2026.09.02
インドネシア|北スマトラ州シナブン山の噴火警戒レベルの引上げ(9/2更新)

2026年8月31日午前10時17分(現地時間)、インドネシア北スマトラ州カロ県に位置するシナブン山(標高2,460m)が噴火し、噴煙が山頂から約3,500m(海抜約5,960m)の高さまで上がりました。この噴火を受け、インドネシア・エネルギー鉱物資源省地質庁は同日12時30分付で、シナブン山の警戒レベルを「レベル2」から「レベル3」へ引き上げています。
噴煙・降灰の影響でクアラナム国際空港(メダン近郊)発着便に欠航・遅延が相次いでいます。
在メダン日本国総領事館は9月2日、多数の航空便で欠航・遅延が発生していることを明らかにするとともに、今後空港閉鎖等に発展する可能性もあるとして、渡航予定の方に航空会社の運航状況をこまめに確認するよう呼びかけています。
インドネシア・エネルギー鉱物資源省地質庁(Badan Geolgi)|Laporan Khusus No.1441.Lap/GL.03/BGL/2026
- シナブン山の噴火(8月31日発生、警戒レベル3)による降灰の影響で、クアラナム国際空港(メダン近郊)発着便に欠航・遅延が発生しています
- 空港運営会社の発表によると、9月1日夕刻時点で欠航55便、時刻変更6便、遅延11便に達しており、同日には約2時間の一時閉鎖も発生しました
- 在メダン日本国総領事館は9月2日、今後の空港閉鎖等への発展可能性に言及し、渡航予定の方に航空会社の運航状況の確認を呼びかけています
メダンへ渡航・滞在される方への注意喚起
空港運営会社(PT Angkasa Pura Aviasi)によると、9月1日夕刻時点で欠航55便、時刻変更6便、遅延11便に達しており、同日には約2時間にわたり空港が一時閉鎖される事態も発生しました。
北スマトラ州(メダン、クアラナム国際空港利用者を含む)へ渡航・滞在を予定されている方は、搭乗予定の航空便の運航状況を随時ご確認いただくとともに、空港へは時間に余裕を持ってご移動下さい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 影響を受けている空港 | クアラナム国際空港(KNO) 9月1日10:50~12:45(現地時間)に一時閉鎖(NOTAM A3250/26) 同日14:07に運航再開(NOTAM A3254/26) |
| 便数への影響 (9月1日夕刻時点・累計) |
欠航55便、時刻変更6便、遅延11便 (空港運営会社PT Angkasa Pura Aviasi発表) |
| 関連路線への影響 | ジャカルタ(スカルノ・ハッタ国際空港)~クアラナム線:9月1日の41便中15便欠航、14便遅延 |
| その他の交通機関 | 鉄道・バス等、航空以外の公共交通機関への具体的な影響は現時点で報告されていません。 |
| 今後の見通し | 火山灰の分布や風向きにより状況は流動的 空港運営会社は今後も欠航・遅延・時刻変更が生じ得るとしており、総領事館も空港閉鎖に発展する可能性を注意喚起しています |
シナブン山の活動経緯
シナブン山は2010年に約400年ぶりに噴火して以降、断続的に活動を続けている活火山です。
2023年5月17日からレベル2の警戒レベルが維持されていましたが、2026年8月12日以降に火山性地震の増加が確認され、同月13日には規制区域が拡大されていました。
※ 直近の噴火時期については報道機関により「2021年7月28日」「2022年」など表記に差異が見られます。本記事では、地質庁の特別報告に基づき、2023年5月からの警戒レベル推移を基準として記載しています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年9月1日)における公開情報に基づいています。シナブン山の活動状況、警戒レベル、規制区域等の詳細は、今後の火山活動の推移により変更される場合があります。
- 渡航前に必ずインドネシア・エネルギー鉱物資源省地質庁(Badan Geologi)およびPVMBG公式サイト(MAGMA Indonesiaアプリ等)、外務省海外安全ホームページの最新情報をご確認ください。
- 火山活動の状況により、規制区域や警戒レベルは今後さらに引き上げ、または引き下げとなる可能性があります。実際の規制内容は、渡航先・時期によって異なる場合があります。
- 噴火活動が今後さらに活発化した場合、航空便の運航に影響が生じる可能性も否定できません。ご搭乗予定の航空会社の公式サイトで運航状況をあわせてご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いません。

