海外

2026.10.16

タイ|バンコクでの大規模冠水に関する注意喚起(10/16更新)

タイの首都バンコクで9月下旬に発生した豪雨による洪水は収束に向かっており、バンコク都は10月9日、洪水災害地域の指定を東部・北東部の8区に縮小しました。10月16日(金)午前10時時点で、中心部や主要道路での冠水は報告されておらず、両空港とタイ国際航空も通常どおり運航しています。

一方、12日から18日までIMF・世界銀行の年次総会がクイーン・シリキット国際会議場(QSNCC)で開かれており、15日・16日は会場に面したラチャダーピセーク通りの一部区間が双方向で通行止めとなっています。

また、17日ごろまでは夕方から夜にかけて強い雨が降る可能性がありますので、バンコクへ渡航予定の方・滞在中の方は、交通規制と天候をご確認のうえ、時間に余裕を持ってご移動くださいませ。

タイ国政府観光庁(TAT News)|Weather and travel conditions in Bangkok and surrounding areas – Visitor information

ここがポイント!
  • 洪水災害地域の指定は10月9日に8区(クローンサームワー、ブンクム、プラウェート、ミンブリー、ラートクラバン、サパーンスーン、サーイマイ、ノーンチョーク)に縮小され、スクンビット周辺のワッタナー区などは指定が解除されました
  • IMF・世界銀行年次総会(12日〜18日)に伴い、15日・16日はラチャダーピセーク通り(アソーク交差点〜ラーマ4世通り交差点)が通行止めとなっています。MRTクイーン・シリキット国際会議場駅は通常どおり利用できます
  • タイ国際航空は16日から、9月26日〜30日の欠航・遅延・手荷物遅延で影響を受けた方を対象に補償の申請受付を始めました

バンコクへ渡航・滞在される方への注意喚起

IMF・世界銀行年次総会の期間中(18日まで)は、クイーン・シリキット国際会議場周辺で交通規制や混雑が見込まれます。

スクンビット通り(プルンチット〜アソーク)、ラチャダーピセーク通り、ラーマ4世通り、ウィッタユ通り、ドゥアンピタック通りでは、時間に余裕を持ったご移動をお勧めいたします。

なお、17日ごろまでは夕方から夜にかけて強い雨が降る可能性があり、短時間で道路が一時的に冠水する場合がありますが、18日以降は雨が少なくなる見通しです。

1. 空港の運用状況
空港 運用状況 アクセス・注意点
スワンナプーム国際空港
(BKK)
通常通り運用中 エアポートレールリンクは運行中です
ドンムアン国際空港
(DMK)
通常通り運用中 Grabなどの配車アプリ、空港バスA1〜A4、SRTレッドラインの利用が案内されています
2. タイ国際航空への補償申請等について

9月26日〜30日の豪雨・洪水により欠航・遅延・手荷物遅延の影響を受けた方については、10月16日から、バンコク・ウィパワディーランシット通りの本社3号館1階カスタマーケアセンター(16日は13時〜16時、17日以降は休日を含む毎日8時30分〜16時)と、同社公式サイトで補償の申請を受け付けています。

申請には身分証明書(パスポート)、航空券番号または搭乗券、手荷物タグ番号、遅延・欠航により発生した費用の領収書が必要です。なお同社は、9月下旬の混乱で影響を受けた手荷物が累計約2万5,000個、欠航が200便を超えていたことを明らかにしています。

なお、無料の日程変更などの救済措置は、10月11日までの旅程で終了しています。
詳しくはコンタクトセンター(+66-2-356-1111、24時間)でご確認くださいませ。

タイ国際航空(TG)|Flight disruption(補償申請ページ)

3.IMF・世界銀行年次総会に伴う交通への影響
項目 内容
会期・会場 10月12日〜18日:クイーン・シリキット国際会議場
(QSNCC、クローントゥーイ区、スクンビット・アソーク地区の南側)
会場は18日まで一般の立ち入りが禁止され、隣接するベンチャキティ公園も一部区域が閉鎖
通行止め 10月15日〜16日:ラチャダーピセーク通り(アソーク交差点〜ラーマ4世通り交差点)
混雑が見込まれる道路 首都圏警察は、スクンビット通り(プルンチット高速道路出入口〜アソーク交差点)、ラチャダーピセーク通り(ラーマ4世通り〜アソーク交差点)、ラーマ4世通り(ラーマ4世交差点〜ウィッタユ通り)、ウィッタユ通り(ウィッタユ交差点〜サラシン交差点)、ドゥアンピタック通り全線を回避するよう呼びかけています。警備上必要な場合には一時的な交通規制が行われる場合があります
臨時休日 16日(金)はバンコクの政府機関などの臨時休日です
4.スクンビット・プロンポン・シーロム周辺等の状況

中心部の状況は、主に10月15日〜16日の当局発表・報道に基づくものです。

エリア 状況
スクンビット周辺
(アソーク〜エカマイ)
ワッタナー区の災害地域指定は10月9日までに解除されており、冠水の報告もありません
アソーク周辺はIMF・世界銀行年次総会の会場に近く、交通規制や混雑の影響を受けやすいため混雑等ご注意くださいませ
プロンポン
(スクンビット・ソイ39周辺)
駅周辺での冠水の報告は確認できていません
BTSは通常どおり運行しています
シーロム
サートーン周辺
駅周辺での冠水の報告は確認できていません
ウィッタユ通りやラーマ4世通りなど、IMF・世界銀行年次総会会場周辺の道路では混雑が見込まれます

豪雨の背景と今後の見通し

今回の洪水は、9月24日から約72時間で300mmを超える豪雨が降り、東部の主要運河があふれたことが原因とされています。
バンコク都は9月25日に全50区を洪水災害地域に指定しましたが、排水作業の進展に伴って段階的に指定を解除し、10月9日に東部・北東部の8区まで縮小しました。8区では浸水した住宅地の復旧作業と、運河の水をチャオプラヤー川へ流す排水作業が続いています。

タイ気象局によると、16日〜17日はバンコク首都圏でも雨が降りやすい状態が続きますが、その後は北東からの風が強まり、雨は次第に少なくなる見通しです。タイ内務省防災局(DDPM)によると、13日時点でバンコクと20県の約91万世帯・約245万人が影響を受けており、多くの地域で水位は下がっています。


免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月16日10時・日本時間)における公開情報に基づいています。冠水の状況、気象予報、交通規制、交通機関の運行状況、航空会社の補償の内容は、随時変更される場合があります。

  • ご出発前に、ご利用の航空会社、空港運営会社(AOT)、タイ国政府観光庁(TAT)、タイ気象局、バンコク都、首都圏警察などの公式サイトで最新情報をご確認くださいませ。
  • IMF・世界銀行年次総会の期間中は、警備上の理由により予告なく交通規制が実施・延長される場合があります。
  • 強い雨が降った場合、一時的に道路が冠水する可能性があります。
  • タイ国際航空の補償の対象・金額・条件は、同社の公式発表をご確認のうえ、同社または旅行会社へお問い合わせくださいませ。
  • 在タイ日本国大使館の海外安全情報や、外務省海外旅行登録「たびレジ」もあわせてご活用ください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、フライトの遅延・欠航、交通規制による遅延等について、当サイトは一切の責任を負いません。

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