2016.07.02
ブルネイ 各地のデング熱について
在ブルネイ日本国大使館からお知らせ
近隣国での報道によりますと、本年1月から6月18日までのマレーシア全土でのデング熱感染は53,988件となっており、うち死亡件数は118件とのことです。また、6月12日から18日の1週間で、マレーシア全土で1, 803件の報告があったとしています。
ブルネイに近い地域としては、サラワク州が71件、サバ州が85件となっています。特にブルネイと国境を接するサラワク州については、5月23日までの感染報告は1,105件、そのうち市街地では807件、地方は298件とのことです。
感染報告がもっとも集中した地域には、州都クチンも含まれ188件報告されています。サラワク州保健局によりますと、スクールホリデーや伝統行事等で人の移動が多かったため、市街地から地方へ感染が拡大したのではとしています。
また、シンガポールでも既に8,946件のデング熱感染報告があり、うち死亡件数は5件としています。モンスーンシーズンで蚊の媒介のシーズンでもあるこの時期、ブルネイの近隣国では、蚊を媒介して感染する病気への備えは必須であります。
旅行を計画されている場合は、長袖・長ズボン等の着用など、備えに留意下さい。
在ブルネイ日本国大使館
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