海外

2021.11.02

ラオス 首都ビエンチャンにおけるCOVID-19感染拡大防止措置の強化(2021年10月31日~11月14日)

【ポイント】
〇11月2日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、首都ビエンチャン427名(市中感染)、ルアンナムター県172名(市中感染)、ビエンチャン県105名(市中感染)、ルアンパバーン県58名(市中感染)、ボケオ県40名(市中感染)、ウドムサイ県16名(市中感染)、カムワン県15名(市中感染)、ボリカムサイ県12名(市中感染)、サワンナケート県8名(市中感染6名、帰国労働者2名)、セコン県7名(市中感染)、チャンパサック県5名(市中感染)、サイソンブン県4名(市中感染)、サラワン県3名(市中感染)、シェンクワン県1名(市中感染)の計873名の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計41,829名になりました。
〇ラオス国内において68~70人目の死亡者が確認されました。
〇10月30日、首都ビエンチャン市長は、以下IIIのとおり首都ビエンチャンにおけるCOVID-19感染拡大防止措置の強化に関する通知を発出しました。従来の通知との主な変更点は、以下のとおりです。
・夜間車両通行禁止23時~5時(従来は22時~5時)
・会議・集会の出席者50人まで(従来は20人まで)
・小売店・スーパー等の営業時間6時~21時(従来は9時~20時)
・市場の営業時間5時30分~19時30分(従来は6時~19時)
・レストラン・カフェの営業時間6時~21時まで(従来は6時~20時)
・追跡アプリ(LAO KYC)のインストール及び同アプリを通じたワクチンIDの取得

【本文】
I 首都ビエンチャンの市中感染状況
サイセッター郡93名(うち縫製工場CKL社31名)
サイタニー郡51名
シーサッタナーク郡50名
シコータボン郡49名
チャンタブリー郡48名(うち治安維持省35名)
ハートサイフォン郡29名
ナーサイトン郡12名(うち刑務所14名)
その他は調査中

II 死亡者の状況
(1) 首都ビエンチャンのサイタニー郡Nontae村の23歳男性でサイセッター郡刑務所に収容中。10月29日に陽性、11月1日に死亡。
(2) ビエンチャン県カシー郡Phukham村の73歳男性。11月1日郡病院で陽性、ポンホーン郡のCOVID19治療施設に移送後に死亡。高血圧、糖尿病でワクチン未接種であった。
(3) 首都ビエンチャンのチャンタブリー郡Dongpalep村の82歳男性。11月2日、ミッタパーブ病院に搬送され陽性、その後死亡。

III 首都ビエンチャンにおけるCOVID-19感染拡大防止措置の強化に関する通知
(2021年10月30日付け首都ビエンチャンCOVID-19対策特別委員会通知第40号)
 
宛先:首都ビエンチャンにある政府・民間機関
首都ビエンチャンに居住するすべてのラオス国籍及び外国籍者
件名;10月31日から11月14日までの首都ビエンチャンにおける感染拡大防止措置の強化・継続
 
市中感染が首都全域で引き続き拡大している。現時点で首都ビエンチャンのレッドゾーンは252村あり、10月の1か月で7,261人の新規感染が確認された(前月比242.5%増。一日平均242人)。医療・行政・ビジネスの各措置のバランスを取りつつ、新たな生活・生業様式の条件を整備するため、各種措置を10月31日から11月14日24時までの15日間延長し、以下のとおり実施する。
 
1 外国人を含む18歳以上の対象者及び中等学校7年生はワクチン接種を完了してワクチンIDを取得し、各種施設の利用・移動時に証明書として用いること。

2 濃厚接触者(C1及びC2)は指定検査場(Lao-Viet中等学校、Chao Anouvong中等学校、ブンカニョン体育館、サイタニー郡検査場、シーサッタナーク郡病院)で早急に検査を受け、自宅又は村・郡の隔離施設で14日間自主隔離を行うこと。隔離中の外出、出勤、公共施設への出入り、他県への移動(及び他県住民の首都への移動)は固く禁止する。同時に追跡アプリ(LAO KYC)をインストールすること(日本大使館注:C1=close contacts, C2=close contacts of close contacts)。

3 一般に適用される禁止・制限措置
(1)パークグム郡Don村、ハートサイフォン郡Thadeua村、シコータボン郡Nongda村及びサントーン郡Khok-hae村の各検問所で往来封鎖。ラオス・タイ第1友好橋の国境ゲートについては中央対策特別委員会の措置及び公共事業運輸省の通知に従うこと。
(2)首都ビエンチャン全域で夜間23時から翌朝5時までの車両通行を禁止する。ただし、商品・食料・医療用品の貨物輸送車、救急車、消防車、レスキュー車、対策特別委員会の車両、警察車両及び委員会の許可を受けた車両は除く。
(3)遊興施設(ナイトクラブ等)、カラオケ店、マッサージ・スパ、映画館、パブ(酒類を提供する炭火焼店を含む)、ガーデンレストラン、観光地、エステサロン、インターネットカフェ、ビリヤード場、カジノ及び各種ゲーム店の営業禁止。
(4)生活必要品・食品、医療用品、その他生活に必要な商品の売り惜しみ又は便乗値上げを禁止する。
(5)あらゆる場所におけるパーティー・飲み会の開催を禁止する。
(6)宗教行事、伝統行事、結婚式等を含む出席者50人以上の会議、集会、またはその他の活動を禁止する。

