が必要な方向けの専用レーン(ABC Special Assistant Lane)も設けられています
ドンムアン空港(DMK) 入国時の利用報告はあるものの裏付け未確認
出国時のオートゲートは2026年3月5日から24時間運用中
利用条件 ①対象の国・地域の国籍であること
②ビザ免除での入国であること
③同じパスポートで過去にタイへ入国し、有人カウンターで生体情報の登録をされていること
④ICチップ入りのパスポートであること
⑤TDACを事前に提出していること
利用できない方 初めてタイへ入国される方、パスポートを更新後に初めて入国される方、観光ビザ・DTV・Non-B・Non-O・教育ビザなどをご利用の方
入国スタンプ パスポートへの押印はなく、滞在期限が記載された用紙が渡されるとの報道がございます
想定される効果 全面稼働時には入国旅客の約50〜53%がオートゲートを通過できる見込み
審査時間は1人あたり平均24〜30秒
対象となる33の国・地域について

バンコク到着時の混雑への備え

スワンナプーム空港では、ローシーズンでも国際線の到着旅客が1日あたり7万〜7万5,000人にのぼり、13時から17時ごろのピーク時間帯には入国審査場に1時間あたり5,000〜6,000人が集中します。11月以降のハイシーズンには到着旅客が1日あたり8万5,000人〜10万人まで増加すると見込まれています。

タイ政府は入国審査の待ち時間が観光客の印象や観光収入に直結するとして、年末年始のハイシーズンに向けた対策を急いでいました。対象の国・地域は、ヘンリー・パスポート・インデックス、入国拒否統計、安全保障上のリスクなどを踏まえて選定されています。

あわせて、タイ入国時に必要なデジタル入国カード「Thailand Digital Arrival Card(TDAC)」について、手数料を請求する非公式サイトによる被害が確認されており、政府が注意を呼びかけています。公式システムでの申請は無料となっておりますので、申請の際は公式サイトまたは航空会社が案内する正規のQRコードからお手続きください。

自動化ゲート対象国拡大の背景と今後の整備計画

スワンナプーム国際空港では、外国人の出国審査にはすでにオートゲートが使えるのに対し、入国審査は有人カウンターが中心で、到着便が集中する時間帯の長い行列が課題となっていました。2026年7月には、観光客が最長2時間待ったとの指摘を受けて観光・スポーツ相が空港を視察しており、政府は入国審査の待ち時間が観光客の印象や観光収入に直結するとして、ハイシーズンに向けた対策を急いできました。

短期的な対策としては、オートゲートの対象拡大に加え、3つの入国審査ゾーンの併用による旅客の分散や、ピーク時の人員配置の強化が進められています。ゲートの整備も並行して進み、空港長は、122基を設置する計画のうち106基がすでに設置されていると説明しています。中期的にはサテライトターミナル(SAT-1)への入国審査場の新設の可能性をAOTと協議すること、長期的にはイーストターミナル(East Terminal)の整備を加速することが計画されています。


免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月15日)における公開情報に基づいています。自動化ゲート対象国の範囲、運用開始時期、手続きの詳細は今後変更される場合があります。

  • 渡航前にタイ入国管理局およびタイ空港公社(AOT)の公式発表、ならびにご利用の航空会社からの案内をご確認くださいませ。
  • 対象となる33の国・地域の一覧は、空港内の掲示に基づく現地報道を参考にした情報であり、当局による正式な国名一覧の公表は確認できておりません。実際にご利用いただけるかどうかは、空港の案内表示や係員の指示をご確認くださいませ。
  • オートゲートは段階的な運用とされており、対象国の方でも、機器の状況や生体情報の登録状況により、ご利用いただけない場合がございます。
  • TDACの判定機能の詳細、ドンムアン空港・プーケット国際空港での入国時の運用については、当局から詳しい案内を確認できておりません。
  • ハイシーズンには入国審査に相応の待ち時間が生じる可能性がございます。国内線・国際線の乗り継ぎをご予定の方は、余裕を持った行程をご検討くださいませ。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、入国審査に伴う遅延や入国拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。

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