2025.09.05
コンゴ民主共和国|カサイ州におけるエボラ出血熱感染例の発生についての注意喚起
WHOによる発表や一部報道によれば、当地保健当局は、カサイ州ブラペ(Bulape)保健区域及びムウェカ(Mweka)保健区域におけるエボラ出血熱感染例の発生を発表しています。同情報によれば、現時点では28件の疑い症例が報告され、15人の死者が出ており、当地保健当局などによる調査や検体分析が進められています。
エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染します。
また、感染したサルなどの動物の血液、分泌物、排泄物、唾液などとの接触でも感染する可能性があります。
つきましては、野生動物や患者に直接触れないなどの対策を取っていただくとともに、万が一、当該地域の訪問など感染の可能性が排除し得ない状況において、発熱、倦怠感、食欲低下、頭痛、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れた場合には、速やかに医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。
(参考)厚生労働省ホームページ:エボラ出血熱について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html
(本件担当)
在コンゴ民主共和国日本国大使館
政務担当 東 (+243 855 704 182)
領事担当 表原(+243 818 805 912)