4 市中感染発生地域(レッドゾーン)は上記3に加え以下の措置を遵守すること
(1)対策特別委員会の指定するレッドゾーンへの出入りを禁止する。ただし、貨物輸送車及び許可を受けた者を除く。
(2)全ての場所における集会の禁止。ただし、委員会の許可を受けた活動を除く。
(3)場内感染が発生した工場及びレッドゾーンにある工場・企業の操業・営業停止。ただし、対策特別委員会から許可を受けた工場、食品・医薬品・医療用品を製造する工場を除く。
(4)レッドゾーン内にある理容店、美容室等の営業禁止。
(5)屋内・屋外運動施設の閉鎖、スポーツ大会及び公園等での運動の禁止。

5 レッドゾーン(市中感染が発生している地域)外における緩和措置
(1)卸売・小売店、スーパーマーケット、ミニマート、ショッピングモールは6時から21時まで、各市場は5時30分から19時30分まで営業を許可。ナイトマーケットの営業は対策特別委員会の許可が必要。ただし、検温、1メートル以上の対人距離の確保、マスク、石けん・ジェルによる手洗い等の感染防止対策を徹底すること。
(2)理容店・美容室は19時までの営業を許可。事業者、従業員、利用客は規定回数のワクチンを接種済であること。感染防止対策を徹底すること。
(3)レストラン・カフェは6時から21時まで営業を許可。店内飲食可。ただし、1メートル以上の座席間隔の確保、酒類の提供禁止、感染防止対策を徹底すること。事業者、従業員、利用客は規定回数のワクチンを接種済であること。市中感染の発生している地域の店舗については、テイクアウト販売のみ許可。
(4)教師及び生徒の登下校のない全寮制の学校での開講許可を検討。ただし、対策特別委員会の許可が必要な上、感染防止対策を厳格に行うこと。その他の全ての学校では引き続きオンライン形式の講義を実施すること。
(5)工場の操業及び各企業の営業を許可する。ただし、2021年9月17日付け中央対策特別委員会通知第4303号等の規定に沿って、作業場所の安全基準をクリアしなければならない。また、作業場所及び宿泊場所の安全確保措置の実施について約束するとともに、COVID-19に感染した職員及び労働者が発生した場合に備え、濃厚接触者の隔離費用、感染者の療養施設費用、宿泊施設での食費及び医療措置実施のための費用等、発生する出費に対し責任をもつよう準備する。
(6)屋内・屋外スポーツ施設及び公園施設は営業許可を検討。安全確保措置の実施を対策特別委員会と約束すること。
(7)本通知4(1)~4(6)(ママ。4(1)~4(5)の誤記と思われる)に定める工場及び関係者に対し、各施設の入り口にQRコードを設置し、利用者が入構時にスキャン・登録できるようにする。職員を配置し、施設を出入りする者にQRコードをスキャンさせ、ワクチンIDを記録させること。QRコードのスキャン及びワクチンIDの記録システムが設置されていない施設の営業は認めない上、10月29日付け首都ビエンチャン市長通知第39号の規定に沿って対策を講ずる。

6 商品輸送のための首都ビエンチャンの出入りを許可する。ただし、運転手は規定回数のワクチンを接種済みであること。感染対策を厳格に実施すること。首都から他県に移動する乗客及び運転手は、中央あるいは首都の対策特別委員会及び目的地の県の対策特別委員会が発行する許可証が必要。

7 メコン河沿いのボートでの漁労を6時から18時まで許可する。各郡行政当局、軍隊及び警察は管理規則を出し、警戒活動を実施すること。

8 周辺国から帰国し、首都ビエンチャンの施設で14日間の待機を完了した労働者、学生、ラオス人は引き続き自宅で14日間の待機を行うこと。ただし、ホテルで14日間待機を完了した者は除く。

9 葬儀及び葬儀後の法要は2021年9月15日付け対策特別委員会通知第4291号の勧告に従って実施すること。村行政当局等が指導を徹底すること。

10 違反者に対する罰則
(1)中央・首都の感染拡大防止措置及び本通知に違反した場合、個人は3百万キープ/人/回、法人は1千万キープ/団体/回の罰金を厳格に科せられる。
(2)違反の重大性に応じて法的措置を取る。

以上を通知するとともに、本通知に基づく対応を要請する。

首都ビエンチャン副市長
首都ビエンチャンCOVID-19対策特別委員長
プーヴォン・ヴォンカムサオ

IV 首都ビエンチャンのワクチン接種情報
保健省によると、11月30日まで以下のとおり予定しているとのことです。ワクチンはいずれもシノファーム製、アストラゼネカ製、J&J製(1回目のみ)です。対象:高校卒業生又は17歳以上の方
(1) 1回目接種
ア 必要書類:パスポートなどの身分証明書
イ 予約不要
ウ 場所 中国協会(中国寺院)(8:00~16:00、土日を含む。)
(2) 2回目接種
ア 必要書類:1回目に渡されたワクチンカード
イ 予約不要
ウ 場所  中国協会(中国寺院)(8:00~16:00、土日を含む。)

【新型コロナウイルスに関する厚生労働省HP】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

●領事サービスの事前予約制
当大使館での旅券、証明、戸籍届出等の領事サービスを事前予約制とさせていただいています。詳細は以下を御覧願います。
「往来封鎖(ロックダウン)に伴う日本大使館領事サービスの事前予約制」
https://www.la.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00678.html

在ラオス日本大使館領事班
開館時電話:021-414-400~403
閉館時緊急電話:020-5551-4891
メール:consular@vt.mofa.go.jp

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