海外

2020.03.10

スロバキア イタリア、中国、韓国、イランから帰国する自国民に14日間の自宅隔離を義務付け

 スロバキアでは3月6日に新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されて以降,感染事例が漸増傾向にあります。こうした状況を受け,週末をはさみ感染拡大防止に向けた対応措置等が講じられているところ,概要次のとおりです。

1 感染者数(3月9日午後8時時点)

 3月6日に最初の感染が確認されて以降,これまで合計7名の感染が確認されています。同7日以降の6名の感染状況は次のとおりです。

(1)7日,スロバキア人女性及びその息子の感染が確認。同2名は,6日に感染が確認された男性(ブラチスラバ県コストリシュチェ村在住)の同居家族であり,それぞれ自宅とブラチスラバのクラマーレ病院に隔離。
(2)8日,ブラチスラバ市内で女性2名が確認。そのうち1名は,トラム運転手として勤務する傍ら,スロバキア国立劇場でも働いており,2月下旬にブリュッセルを訪問。
(3)9日,マルティン市(ジリナ県)で女性1名の感染が,また,コシツェ市で男性1名の感染が確認。マルティン市の女性はプラハでの居住許可書を有しており,直近にパリ及びウィーンを訪問。

2 イタリアに対する渡航情報の引き上げ(3月8日)

 3月8日,スロバキア外務・欧州問題省は,イタリアに関する渡航情報の危険レベルを1つ引き上げ,「レベル3:渡航中止を勧告する」(4段階中,上から2番目)としました。 

3 ペレグリニ首相による新たな措置の発表(3月9日)

 3月9日午後,ペレグリニ首相は,政府危機管理チームの会議後に記者意見を行い,次のとおり発言しました。

(1)イタリア,中国,韓国,イランの4か国から帰国するスロバキア国民は,14日間の検疫(自宅隔離)が義務づけられる。同居の家族も対象となる。同措置に違反する場合,現行法により最大1650ユーロの罰金が科せられる。
(2)国内3か所の国際空港(ブラチスラバ,コシツェ,ポプラト)に到着する全国際線について,乗客の検温を引き続き実施する。
(3)3月10日以降,全てのスロバキア国境において,新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた検問を実施する。
(4)3月10日から同24日までの間,文化,スポーツ,公共イベントの開催を禁止する。
(5)(3月6日に公表したスロバキア国外への遠足及び修学旅行の禁止に加え,)スロバキア国内においても,教育機関による遠足や課外活動を禁止する。

4 その他:公立学校の休校

 今週末,いくつかの地方自治体は,公立校の休校を決定しました。ブラチスラバ市においては,高校は3月9日から同13日まで休校となり,また,小中学校,幼稚園,学童保育は同10日から同13日まで休校・休園となります。

在スロバキア日本国大使館 <sk@mailmz.emb-japan.go.jp>

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