海外

2016.11.16

マレーシア 「Bersih」主催集会をめぐる警察の動向

在マレーシア大使館からの注意喚起(「Bersih」主催集会をめぐる警察の動向)

【要旨】

○ マレーシア国家警察長官は、11月15日、政府に批判的な市民団体「Bersih」とそれに批判的な市民団体「赤シャツ」(Red Shirts)が、11月19日(土)に独立広場(Dataran Merdeka)付近でそれぞれ計画している集会に関し、「必要な場合には催涙ガスや放水車の使用を含めたあらゆる手段を用いて安全確保を図る」と述べました。

○ 11月19日の集会場所については、「Bersih」、「赤シャツ」双方に関し未だ判然としていません。しかし、これまでの情況から、「赤シャツ」が「Bersih」の集会現場に現れて何らかの抗議活動を展開する可能性が否定できない情況です。

○ 皆様におかれましては、警察当局やクアラルンプール市当局等が発出する交通情報や各種メディアを通じた情報の収集に努めるとともに、集会当日は現場に近づかない、集会の模様を撮影しない、関係者と誤解されかねない服装(黄色の着衣は「Bersih」関係者、赤色の着衣は「赤シャツ」関係者と勘違いされる可能性があります)を避けるなどの注意を払い、トラブル防止に努めて下さい。

マレーシアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在マレーシア日本国大使館

1 マレーシア国家警察長官は、11月15日、政府に批判的な市民団体「Bersih」と「Bersih」に批判的な市民団体「赤シャツ」(Red Shirts)が、11月19日(土)に独立広場(Dataran Merdeka)付近でそれぞれ計画している集会に関し、警察当局が秩序維持に必要な警察力を準備して集会に備えていると語りました。
その上で警察長官は、「指示に従わない者に対して何らかの対応が必要な場合には、警察は催涙ガスや放水車の使用を含めたあらゆる手段を用いて安全確保を図る」と述べました。

2 「Bersih」は、かねてから11月19日に独立広場で集会を開催する旨を明らかにしてきましたが、クアラルンプール市当局やクアラルンプール市警察は、同広場の使用を認めていません。また、「赤シャツ」に対しても同様に、広場使用を認めていない状況です。

3 「赤シャツ」は、11月5日(土)、13日(日)の両日、クアラルンプール市内で集会を開いていますが、5日の集会では現場に展開した警察部隊が数人の身柄を拘束し、13日の集会ではグループ主導者が顔面を何者かに殴打される事態が発生するなど、同団体の集会では少なからず混乱が発生しています。

4 現時点、「Bersih」が主催する集会の開催場所について未だ明らかになっていませんが、これまでの情勢を踏まえると,当日は「赤シャツ」が「Bersih」の集会現場に現れて何らかの抗議活動を展開する可能性が否定できない情況です。

5 つきましては、皆様方におかれましては、警察当局やクアラルンプール市当局等が発表する交通規制情報や各種報道媒体を通じた情報の収集に努めるとともに、集会当日は現場には近づかない、集会の模様を撮影しない、関係者と誤解されかねない服装(黄色の着衣は「Bersih」関係者、赤色の着衣は「赤シャツ」の関係者と勘違いされる可能性があります)を避けるなどの注意を払い、トラブル防止に努めて下さい。

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