2026.10.19
アルバニア|首都ティラナ他における抗議活動に関する注意喚起

アルバニアの首都ティラナで、2026年10月13日から学生を中心とする抗議活動が続いており、教育省周辺や首相府周辺で警察との激しい衝突が発生しています。18日朝の保健省の発表では、同日の負傷者は65人(うち警察官37人)で、13日からの累計は272人(うち警察官169人)に上るとされています。
18日には6日連続となり、抗議活動の主催者側は「毎日広場に集まる」と発信しているため19日以降も継続する可能性があります。
ティラナ以外にも、シュコドラ、エルバサン、コルチャなどの地方都市に抗議活動が広がっていると報じられておりますので、ティラナをはじめアルバニア各地に渡航・滞在予定の方は、抗議活動が行われている地域には近づかず、安全確保に十分ご留意ください。
外務省海外安全ホームページ|(注意喚起)首都ティラナ他における抗議活動(継続実施の可能性)
- 10月13日にティラナの教育省前で始まった抗議活動は、18日で6日連続となり、警察がゴム弾・放水・催涙ガスを使用したと報じられています
- 教育省周辺、首相府周辺、スカンデルベグ広場に近いドゥラス通り周辺などでは特に激しい衝突が発生しています。これらの地域には近づかないようお願いいたします
- 抗議活動はシュコドラ、エルバサン、コルチャなどにも拡大しています。ティラナ空港の運航への影響は現時点で確認できていませんが、移動前に最新情報をご確認ください
ティラナへ渡航・滞在される方への注意喚起
抗議活動は市中心部の主要な通りで行われており、急に参加者が増えて警察との衝突に発展する場合があります。
ティラナ市内を移動される際は、抗議活動が行われている地域を避けたルートをご検討ください。
また空港への移動や市内での待ち合わせには、道路の封鎖や迂回、渋滞を見込み、時間に余裕を持ってご移動いただくことをお勧めいたします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ティラナの 主な抗議場所 |
教育省周辺、首相府周辺(デシュモレット・コンベット大通り)、スカンデルベグ広場に隣接するドゥラス通り周辺、市役所周辺(デド・ジョン・ルリ通り) |
| 他都市の状況 | エルバサン、シュコドラ、コルチャで抗議活動と一部の破損・放火が報じられています 在アルバニア日本国大使館は、ドゥラス、ブローラも注意対象の都市として挙げています |
| 警察の対応 | 催涙ガス、放水車、ゴム弾の使用が報じられています。 |
| 市内の状況 | 中心部の商店や施設は金属シャッターで入口を保護し、市は抗議活動での使用を防ぐため敷石を撤去していると報じられています。バス停や信号機の破損も確認されています |
| 今後の見通し | 主催者は連日の集会を呼びかけており、19日以降も継続する可能性があります |
抗議活動の背景:フラミンゴ運動から学生デモへ
アルバニアでは、南部沿岸の保護地域における高級リゾート開発に反対する「フラミンゴ革命」と呼ばれる抗議活動が数か月に渡り続いてきました。この開発には、米国のトランプ大統領の娘婿ジャレド・クシュナー氏に関連する投資会社の関与が報じられています。
10月に入り、大学の学費や就職難、汚職疑惑への不満を抱く高校生・大学生がこの運動に合流し、抗議活動は一気に拡大しました。ラマ首相は2013年から政権を担い、昨年の選挙で4期目に入っています。2030年のEU加盟を目指す中での混乱となっており、今後の政府の対応が注目されています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月19日)における公開情報に基づいています。抗議活動の規模・場所・時間帯や、警察の対応、交通機関の運行状況は、今後急に変更される場合があります。
- 渡航前に必ず在アルバニア日本国大使館、外務省海外安全ホームページ、アルバニア国家警察、各航空会社・空港の公式サイトで最新情報をご確認ください。
- 抗議活動は予告なく開催・拡大・中止・延期される場合があります。現地の報道や警察の指示に従い、抗議活動が行われている場所には近づかないようお願いいたします。
- フライトの遅延・欠航、宿泊や旅程変更に伴う補償や払い戻しの条件は、航空会社・宿泊施設・旅行保険会社により異なります。事前に各社へご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、抗議活動やそれに伴う交通の混乱等による遅延・損害等について、当サイトは一切の責任を負いません。

