2026.06.03
ポルトガル|ゼネラルストライキに伴う公共交通機関の運行制限

2026年6月3日、ポルトガル最大の労働組合連合であるCGTPが主導するゼネラルストライキが実施される予定です。
航空・鉄道・地下鉄・バスを含む交通機関全般のほか、医療・教育・公共サービスなど幅広い分野に影響が生じる見込みで、リスボン市内を含む国内主要都市ではデモも予定されており、デモが過激化するおそれも排除できないことから、現場周辺への接近は避けるよう注意が必要です。
リスボン市内では、Largo São Domingos(サン・ドミンゴス広場/ロッシオ周辺)を出発地点とし、São Bento(サン・ベント/共和国議会前)を最終地点とするデモが予定されています。デモは途中で過激化するおそれも排除できないため、実施中のデモ現場周辺には近づかないようにしてください。やむを得ず周辺を通行する場合は、周囲の状況に細心の注意を払ってください。全国各地のデモ実施場所および経路については、CGTPの公式ページでご確認ください。
労働者総連合会(CGTP)|GREVE GERAL 3 JUNHO 2026
- CGTP主導のゼネラルストライキが2026年6月3日(水)終日実施。SNPVAC(航空乗務員組合)・SITAVA(空港労働者組合)が参加し、最大約500便に影響が及ぶ可能性があります。
- TAPエア・ポルトガルは最小限サービス(ミニマムサービス)として79便のみ運航。リスボン地下鉄(メトロ)は6月2日(火)23時から6月4日(木)6時30分まで全線運休となります。
- リスボン市内ではサン・ドミンゴス広場(ロッシオ周辺)を出発点とし、サン・ベント(共和国議会前)を最終地点とするデモが予定されており、デモ周辺への接近は避けてください。
リスボンへ渡航・滞在される方への注意喚起
6月3日のゼネラルストライキにより、ポルトガル各地の空港・鉄道・地下鉄・バス・河川フェリーに広範な影響が生じる見込みです。
出発・到着フライトのある方は必ず各航空会社の公式サイトで運航状況をご確認ください。
地下鉄(メトロ・デ・リスボア)が全線運休のため、空港へのアクセスにはタクシー・TVDE(ライドシェア)またはCarris(路線バス、一部系統で最低限サービス)の利用もご検討ください。
| 分類 | 影響内容・対応状況 |
|---|---|
| 影響を受ける空港 | リスボン空港(LIS): ANA(空港運営会社)はSITAVAとの間でミニマムサービスに合意済み(DGERT発表) 旅客に対し、空港へ向かう前に各航空会社でフライト状況を確認するよう案内 ポルト空港(OPO)・ファロ空港(FAO)・国内主要空港: 同様に運航便数の大幅な減少が見込まれる。 |
| TAPエア・ポルトガル | ミニマムサービスとして合計79便のみ運航(6月2日・3日の2日間合計) 残りの便は運休。 確保されている主な路線:大西洋諸島(ポンタ・デルガダ2往復、テルセイラ1往復、マデイラ2往復)、ブラジル(サンパウロ1往復、リオデジャネイロ1往復)、米国(ニューヨーク1往復、ボストン1往復)、欧州主要都市(パリ2往復、ロンドン2往復、フランクフルト、ルクセンブルク、ローマ、ニース各1往復)等。影響を受けた旅客には航空券の無償変更(5月27日〜6月11日の間で変更可)を案内。予約確認はTAP公式サイトにて。 |
| その他の航空会社 | Ryanair・easyJet:ポルトガルを拠点とする航空機が影響を受けるおそれあり SATA・アゾレス航空:6月1日〜7日の間で無料変更対応を案内(公式サイト参照) |
| 鉄道(CP・Fertagus) | 仲裁裁判所の裁定によりミニマムサービス25%を確保。 CP(ポルトガル国鉄)はアルファ・ペンジュラル、インテルシダーデス、インテル・リジョナル、リジョナル、コインブラ・リスボア・ポルト近郊路線等で最低限の運行を維持。 6月2日・4日も一部影響の可能性あり。 |
| リスボン地下鉄 (メトロ・デ・リスボア) |
6月2日(火)23時から全線運休。6月4日(木)6時30分に運行再開予定 |
| Carris (リスボン市内バス) |
ミニマムサービスを実施。 703・708・717・726・735・736・738・751・755・758・760・767系統が午前ピーク時終了まで100%運行。 詳細はCarris公式サイトで確認。 |
| 河川フェリー (Transtejo/Soflusa) |
テージョ川両岸間の旅客フェリーについてはミニマムサービスが定められていない。運休の可能性大。 |
| ポルト地下鉄・STCP (ポルト市内バス) |
ポルト地下鉄4路線が参加、STCPも参加確認済み。 ポルト都市圏でも交通機関の大幅な乱れが見込まれる。 |
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年6月3日)における公開情報に基づいています。ストライキの状況・交通機関の運行情報は今後変更される場合があります。
- 渡航前および滞在中は、必ず各航空会社・空港・交通機関の公式サイトおよびSNS等で最新情報をご確認ください。
- ストライキは中止・延期・縮小される可能性もあります。また、労使交渉の進展等により状況が急変する場合があります。
- フライトのキャンセル・遅延が生じた場合の補償条件(EU規則EC261/2004に基づくものを含む)については、予約先の航空会社に直接ご確認ください。ストライキ等の外的事由による場合は補償の対象外となる可能性があります。
- デモの実施状況・経路については、事前にCGTPの公式サイトまたは現地当局の情報をご確認ください。デモ現場周辺への不必要な接近はお控えください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、フライトのキャンセル・遅延・変更、デモや公共交通機関の運休による損害等について、当サイトは一切の責任を負いません。

