2026.09.02
コンゴ民主共和国|デモ発生の可能性に関する注意喚起(9/15)

コンゴ民主共和国の首都キンシャサでは、2026年9月15日に野党連合「C64(憲法64条を守る連合/Coalition Article 64)」が、憲法改正の動きに反対する全国規模の抗議行動への参加を呼びかけています。
キンシャサでは複数の集合地点から、国会議事堂であるパレ・デュ・プープル(Palais du Peuple)周辺への合流が予定されておりますので、同日前後にキンシャサへ渡航・滞在予定の方は、周辺エリアでの交通渋滞に加え、前回(6月12日)の抗議活動時と同様に治安部隊と参加者との間で衝突が発生する可能性にご注意ください。
- 野党連合C64が2026年9月15日、キンシャサのパレ・デュ・プープル(国会議事堂)周辺への集結を伴う全国規模の抗議行動を呼びかけています
- 前回2026年6月12日の座り込みでは治安部隊との衝突が発生し、多数の死傷者が出たとC64側は発表しており、今回も同様の事態が懸念されます
- 当日はパレ・デュ・プープル周辺を中心に交通渋滞が予想されるため、集会・群衆への接近を避け、最新情報の入手に努めていただくようお願いいたします
キンシャサへ渡航・滞在される方への注意喚起
パレ・デュ・プープル(地図)周辺やそこへ至る幹線道路では、参加者の集結や治安部隊の展開により、通行止めや大規模な渋滞が発生する可能性があります。同エリアを移動される予定がある方は、余裕を持ったスケジュールで移動していただくとともに、当日の状況によっては経路の変更もご検討ください。
また、C64は2026年6月12日にも同じくパレ・デュ・プープル前で座り込みを実施しており、その際には警察および与党系とされる勢力と参加者との間で衝突が発生し、C64側は死者や多数の負傷者が出たと発表しています。今回のマーチでも同様の衝突リスクが否定できないことから、集会・デモ隊列・群衆が見える場所には近づかず、状況が悪化した場合はただちにその場を離れて安全な場所へご移動下さい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施予定日 | 2026年9月15日(火曜、議会開会日) |
| 呼びかけ内容 | 憲法改正・国民投票実施および大統領三選の動きに反対する全国規模の平和的マーチ |
| キンシャサでの想定ルート | 市内の複数の集合地点からパレ・デュ・プープル(国会議事堂)周辺へ合流予定 |
| 前回(6月12日)の状況 | 座り込みが治安部隊により強制排除。C64側は死傷者・行方不明者・拘束者等が発生したと発表 |
| 現時点での当局対応 | デモに関する許可・禁止についての政府・キンシャサ州当局からの公式発表は確認されていません |
抗議行動の背景:憲法改正・国民投票をめぐる対立
野党連合(C64)は、フェリックス・チセケディ大統領による三選を可能にする憲法改正への反対を掲げ、2026年6月12日の座り込みや、その後の商業活動休止日(ville morte)などの抗議行動を続けてきました。国民投票の実施手続きを定める法案は一旦議会に差し戻されましたが、C64はこれを法案の撤回や憲法改正計画の断念とは受け止めておらず、9月15日を新たな行動の節目と位置付けています。
一方、チセケディ大統領側は8月中旬、全国規模の「国民対話」の実施方針を表明しましたが、C64はその枠組みを一方的なものとして拒否し、マーチの実施方針を維持すると表明しています。こうした与野党の対立が続く中、9月15日前後は政治的緊張が高まりやすい時期とみられます。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年9月2日)における公開情報に基づいています。抗議行動の実施の有無、日時、規模、当局の対応等については、今後変更される可能性があります。
- 渡航・滞在にあたっては、必ず現地報道および外務省海外安全ホームページ等の最新情報をご確認ください。
- 抗議行動は、主催者側の都合や当局の対応によって、日程の変更・中止となる場合や、逆に予告なく実施される場合があります。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いません。

