2026.10.13
パナマ|地震発生に伴う注意喚起

2026年10月9日(金)の現地時間12時56分頃(日本時間10日2時56分頃)、パナマ南部のアスエロ半島周辺(エレラ県・ロスサントス県付近)を震源とする強い地震が発生しました。米国地質調査所(USGS)はマグニチュード(M)7.7と発表しており、現地の研究機関はこれより小さい7.2〜7.5としています。
首都パナマシティでも建物が揺れ、トクメン国際空港は2時間以上運航を停止、メトロ1号線・2号線も約40時間運休しました。
現在はいずれも再開していますが、余震が続いており、空港では余震のたびに離着陸が一時止まる場合がありますので、パナマへ渡航予定の方、乗り継ぎでご利用の方は、航空会社の最新の運航情報をご確認のうえ、時間に余裕を持ってご移動ください。
- トクメン国際空港は9日に運航を一時停止して同日再開。ただし10日時点では、余震のたびに離着陸を一時停止して点検を行っており、遅延や時刻変更が生じる可能性があります
- メトロ1号線・2号線は11日(日)朝から営業運転を再開しました。パナマ運河は通常どおり運航しています
- 国家非常事態が宣言され、震源に近い地方部では停電・断水や道路の損傷が報じられています。地方へ移動される場合は、最新の道路情報をご確認ください
パナマシティへ渡航・滞在される方への注意喚起
トクメン国際空港は中南米の主要な乗り継ぎ拠点のため、余震による一時停止が乗り継ぎ便にも及ぶ可能性があります。
航空会社の運航状況をご確認のうえ、空港へは早めにお越しいただき、乗り継ぎには余裕を持たせてください。
震源に近い地方部では、道路の損傷や停電・断水が報じられています。
運河上のセンテナリオ橋は、閉鎖と伝える海外報道がある一方、他の報道では通行が確認されており情報が錯綜していますので、地方や陸路で移動される場合は、最新の交通情報をご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 規模・震源 | USGS:M7.7、深さ約10〜12.6km、エレラ県ピタロサ・アリバ付近 パナマ大学地球科学研究所(IGC):M7.2、トノシの西〜北西約39km(現地では7.5とする報道もあります) |
| 余震 | 同日15:25頃にM6.6。IGCによると、56時間で約305回(M6超は4回)で、減少傾向とのことです |
| 被害 | 負傷者27人、死者の報告なし(12日付) 10日に国家非常事態が宣言されました |
| トクメン国際空港 | 9日に2時間以上運航を停止し、点検後に同日再開 10日(土)は、余震のたびに離着陸を一時停止して点検する運用で、遅延の可能性があるとされています |
| メトロ・バス | メトロ1・2号線は9日から運休し、11日(日)7:00に再開しました |
| 運河・津波 | パナマ運河は通常運航です(津波警報は後に解除されました) |
背景:アスエロ・ソナ断層系と、相次ぐ中南米の大地震
IGCのネストル・ルケ所長は、今回の地震はアスエロ・ソナ断層系に溜まった応力が解放されたものと説明しています。
USGSの地震学者は、津波を伴いやすい沈み込み帯の地震ではないとの見方を示しており、津波警報が解除された背景とみられます。
パナマでは大規模地震が少なく、通常は西部チリキ県で起きる傾向があります。
同国で広範囲に被害が出た地震はAPによると1991年以来で、現地報道は1882年以来最大級の規模と伝えており、中南米では2026年に入り、6月のベネズエラ、8月のコロンビアでも大地震が続いており、IGCは今回の余震が数週間から数か月続く可能性にも言及しています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月13日)における公開情報に基づいています。余震の状況により、空港・メトロ・道路の運行・運航状況は今後急に変更される場合があります。
- ご出発前に、ご利用の航空会社、トクメン国際空港、メトロ・デ・パナマの公式サイト・公式SNS、および外務省 海外安全ホームページ等で最新情報を必ずご確認ください。
- 余震の発生に応じて、空港では離着陸の一時停止や遅延、メトロでは運転見合わせなどが再び行われる場合があります。実際の状況は、渡航先・日時によって異なる場合があります。
- 航空券の変更・払い戻し、宿泊の取消などの条件・補償は、ご利用の航空会社、旅行会社、保険会社へ直接ご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、運航・運行の遅延や欠航、その他一切の事象について、当サイトは責任を負いません。

