2026.07.27
ネパール|外出禁止令の発令について

ネパール南東部のスンサリ郡(コシ州)において、2026年7月26日(日)深夜、住民同士の衝突が発生し、死傷者が出る事態となりました。
これを受け、現地当局はハリナガラ、ブターハ、カプタンガンジ、グスキ、デワンガンジの5つの市場地区を対象に、7月27日(月)午前7時より無期限の外出禁止令を発令しています。当該地域へ渡航・滞在予定の方は、抗議活動やデモ、集会の場には極力近づかないようご注意いただくとともに、現地当局や在ネパール日本国大使館が発信する最新情報を随時ご確認いただくことをお勧めいたします。
現地当局はスンサリ郡内5つの地方行政区において外出禁止令を継続していると報じられています。
- スンサリ郡内5市場地区に無期限の外出禁止令が発令中です。
- 住民同士の衝突により死者1名が発生し、治安部隊・住民を含む十数名から20名超の負傷者が出ていると報じられています(人数は報道により相違があります)。
- 対象地域では集会・デモ・4人以上の集まりなどが禁止されており、違反した場合は罰金または拘禁の対象となる可能性があります。
外出禁止令の詳細
今回の外出禁止令は、7月26日深夜にスンサリ郡デワンガンジ農村自治体カプタンガンジ地区で発生した住民同士の衝突を受けて発令されたものです。現地報道によれば、警察の発砲により死傷者が出たとされています。
各市場地区への立ち入りは、状況が落ち着くまでお控えいただくことをお勧めいたします。
また、抗議活動やデモ、集会が見られる場所には近づかず、不測の事態に巻き込まれることのないようご注意くださいませ。
| 発生日時 | 2026年7月26日(日)午後10時15分頃 |
|---|---|
| 発生場所 | スンサリ郡デワンガンジ農村自治体 カプタンガンジ周辺(コシ州) |
| 死者 | 1名(デワンガンジ農村自治体在住の男性) 年齢・居住区について報道により24歳/30歳、Ward3/Ward4など表記に相違があります |
| 負傷者 | 治安部隊(ネパール警察・武装警察隊)および住民を含め、報道により16名~24名程度と幅があります |
| 外出禁止令の対象地域 | ハリナガラ、ブターハ、カプタンガンジ、グスキ、デワンガンジの5市場地区 (ハリナガル農村自治体およびデワンガンジ農村自治体の管轄区域が中心) |
| 外出禁止令の開始・期間 | 2026年7月27日(月)午前7時発効 (期限は「追って通知があるまで」) |
| 禁止事項 | 集会、デモ、集団的な移動、4人以上の集まりなど |
| 罰則 | 違反した場合、罰金(500ネパールルピー)または最大1か月の拘禁、あるいはその両方が科される可能性があるとされています |
| 現在の状況 | 7月27日午前時点で現地は落ち着きを取り戻しつつあるとされていますが、治安部隊が増員され、警戒が継続しています |
背景:衝突に至った経緯
現地報道によれば、今回の衝突は、シュラワン月の月曜日(Shrawan Monday)にあたり、ヒンドゥー教徒の一団がコシ・バラージ(Koshi Barrage)で聖水を汲み、拡声器で音楽を流しながらカプタンガンジ方面へ向かっていたところ、周辺住民が音量について抗議したことが発端とされています。
口論が押し合いに発展し、双方が棒や竹の棒、石、槍などを持ち出す激しい衝突に至ったと報じられています。
警察は当初、催涙ガスや空砲で鎮静化を試みましたが、事態が収拾しなかったことから発砲に至ったとされています。
事態を受け、郡治安委員会は緊急会合を開き、周辺部隊からネパール警察・武装警察隊の増員配備を決定したと報じられています。なお、スンサリ郡では過去にも同様の住民間対立を背景とした外出禁止令が発令された経緯があり、地域における緊張が断続的に続いています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年7月27日)における公開情報に基づいています。スンサリ郡における外出禁止令の対象地域・期間や現地の治安情勢は、今後変更される可能性があります。
- 渡航・滞在予定の方は、ネパール政府関係機関および在ネパール日本国大使館(たびレジ)が発信する最新情報を必ずご確認くださいませ。
- 外出禁止令の対象地域や時間帯は、現地の治安情勢に応じて拡大・縮小・解除される場合があります。実際の規制内容は、渡航先・時期によって異なる場合があります。
- 死傷者数や発生時刻等の詳細については、報道機関によって内容に相違が見られます。本記事では複数の報道を基に記載していますが、確定情報につきましては現地当局の発表をご確認くださいませ。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いません。

