2026.05.13
イスラエル|エルサレムの日に関する注意喚起(5/14〜15)

5月14日(木)の夕方から15日(金)の夕方にかけて、イスラエルでは「エルサレムの日(Yom Yerushalayim)」とされています。
同期間中、多数のユダヤ教徒がエルサレム旧市街の「嘆きの壁」に集まるほか、一部団体によりエルサレム市内を出発しダマスカス門からイスラム教徒地区を通過して嘆きの壁へ向かう「旗の行進(Flag March)」が例年実施されています。行進ルートが宗教的緊張の高い地域を通過することから、ユダヤ教徒とパレスチナ系市民等との間で不測の事態が発生する可能性は排除されません。
さらに5月15日はパレスチナにとっての「ナクバの日(Nakba Day)」にあたり、パレスチナ各地で関連行事が予定されています。
なお、2026年2月のイスラエル・イラン間の軍事的緊張を受け、外務省は現在イスラエル全土に「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」を発出していますので、今後の当局の発表や動向等に係る報道を随時確認し、治安情勢等の急速な変化に十分ご注意ください。
- 5月14日夕方〜15日夕方は「エルサレムの日」にあたり、「旗の行進」がダマスカス門〜イスラム教徒地区を通過するルートで実施される見込みです。行進に際し衝突等の不測の事態が生じる恐れがあることから、エルサレム旧市街およびその周辺への立ち入りは避けてください。
- 5月15日はパレスチナの「ナクバの日」にあたり、エルサレムを含むパレスチナ各地で関連行事・デモが行われる予定です。現場への接近は絶対に避け、騒動に遭遇した場合は直ちに安全な場所へ移動してください。
- 外務省はイスラエル全土に危険情報レベル3(渡航中止勧告)を発出中です。すでにイスラエルに滞在中の方は、最新の安全情報を随時確認するとともに、外務省「たびレジ」への登録を強く推奨します。
エルサレムへ渡航・滞在される方への注意喚起
エルサレム旧市街およびその周辺は、「エルサレムの日」関連行事の期間中、通常以上の混雑と緊張状態が予測されます。
特に旗の行進のルート沿い(ダマスカス門周辺、イスラム教徒地区)への立ち入りは強くお控えください。また、5月14日午後からはエルサレム市内の一部道路で交通規制が実施される予定です(エルサレム市役所発表)。やむを得ず旧市街周辺に滞在される場合は、現地当局の指示に従い、速やかに安全な場所へ移動できるよう準備してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施期間 | 2026年5月14日(木)夕方〜5月15日(金)夕方 |
| 旗の行進 (Flag March) |
エルサレム市内(サッカー公園・独立公園周辺)を出発し、ダマスカス門からイスラム教徒地区を経由して「嘆きの壁」へ向かうルートで実施予定。 参加者は数万人規模に上る見込み。 |
| ナクバの日 (5/15) |
パレスチナ各地でデモ・関連行事が実施予定。 ヨルダン川西岸地区や東エルサレム周辺でも緊張が高まる恐れあり。 |
| 交通規制 | 5月14日午後から、エルサレム市内一部道路で規制が実施予定(エルサレム市役所発表)。 詳細:エルサレム市役所ホームページ |
| 特に注意が必要な場所 | エルサレム旧市街・ダマスカス門周辺・イスラム教徒地区・嘆きの壁広場周辺 |
「エルサレムの日」と「ナクバの日」が重なる背景
「エルサレムの日(Yom Yerushalayim)」は、1967年の第三次中東戦争(六日間戦争)でイスラエルが東エルサレム(旧市街を含む)を占領・統合したことを記念するイスラエルの国民的祝日です。毎年ヘブライ暦のイヤル月28日に祝われ、2026年はグレゴリオ暦の5月14日夕方〜15日夕方に当たります。
一方、5月15日は1948年のイスラエル建国に伴い70万人以上のパレスチナ人が故郷を追われた「ナクバ(大惨事)」を追悼するパレスチナの記念日です。両者が同時期に重なることで、毎年エルサレムの宗教的・民族的緊張は特に高まる傾向があります。2026年は、同年2月のイスラエルとイランの間での軍事衝突以降、中東全域で情勢が一層不安定となっており、例年以上に注意が求められます。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年5月13日)における公開情報に基づいています。現地の治安情勢・行事の実施状況・交通規制の詳細は今後変更される場合があります。
- 渡航前および滞在中は、外務省海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)および在イスラエル日本国大使館(https://www.israel.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen.html)の最新情報を必ずご確認ください。
- 外務省はイスラエル全土に「レベル3(渡航中止勧告)」を発出しています。やむを得ずイスラエルに滞在中の方は、外務省「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html)への登録を行い、緊急時に大使館から連絡を受け取れるよう備えてください。
- 「旗の行進」を含む関連行事は、当局の判断等により中止・延期・ルート変更となる場合があります。現地当局や報道機関の最新情報をご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、現地での事故・負傷・入国制限等について、当サイトは一切の責任を負いません。


