海外

2026.09.10

アメリカ(米国)|マイアミ国際空港における貨物機事故に伴うフライト遅延等(9/10更新)

2026年9月6日(日)現地時間午後2時ごろ、フロリダ州のマイアミ国際空港(MIA)において、プエルトリコ・サンフアン発の貨物機が着陸時に滑走路をオーバーランし、複数の車両に衝突して炎上する事故が発生しました。この事故により5名が死亡、5名が負傷(うち3名が重体)しており、事故直後には空港内の全滑走路・誘導路が一時閉鎖され、フルグラウンドストップ(全便運航停止)が発出されました。

米国家運輸安全委員会(NTSB)による調査が継続中で、滑走路は4本中3本が何らかの形で運用を再開している一方、事故が発生した滑走路は依然として閉鎖されています。マイアミ国際空港を利用して渡航予定の方・滞在中の方は、フライトの運航状況を航空会社および空港の公式情報で必ずご確認いただき、時間に余裕をもってご移動くださいませ。

マイアミ国際空港(Miami International Airport)

米連邦航空局(FAA)|FAA Statements on Aviation Accidents and Incidents

ここがポイント!
  • 2026年9月6日午後、マイアミ国際空港で貨物機が滑走路をオーバーランし、5名が死亡、5名が負傷しました。米国家運輸安全委員会(NTSB)は9月7日の記者会見で、死亡した5名はいずれも衝突を受けた車両(バン1台・乗用車1台)の乗員であったと明らかにしています
  • 滑走路は4本中3本が何らかの形(一部は出発便専用の制限付き)で運用を再開していますが、事故が発生した滑走路は機体撤去が完了しておらず、依然として閉鎖されています。空港が完全復旧する時期は現時点でも未定です
  • 事故の影響で多数の便に遅延が発生しており、渡航予定の方は航空会社・空港の最新情報を必ずご確認ください

マイアミへ渡航・滞在される方への注意喚起

事故発生直後の現地時間午後3時ごろに全4本の滑走路および誘導路が閉鎖され、全便運航停止が発出されました。
その後段階的に滑走路の再開が進み、4本中3本が何らかの形で運用可能となっていますが、事故機が着陸した滑走路は、機体の残骸が引き続き現場に残されていることなどから、本記事更新時点(9月9日夜、日本時間9月10日朝)でも閉鎖が続いています。

NTSBは空港が完全に平常運航へ戻る時期は明言できないとした上で、現地調査は今後さらに約1週間程度続く見通しを示していますので、マイアミ国際空港のご利用を予定されている方は、以下の点にご注意ください。

  • ご搭乗予定の便の運航状況を、事前に航空会社公式サイトまたは空港公式サイト・公式SNSでご確認ください。
  • 空港へは、通常より時間に余裕を持ってご到着いただくことをお勧めいたします。
  • 便の欠航や大幅な遅延が見込まれる場合は、振替便の手配や、フォートローダーデール・ハリウッド国際空港など周辺空港の利用も含めた代替手段のご検討をお勧めいたします。
項目 内容
発生日時 2026年9月6日(日)現地時間午後2時ごろ
発生場所 マイアミ国際空港(MIA)対角滑走路、空港北西端付近
事故機 21エア運航、アマゾン向け貨物便「プライムエア7598便」
(ボーイング767-300型機、プエルトリコ・サンフアン発)
被害状況 死亡5名、負傷5名(うち3名重体)
空港の対応 全滑走路・誘導路の一時閉鎖を経て、9月8日(火)夜時点で4本中3本が何らかの形で運用再開(一部は出発便専用)
事故発生滑走路は機体撤去未完了のため閉鎖継続
運航への影響 多数の便に遅延・欠航が発生
NTSBは空港の完全復旧時期を明言しておらず、現地調査はさらに約1週間続く見通し
その他の交通機関(空港アクセス)

事故現場周辺の道路交通にも影響が生じており、空港付近のノースウエスト67番街(NW25丁目~36丁目間)が通行止めとなっています。また、マイアミ国際空港(MIA)によりますと、メトロレール(Metrorail)をご利用の場合、空港へは「アーリントン・ハイツ(Earlington Heights)」駅でオレンジ線に乗り換える必要があるとの案内が出されています。

空港内の旅客輸送システム(スカイトレイン、MIAムーバー)については、本事故による運休等の情報は確認されていません。
お車や公共交通機関で空港にお越しの際は、周辺道路の通行止めや乗り換え経路の変更にご注意のうえ、時間に余裕を持ってお越しください。

事故発生の経緯

米連邦航空局(FAA)の発表によりますと、プライムエア7598便(ボーイング767-300型機)は、プエルトリコのルイス・ムニョス・マリン国際空港を出発し、現地時間午後2時ごろにマイアミ国際空港の対角滑走路に着陸した際、滑走路の使用可能範囲を越えてオーバーランしました。機体は空港北西端の敷地内に停止し、その過程で複数の車両に衝突、火災が発生しました。

現地報道によりますと、事故機は製造から32年が経過したボーイング767型機で、当初は旅客機として複数の航空会社で運航された後、2015年に貨物機へ改修されたとされています。

米国家運輸安全委員会(NTSB)の記者会見で、事故機は滑走路の舗装終端から約1,300フィート(約400メートル)先まで進み、その過程で空港敷地内に停車していた大型バンに衝突した後、境界フェンスを突き破って空港外の道路上の乗用車にも衝突し、さらに先の別のフェンスまで達して停止したと説明しています。なお、死亡した5名はいずれもこの2台の車両の乗員であったと明らかにしており、機体の乗務員(機長・副操縦士)は含まれていないとしています。


免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年9月10日)における公開情報に基づいています。事故原因の究明状況や空港の運航状況は、今後変更される場合があります。

  • 渡航前に必ずマイアミ国際空港公式サイト・公式SNSおよびご利用の航空会社公式サイトで最新の運航情報をご確認ください。
  • 今後の調査の進展や事故機の撤去作業の状況により、滑走路の運用制限や便の遅延・欠航状況が変動する場合があります。
  • 振替便や払い戻し等の補償条件については、ご利用の航空会社に直接お問い合わせください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益(フライトの遅延・欠航、代替交通手段の手配費用等を含む)について、当サイトは一切の責任を負いません。

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