海外

2016.07.01

イスラエル ラマダン期間・金曜礼拝等をひかえた安全対策と注意喚起について

平成28年6月30日
在イスラエル日本国大使館


1 昨年10月以降の当地治安情勢については、発生件数は減少し、現在小康状態にはありますが、ヨルダン川西岸地区、イスラエル国内を問わず引き続き緊張状態にあります。特にラマダン期間終盤(7月5日最終日(予定))である現在は、特に治安悪化が懸念されます。このため、いわゆる「巻き込まれ」の危険性を含め予断を許さない状況が依然として続いております。

2 最近、イスラエルで発生した事案としては、16日午後、エルサレム旧市街ダマスカス門付近において、パレスチナ人による路線バスへの投石事件が発生、翌17日(金)午後には、同エルサレム旧市街内において、パレスチナ人女性によるイスラエル人に対する刺傷未遂事件が発生しました。25日午後、エルサレム市北東部の国道437号線において、パレスチナ人によるイスラエル人車両に対する投石事件が発生しました。
また、26日午後、エルサレム旧市街の「神殿の丘」において、覆面を被ったパレスチナ人数名による投石等暴力事件が発生、パレスチナ人4名が逮捕されました。翌27日朝にも、覆面を被った6名のアラブ人が、「神殿の丘」に入域したユダヤ人と国境警察官らに向かって投石する事件が発生、同アラブ人6名は逮捕されました。以上事案を受け、28日、イスラエル警察は3日間、非ムスリムの「神殿の丘」への入域を禁ずる旨の声明を発出しました。

3 また、5月29日、イスラエル治安当局は、ハマス・セル数人を、4月18日に発生したエルサレムにおけるバス爆発事件の容疑者として逮捕した旨発表した他、その後、車両爆破や銃撃事案を計画していた別のハマス・セルのメンバーらが逮捕されております。

4 更に、毎週金曜日の正午頃には、各地モスクにおいて、イスラム教徒による大規模な集団礼拝(金曜礼拝)が行われますので、それに伴うデモ、衝突等、治安の悪化が懸念されます。

5 以上より、今後も当面の間、当地治安が不安定な状況になることが十分考えられますので、海外安全情報(外務省海外安全ホームページ参照)に従って、ガザ地区及び同地域との境界周辺を始め、レベル3(渡航中止勧告)の地域には立ち入らないとともに、その他の地域を訪れる場合にも、当地の報道や在イスラエル日本国大使館のホームページ等で最新の情報を入手し、人が多く集まる場所は極力控え、不審人物には近づかない、テロの標的となりやすい路線バス、シェルート(乗り合いバス)の利用は極力避けて下さい。また、投石やテロ事案が発生しているエルサレム旧市街の「神殿の丘」やダマスカス門、ライオン門等付近には近づかない等、安全対策には最大限の注意を払ってください。

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