2026.08.13
コロンビア|地震発生に伴う注意喚起(8/13更新)

2026年8月10日午前7時34分ころ(現地時間)、コロンビア西部チョコ県のサン・ホセ・デル・パルマル付近を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。
ボゴタ、カリ、ペレイラ、マニサレス、キブドなど複数の都市で建物の倒壊や道路の損壊など甚大な被害が確認されており、コロンビアを旅行中または渡航を予定されている方は、現地の治安・交通情報に十分ご注意くださいませ。特に空港7か所が一時運航停止となるなど公共交通機関にも大きな影響が及んでいるため、フライトスケジュールの確認や現地での移動計画の見直しもご検討ください。
- コロンビア西部チョコ県で発生したマグニチュード7.4の地震により、死者239人、行方不明者287人にのぼる甚大な被害が生じています(コロンビア政府公式発表、2026年8月12日午前7時30分時点)。
- 空港7か所が一時運航停止となり、ペレイラの空港は8月13日時点でも商業便の運航停止が続いています(空港側は10日程度での国内線再開を目指すとしていますが、当局による正式な再開時期の発表はまだありません)。
- カリ市では地震発生後、連日にわたり夜間外出禁止令が発令されており、余震も断続的に続いていることから、引き続き警戒が必要です。
ペレイラなどコロンビア西部へ渡航・滞在予定の方への注意喚起
コロンビア西部への渡航を予定されている方、また現地に滞在中の方は、ご利用予定のフライトが予定どおり運航されるか、対象便やご自身の予約状況の詳細については、公式サイト・アプリまたはコールセンター等にてご確認いただくようお願いいたします。
空港によっては運用体制が平常時と異なる場合があるため、余裕を持って空港へご移動くださいませ。
また、空港の運航停止や大幅な遅延が生じた場合に備え、陸路など代替の移動手段についても事前にご検討ください。
なお、ポパヤン(グイジェルモ・レオン・バレンシア空港)も一時閉鎖されていますが、これは地震ではなく、プラセ火山の噴煙による措置とされています。ボゴタのエルドラード国際空港をはじめ、その他の主要空港は通常どおり運航しています。
| 空港(都市) | 現在の状況 |
|---|---|
| アルフォンソ・ボニージャ・アラゴン空港 (カリ) |
施設に損傷はなく、通常どおり運航しています |
| マテカーニャ国際空港 (ペレイラ) |
7空港の中で唯一、定期商業便の運航停止が続いています 国家便・医療搬送・捜索救助・人道支援便のみ受け入れています 空港側(運営責任者)は8月12日、滑走路・管制塔とも大きな損傷はなく、瓦礫撤去に約3日、国内線再開までは10日程度を見込んでいると説明していますが、コロンビア航空庁(Aerocivil)による正式な再開時期の発表はまだありません。 |
| エル・カラーニョ空港 (キブド、チョコ県) |
管制塔を稼働させた「管制空港」として定期便の運航を再開しています。 |
| エル・エデン空港 (アルメニア) |
商業便の運航を再開していますが、施設状況により当面は他機の代替空港としての利用はできません |
| ラ・ヌビア空港 (マニサレス) |
管制塔にひび割れやガラス破損があるため、管制官不在の「非管制空港」として運航を再開しており、復旧作業が続いています |
| ヘラルド・トバル・ロペス空港 (ブエナベントゥラ) |
非管制空港として商業運航を再開しています |
| サンタ・アナ空港 (カルタゴ) |
非管制空港として、国家機・緊急/人道支援便に限り運航しています |
通信インフラへの影響
現地通信大手のTigo社が、地震後に停電および設備損傷に伴う通信の断続的な障害が生じていると発表しており、被災地域を中心に携帯電話がつながりにくい状況が生じている可能性があります。ご家族等との連絡手段については、複数の方法を確保しておかれることをお勧めいたします。
治安上の留意点
カリ市では、地震後の混乱に乗じた略奪の脅威が報告されたことを受け、市長により夜間外出禁止令(直近では8月12日午後9時~13日午前6時)が連日発令されており、一部地区で軍・警察の警戒が強化されています。8月12日~17日に予定されていたカリの音楽祭「ペトロニオ・アルバレス・フェスティバル」は延期されています。
なお、チョコ県については、今回の地震とは別に、日本国外務省の海外安全ホームページにおいて従来より危険レベル2(不要不急の渡航中止勧告)が発出されている地域が含まれます。渡航を予定されている方は、地震関連情報とあわせて最新の危険情報もご確認くださいませ。
地震の概要とコロンビアにおける地震活動
コロンビア地質調査所(SGC)によりますと、今回の地震はナスカプレートが南米プレートの下に沈み込む境界付近で発生した、深さ約96~110キロメートルのやや深発地震とみられており、ここ数十年でコロンビア国内最大級の規模であるとしています。
コロンビアでは1999年にアルメニア近郊でマグニチュード6.2の地震が発生し、1,100人以上が死亡した記録があるなど、たびたび地震被害に見舞われてきました。今回の地震発生後も、震源周辺では中規模の余震が繰り返し観測されており、コロンビア地質調査所が継続的に監視を行っています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年8月12日)における公開情報に基づいています。被害状況、死傷者数、空港の運航状況等は今後も変更される可能性があります。
- 渡航前・ご移動前に、必ずコロンビア国家災害リスク管理庁(UNGRD)、コロンビア航空庁(Aerocivil)、ご利用予定の航空会社、および外務省海外安全ホームページ等の最新情報をご確認くださいませ。
- 死者数・負傷者数・行方不明者数等については、発表機関や発表時点により数値が異なる場合があります。本記事は2026年8月11日正午時点のUNGRD公式発表を基本としていますが、Asocapitales(コロンビア県都市連合)等、他機関による集計では死者数が224人前後とされるなど、数値に幅があることにご留意くださいませ。
- 空港の運航状況、航空会社の救済措置の適用条件(対象期間・対象路線・手数料の要否等)は変更される可能性があるため、必ず各社公式窓口にてご確認ください。
- 余震の発生状況によっては、現地の状況が急変する可能性があります。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いません。

