2026.09.03
ベネズエラ|マイケティア国際空港での一部商用便の運航再開

ベネズエラの首都カラカスへの空の玄関口である マイケティア国際空港(シモン・ボリバル国際空港)で、2026年6月24日の連続地震以降停止していた商用便の運航が、9月1日に仮設ターミナルを用いて一部再開しました。
ベネズエラ運輸省の発表によれば、初日の稼働率は地震発生前の約25%にとどまっており、就航する路線・便数は今後段階的に拡大される見通しです。同空港を利用してベネズエラへの渡航・滞在を予定の方は、搭乗予定の航空会社が発信する最新の運航情報をこまめにご確認いただき、空港へは時間に余裕を持ってご移動ください。
- マイケティア国際空港(カラカス)で9月1日、仮設ターミナルによる商用便の運航が約2カ月ぶりに再開されました
- 再開初日の稼働率は地震発生前の約25%にとどまり、ベネズエラ運輸省は2カ月後をめどに40%、年内から2027年初めにかけて60%前後への回復を目標としています
- 空港到着の目安は国際線が出発の3時間前、国内線が2時間前とされており、搭乗便のスケジュールは変更される可能性があるため、必ず航空会社に直接ご確認いただくことをお勧めいたします
仮設ターミナルでの運航状況と今後の見通し
マイケティア国際空港は、6月24日夜(現地時間)に発生したマグニチュード7.2および7.5の連続地震により空港施設が被害を受け、同日中に商用運航が停止されていました。運輸大臣フランシスコ・ガルセス氏によると、地震発生から69日後となる9月1日には国内線14便(到着・出発各7便)、国際線8便(到着・出発各4便)が運航され、初日だけで2,400人超の乗客が利用したとのことです。
マイケティア国際空港運営機構(IAIM)によれば、仮設ターミナルは、国際線・国内線それぞれに出発用・到着用の計4棟が用意されており、空調、Wi-Fi、医療窓口、充電設備、車椅子対応スロープなどが備えられていて、ターミナルと搭乗ランプの間はバスで移動する運用となっています。
なおご利用の際は、通常より手続きに時間を要する場合がありますので、時間に余裕を持ってご移動ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空港名 | マイケティア国際空港(シモン・ボリバル国際空港/IATA: CCS) |
| 運航再開日 | 2026年9月1日(仮設ターミナルによる商用運航) |
| 再開時点の稼働率 | 地震発生前の約25%(国内線14便、国際線8便で運航開始) |
| 今後の回復目標 | 約2カ月後をめどに40%、2026年末~2027年初頭にかけて60%前後(運輸省発表) |
| 本設ターミナルの復旧見込み | 2027年第1四半期をめどに本格復旧作業が継続中 |
| 推奨される空港到着時間 | 国際線:出発の3時間程度前/国内線:出発の2時間程度前 |
| 震災中の代替空港 | バレンシア(アルトゥーロ・ミチェレナ国際空港) バルセロナ(ホセ・アントニオ・アンソアテギ国際空港)等 |
主要航空会社の運航再開状況
9月1日時点で運航を再開した航空会社は、レイサー航空、コパ航空、コンビアサ航空、エア・ヨーロッパ、アエロリネアス・エステラルなどで。エア・ヨーロッパはマドリード-カラカス線を週5便(火・木・金・土・日)で再開し、これまで一時運航していたバレンシア便から切り替えています。
アメリカン航空はマイアミ-カラカス線を同日に再開したほか、イベリア航空はマドリード線を9月3日から再開する予定です。
アビアンカ航空およびLATAM航空コロンビアも運航再開を発表しており、プルス・ウルトラ航空は9月8日から週1便でカラカス便を再開する一方、バレンシア発着便も9月27日まで一部継続する見通しです。
就航路線・便数は今後も流動的であるため、搭乗を予定している方は各航空会社の公式サイトや窓口で直接ご確認ください。
背景:6月24日の連続地震と空港閉鎖の経緯
2026年6月24日夜(現地時間)、ベネズエラ北部を震源とするマグニチュード7.2および7.5の地震が相次いで発生し、空港がある中央沿岸部のラ・グアイラ州などで甚大な被害が生じました。
当時大統領代行を務めていたデルシー・ロドリゲス氏の指示により空港は同日中に閉鎖され、路線の一部はバレンシアやバルセロナなど周辺の空港に振り替えられました。外務省は7月1日時点の発表で死者数を1,943人としていましたが、現地報道では被害集計の進展に伴いその後死者数がさらに上積みされ、8月末時点で6,509人に達したと伝えられています。
世界銀行は震災による直接的な物的損害額を約196億米ドルと試算しており、空港では8月5日に貨物便の運航が先行して再開されていました。なお、外務省はベネズエラ全土に危険情報(レベル2:不要不急の渡航中止、国境沿いの一部地域はレベル3)を継続して発出しており、渡航・滞在にあたっては地震関連情報とあわせて最新の危険情報もご確認ください。
外務省 海外安全ホームページ(ベネズエラ危険情報):
https://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbhazardinfo2_260.html
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年9月3日)における公開情報に基づいています。マイケティア国際空港の運航状況・稼働率・今後の復旧見通し等は、今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ず搭乗予定の航空会社、外務省海外安全ホームページおよび在ベネズエラ日本国大使館の最新情報をご確認くださいませ。
- 仮設ターミナルでの運航状況は日々変動する可能性があり、実際の便数・搭乗手続き等は日付や時間帯によって異なる場合があります。
- 稼働率の回復目標(40%・60%等)はベネズエラ運輸省による見通しであり、実際の達成時期・数値は変更される可能性があります。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、フライトの遅延・欠航・スケジュール変更等について、当サイトは一切の責任を負いません。

