2026.04.21
香港|電子タバコ等の公共の場での所持が全面禁止に(4/30〜)

香港政府は、喫煙率低下を目的とした段階的な規制強化の一環として、2026年4月30日より電子タバコ・加熱式タバコ製品・ハーブタバコ等の「代替喫煙製品(ASP)物質」を公共の場所で所持することを新たに禁止します。
香港への代替喫煙製品の輸入・製造・販売・商業目的の所持はすでに2022年4月30日より禁止されており、今回の措置はその規制をさらに拡張するものです。最近では、香港への代替喫煙製品の持込みにより邦人が逮捕される事案が複数報告されており、在香港日本国総領事館および外務省も注意を呼びかけています。
香港衛生署 タバコ・アルコール取締局(TACO)|Tobacco Control Legislation - Ban on Alternative Smoking Products
- 2026年4月30日より、電子タバコ等の代替喫煙製品物質(リキッド・カートリッジ・加熱式スティック等)を公共の場で所持することが新たに禁止。少量でも3,000香港ドルの定額罰金が科されます。
- 香港への代替喫煙製品の持込み(輸入)はすでに2022年から禁止されており、違反した場合は最大200万香港ドルの罰金と7年の禁錮刑が科される可能性があります。
- 邦人を含む外国人旅行者の逮捕・起訴事案が複数報告されており、知らずに携行した場合も処罰の対象となるため、渡航前に必ず関連法規を確認してください。

香港へ渡航される方への注意喚起
香港を訪れる際、アイコスやグローなどの加熱式タバコ製品、電子タバコのリキッドやカートリッジなどを日本から携行することは、2022年以降すでに「輸入禁止」として違法となっています。
その上で、2026年4月30日以降は、公共の場での所持そのものも禁止されます。
実際に日本人が当地で持込みにより逮捕された事案が複数報告されており、香港では2025年9月の法改正により当局の逮捕権が強化され、取り締まりが急速に厳格化しています。渡航前に手荷物を十分に確認し、該当製品を携行しないようご対応ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新規制の施行日 | 2026年4月30日 |
| 禁止対象 (公共の場での所持) |
電子タバコ用リキッド・カートリッジ・ポッド、加熱式タバコスティック、ハーブタバコスティック等の「指定代替喫煙製品物質」 |
| 少量所持の罰則 (非商業目的) |
定額罰金3,000香港ドル (カートリッジ5個未満・リキッド5ml未満・加熱スティック100本未満・ハーブタバコ100本未満) |
| 大量所持・商業目的の罰則 | 最大5万香港ドルの罰金および禁錮6か月 |
| 香港への持込み (輸入) |
2022年4月30日より全面禁止。 略式起訴で最大50万香港ドルの罰金・禁錮2年、正式起訴で最大200万香港ドルの罰金・禁錮7年 |
| 禁煙エリアでの使用 (電源オン状態での携行) |
法定禁煙区域内で使用・電源オン状態での携行も違反。定額罰金3,000香港ドル |
| 対象者 | 香港在住者・外国人旅行者を問わず全ての人(トランジットで入境しない場合は適用外) |
邦人逮捕事案について
2026年4月、日本から香港に到着した人物の手荷物から電子タバコや加熱式タバコ等約1万8,400本が発見され、禁錮3か月の即時実刑判決が言い渡されたことが現地メディアで報じられています。また、2025年9月の法改正以降の約半年間で23人が禁錮2か月から6か月の実刑判決を受けているとも伝えられています。
在香港日本国総領事館は、代替喫煙製品の持込みによる邦人の逮捕事案が複数報告されているとして注意喚起を行っています。
「個人使用目的の少量」であっても厳格に取り締まられているため、該当製品は日本出国前に必ず手荷物から除いてください。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年4月21日)における公開情報に基づいています。
香港における代替喫煙製品の規制内容・罰則は今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ず香港衛生署タバコ・アルコール取締局(TACO)公式サイトおよび外務省海外安全ホームページの最新情報をご確認ください。
- 規制の対象製品・罰則の詳細は今後変更される可能性があります。
- 香港への入国時(輸入)に代替喫煙製品が発見された場合、逮捕・起訴・実刑判決を受ける可能性があります。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、法令違反による罰則・逮捕等について、当サイトは一切の責任を負いません。


