海外

2022.03.02

コンゴ共和国│入国時のコロナ検査義務の廃止、陸路及び水路国境の再開

● 2月28日、コンゴ(共)政府は新型コロナウイルス感染症対策の一部緩和策を公表
● ブラザヴィル市及びポワント・ノワール市の外出禁止令の即時全面解除
● コンゴ(共)の陸路及び水路国境の再開
● コンゴ(共)領土への入国に際し、空港等でのCOVID-19検査義務廃止

1 2月28日、コンゴ(共)政府は新型コロナウイルス感染症対策の一部緩和について詳細を公表しました。

2 この度、新たに示された対策は次のとおりです。
(1)ブラザヴィル市及びポワント・ノワール市の外出禁止令の即時全面解除。
(2)ディスコ、密閉された遊興施設等の閉鎖措置の解除。ただし、これら施設利用にはワクチン接種証明書の提示が条件となる。
(3)防疫措置の厳格な遵守の上、スポーツ及び大規模行事の全面的な再開。
(4)コンゴ(共)領土への入国に際し、空港等でのCOVID-19検査義務を廃止。
(5)コンゴ(共)の陸路及び水路国境の再開。

3 今後も継続される主な感染予防対策については、以下のとおりです。
(1)本年4月22日まで保健緊急事態を継続。
(2)各個人における適切なマスク着用義務。
(3)公共交通機関(バス、タクシー、電車、船、飛行機等)及び民間交通機関(車両、船、飛行機)の利用に際して、全ての乗客はマスク着用の義務。
(4)人の集合を想定した開放的な空間での活動(家族イベント、スポーツ、政治的及びその性格を有する会合)にも適用。
(5)予防接種は全ての専門的職種に対して推奨するとともに、公的又は民間企業雇用主双方に対して従業員への接種を推奨。
(6)感染リスクが高い職種、組織に対する定期的な検査。
(7)COVID-19検査については、国により定期的かつ迅速な鼻咽頭抗原検査を実施。
(8)出入管理地点では、簡易的な唾液抗原検査の禁止措置を継続。
(9)10歳未満の子供を除き、コンゴ(共)に入国する全ての乗客は、入国時点で少なくとも72時間以内のRT-PCR検査で陰性であることの証明(証明書等の提示)が必要。
(10)全ての家族行事(結婚式、通夜、埋葬、葬儀等)では感染予防対策を実施。

3 世界保健機関(WHO)によると、2020年1月3日から2022年3月1日までの累計感染者は、24,020名、死者378名となっています。

在留邦人の皆様におかれましては、感染予防に万全を期すとともに、これまでの政府発表を遵守し、関連情報に十分留意しながら、慎重な行動を心掛けていただきますようお願いいたします。

(本件担当)
在コンゴ共和国日本国大使館
領事担当 浅井(+243 81 880 5912)
松原(+243 81 514 6605)
医療担当 浅川(+243 81 880 5582)

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