2026.11.02
イラン|米国大使館占拠記念日に伴う注意喚起(11/4)

2026年11月4日(水)、イラン国内各地で「米国大使館占拠記念日」に伴う集会・行進が開催される予定です。
首都テヘランでは、現地時間の午前9時(日本時間午後2時30分)から、パレスチナ広場より旧米国大使館(タレガニ通り)へ向かう行進が予定されています。
日本政府からは、開催地周辺に近づかないこと、集会等を撮影しないことなどを求める注意喚起が出ています。またイランには外務省の危険レベル4(退避勧告)が継続しており、渡航予定の方は渡航の中止を、すでに滞在中の方は集会周辺を避けたうえで最新情報を逐次ご確認ください。
外務省海外安全ホームページ|イラン - 危険・スポット・広域情報
- 11月4日(水)午前9時(現地時間)からテヘランで行進が予定され、旧米国大使館前(タレガニ通り)周辺が中心会場となる見通しです
- 外務省はイラン全土に危険レベル4(退避勧告)を継続しており、集会周辺には近づかず、撮影もお控えくださいと呼びかけています
- 米国による追加攻撃が中間選挙後(早ければ11月4日)にも行われる可能性が報じられており、空域・空港の急な閉鎖や欠航にもご注意ください
テヘランへ渡航・滞在される方への注意喚起
集会が行われる午前から日中にかけては、テヘラン中心部(パレスチナ広場〜タレガニ通り周辺)への外出をお控えいただくことをお勧めいたします。また開催場所が直前に変更される場合や、穏やかな雰囲気から事態が急変する場合もあるため、周辺には近づかず、身分証明書を常に携行してください。
空港をご利用の予定がある方は、事前に航空会社へ運航状況をご確認いただき、お早めにご移動ください。
| 実施日 | 2026年11月4日(水)(イラン暦13アーバーン) |
|---|---|
| テヘランの行進 | 現地時間午前9時開始(日本時間午後2時30分) パレスチナ広場から旧米国大使館前(タレガニ通り)へ |
| 全国の規模 | 900以上の都市で同日に開催予定 プログラムの実施箇所は3,000か所以上とされています(主催側関係者の説明) |
| 交通面の措置 | テヘランの公営バスが午前9時30分から12か所の起点で特別運行 800台以上のバスが割り当てられ、メトロ増発の調整も行われたと伝えられています 例年、タレガニ通り周辺では通行規制が行われ、過去にはタレガニ駅が閉鎖された例もあります (本年の詳細は未確認です) |
| 夜間の予定 | 旧米国大使館周辺での車・バイクの車列や旗振りなどが予定されていると伝えられています |
| 日本政府の注意喚起 | ・集会開催場所に近づかない ・集会等を撮影しない ・不審者に声をかけられた場合は周囲に助けを求める、またはその場を速やかに離れる ・外出時は身分証明書を携行する |
| お困りの場合の連絡先 | 在イラン日本国大使館(consular@th.mofa.go.jp) |
米国による追加攻撃の報道について
報道によると10月28日、米国が湾岸諸国に対し、11月3日の中間選挙後に「短期間だが激しい」対イラン軍事作戦が行われる可能性に備えるよう伝えたと報じました。また、湾岸諸国高官の話として、早ければ11月4日に新たな攻撃が行われる可能性があると報じたことを伝えています。一方で、トランプ米大統領は10月8日、中間選挙前にはイランを攻撃しない考えを示しており、最終的な決定はなされていないとも伝えられています。
いずれも報道ベースの情報であり、状況は流動的です。
万一の場合、空域や空港が事前の予告なく閉鎖される可能性がありますので、航空会社や外務省の最新情報を随時ご確認くださいますようお願いいたします。
背景:米国大使館占拠記念日と2026年の情勢
米国大使館占拠記念日は、1979年11月4日にテヘランの米国大使館が学生らに占拠され、外交官ら52人が444日間拘束された事件にちなむものです。イランではペルシア暦の13アーバーンにあたるこの日を、学生の日、また「世界的傲慢との闘いの国民の日」として位置づけ、毎年、官民あげた大規模な行進が行われています。
例年、反米・反イスラエルのスローガンが唱えられ、米国やイスラエルの国旗が焼かれる場面も報じられています。今年は、2026年2月28日に始まった米国・イスラエルによるイラン攻撃、4月の停戦、6月中旬の米イラン間の覚書署名を経て、60日間の期限が8月17日に合意なく過ぎた後の、緊張が続く情勢のなかでの開催となります。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年11月2日)における公開情報に基づいています。集会の内容・時間・交通規制、また現地の治安情勢や航空便の運航状況は、今後急に変更される場合があります。
- 渡航前に必ず外務省 海外安全ホームページ、在イラン日本国大使館、各航空会社の最新情報をご確認ください。
- 集会の開催場所・時間は直前に変更・中止される場合があります。また、米国による追加攻撃の報道は報道ベースの情報であり、実際の動向により空域・空港の閉鎖や欠航が急に発生する可能性があります。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、運航の遅延・欠航、集会等への巻き込まれ等について、当サイトは一切の責任を負いません。

