2026.09.25
シンガポール|公共バスでの迷惑行為が罰則対象とする新規則を施行

シンガポールで2026年9月23日(水)から、公共バス および バス・インターチェンジ/ターミナル(バスの乗り換え拠点・発着所)での迷惑行為が、新たな規則により罰則の対象となりました。
座席に足を乗せる、大音量で音楽や動画を再生する、ゴミを捨てる、車内で飲食するといった行為は最大500SGD、より重大な違反は最大5,000SGDの罰金が科される可能性があります。
現地で公共バスをご利用になる渡航予定の方・滞在中の方が対象でとなっておりますので、車内では音声コンテンツはイヤホンでお楽しみいただき、飲食やゴミの扱いにもご配慮くださいませ。
- 2026年9月23日から、公共バス車内とバス・インターチェンジ/ターミナルでの迷惑行為が「違反行為」になりました
- 罰則は最大500SGD(足乗せ・大音量・ポイ捨て・車内飲食など)、重大な違反(インターチェンジ/ターミナル内での妨害・危険行為、バスや施設の汚損)は最大5,000SGDです
- 運行事業者の認定職員が「違反通告」を発行し、その後シンガポール陸上交通庁が調査します。なおバス運転手に発行権限はありませんが、注意や降車の要請は行えます

新規則の内容と取り締まりの流れ
違反が疑われる場合、バス運行事業者の認定職員(チケット検査員、バス・インターチェンジの職員など)が「違反通告(Administrative NOO)」を発行し、その後にシンガポール陸上交通庁(LTA)が調査を行います。
シンガポールにて公共バスご利用の際は下記にご留意ください。
なお、身体的・精神的な事情のある利用者には裁量と公平性をもって対応するとしています。
- 音楽や動画コンテンツの再生は、イヤホンやヘッドホンをご利用ください
- 座席に足を乗せないようご配慮ください
- 車内での飲食はお控えください(水分補給などの例外の有無はLTAの発表では明示されていないため、事前にご確認ください)
- ゴミは持ち帰り、車内や施設を汚さないようご注意ください
- 運転手や職員から注意を受けた場合は、その場でご対応いただくことをお勧めいたします。また降車を求められることがあります
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施行日 | 2026年9月23日(水) |
| 根拠となる規則 | Bus Services Industry (Control of Conduct and Activities – Public Bus) Regulations 2026 および同 Bus Interchange Regulations 2026 |
| 対象場所 | 公共バス車内、バス・インターチェンジ、バス・ターミナル |
| 罰金 最大500SGD |
・他の乗客への迷惑・不快行為(座席に足を乗せる、大音量で音声を再生する) ・ゴミのポイ捨て ・バス車内での飲食 |
| 罰金 最大5,000SGD |
・バス・インターチェンジやターミナル内で他の利用者の妨げや危険となる行為 ・公共バス、バス・インターチェンジ・ターミナルの汚損 |
| 取り締まり主体 | バス運行事業者の認定職員が違反通告を発行し、シンガポール陸上交通庁が調査します |
| バス運転手の権限 | 違反通告の発行権限はありません 運送約款(Conditions of Carriage)に基づき行為をやめるよう注意し、従わない場合は降車を求められます それでも協力が得られない場合は運行管理センターへ、悪質な場合は警察へ支援を要請できます |

新規則導入の背景:鉄道と揃える形で整えられたバスの規制
シンガポール陸上交通庁(LTA)は2024年12月から、騒音を控える、一人一席を守るといった標識を電車とバスに順次導入し、2025年3月10日には運送約款を導入しました。
現地報道によると、バスでは鉄道より乗客の行動を管理する政府の権限が限られていたことから、2025年10月に法律が成立し、今回の規則の施行に至ったとしています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年9月25日)における公開情報に基づいています。規則の運用状況や取り締まりの詳細は、今後変更される場合があります。
- 渡航前および現地での移動前に、シンガポール陸上交通庁(LTA)公式サイトおよび各バス運行事業者の最新情報をご確認くださいませ。
- 記事中の罰金額は「最大額」であり、実際の処分は違反の内容や個別の状況を踏まえたLTAの調査により判断されます。
- 違反通告を受けた場合の手続きや問い合わせ先については、LTAまたは運行事業者にご確認くださいませ。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、罰則の適用等について、当サイトは一切の責任を負いません。

