2026.10.20
【欧州】夏時間(サマータイム)終了に伴う時刻変更について

2026年10月25日(日)未明(世界協定時(UTC)1:00)、ヨーロッパの多くの国と地域で夏時間(サマータイム)が終了します。
中央ヨーロッパ時間の国では3:00が2:00に、英国では2:00が1:00に、ギリシャなど東ヨーロッパ時間の国では4:00が3:00に切り替わりますので、この時期にヨーロッパへ渡航・滞在予定の方は、日本との時差が1時間広がることや、夜行列車・深夜バスが通常と異なる運行となる場合があることにご留意ください。
また、同日は航空各社の冬ダイヤの開始日にもあたりますので、出発前にフライト情報をあらためてご確認ください。
GOV.UK|When do the clocks change?
- 10月25日(日)未明に、現地時間で1時間戻ります:ドイツ・フランスなどは3:00→2:00、英国・アイルランド・ポルトガルは2:00→1:00、ギリシャなどは4:00→3:00です
- 日本との時差が1時間拡大:パリ・ベルリンは7→8時間、ロンドンは8→9時間、アテネは6→7時間になります
- 夜行列車・夜行バスは事業者により時間調整等の運用が異なります

ヨーロッパへ渡航・滞在される方への注意喚起
25日未明から早朝に鉄道やバス等をご利用予定の方は、各社の案内で現地時刻をご確認ください。
なお、DB(ドイツ鉄道)などの夜行列車は、午前2時以降に到着した駅のホームでそのまま1時間停車して待機、Sバーンや都市部の夜行バスネットワークは、運行の空白時間をなくすために臨時便を追加し、同じ時刻のダイヤを2回運行するなどの措置が取られます。
(運用は事業者により異なります)
| 地域・国 | 現地時刻での切替時刻 (2026年10月25日) |
日本との時差 (切替前→切替後) |
|---|---|---|
| 英国・アイルランド・ポルトガル (WET:西ヨーロッパ時間) |
2:00 → 1:00(夏時間→標準時) | 8時間 → 9時間 |
| ドイツ・フランス・オーストリア・イタリアなど (CET:中央ヨーロッパ時間) |
3:00 → 2:00(夏時間→標準時) | 7時間 → 8時間 |
| ギリシャ・キプロス・フィンランドなど (EET:東ヨーロッパ時間) |
4:00 → 3:00(夏時間→標準時) | 6時間 → 7時間 |
| アイスランド・ロシア・ベラルーシ・トルコ | 夏時間(サマータイム未導入) | |
夏時間制度の経緯とこれまでの議論
EUでは、2001年に発効した指令2000/84/ECにより、3月最終日曜日から10月最終日曜日の世界協定時1:00までが夏時間と定められています。
2018年に欧州委員会が時刻変更の廃止を提案し、2019年に欧州議会も賛成しましたが、EU理事会は最終的な立場を示しておらず制度は続いています。恒久的な時刻をどちらにするかは各国で意見が分かれ、国ごとに異なる時刻を選ぶと隣国との時差が生じる懸念もあるため、調整が進んでいません。
なお次回は2027年3月28日(日)に夏時間へ移行する予定です。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月20日)における公開情報に基づいています。夏時間の終了に伴う運行ダイヤや各種サービスの運用は、国・地域・事業者によって異なり、今後変更される場合があります。
- 渡航前に、利用予定の航空会社・鉄道会社・バス会社・空港の公式サイトで、最新の運行情報を必ずご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、時刻の誤認による乗り遅れ等について、当サイトは一切の責任を負いません。

