海外

2024.01.04

マレーシア|渡航情報(必要な渡航書類、航空券手配、デジタル・アライバルカード登録、入国・検疫等の手続き手順)

マレーシアへの渡航に必要な手続きの手順 マレーシアへの渡航に必要な手続きの手順

マレーシアへの渡航に際して必要となる渡航書類、航空券手配、デジタル・アライバルカード登録等の手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。


◎ マレーシアの入国制限

マレーシア政府は2022年8月1日以降、さらなる入国制限の緩和 をすることを発表しました。
2022年8月1日以降、ワクチン接種状況に関わらず、出発前・到着時の検査 及び 入国時の隔離措置等が 撤廃・不要 となりました。

在マレーシア日本国大使館|マレーシアへの入国手続きについて

マレーシア政府観光局|マレーシア入国について


❶ 渡航書類・マレーシアビザの申請について

2022年8月1日以降、ワクチン接種有無にかかわらず、出発前・到着時検査 及び 入国後の隔離措置は撤廃 されました。

これにより、日本からマレーシアへの入国に関する条件は、概ね新型コロナウイルス発生以前の状態に戻りました。
マレーシア入国に際しては、有効な渡航書類 及び 査証(必要な場合)をご用意下さい。

マレーシア保健省(MYSAFE TRAVEL)|Travelling to Malaysia

マレーシア政府観光局(Malaysia Tourism Promotion Board)|Travel Alert(Key Information for Travelers to Malaysia)

マレーシアにおける日本国籍の方の無査証滞在について

入国制限撤廃に伴い、コロナ以前の入国条件が適用となります。
日本国籍の方90日以内の観光・商用目的は無査証での滞在が可能 となります。

在マレーシア日本国大使館|マレーシア生活安全情報

海外安全ホームページ|マレーシア:安全対策基礎データ

日本国籍以外の方の入国査証取得について

2023年12月現在、以下に記載する国・地域の国籍の場合、事前に 入国査証(Entry Visa)の取得が必要となります。
(ソーシャルビジット以外の渡航目的(就労や留学)の場合は、それぞれ目的に沿ったパスの取得も必要です)

マレーシア入国管理局(Immigration Department of Malaysia)|Visa Requirement by Country

インド 及び 中国国籍者の短期滞在の査証一時免除について

2023年12月1日~2024年12月31日まで、中国 及び インドからの渡航者に対して、最長30日間以内の滞在については 無査証での滞在を認める としています。

マレーシア入国管理局(Immigration Department of Malaysia)|Visa Liberalization Plan

マレーシア査証申請について

滞在日数が90日を超えるソーシャルビジット目的(観光・商談/会議/視察等の商用)の場合や、ソーシャルビジット以外の目的(就労や留学)でマレーシアに渡航する場合は、マレーシア出発前に 入国ビザ(Entry Visa)の取得が必要です。

また、渡航目的によって事前に パス(Passes)の取得が必要となりますので、詳しくはマレーシア入国管理局・関係当局にお問い合わせ下さい。(就労目的 及び 滞在者等でマレーシアに入国する場合は、雇用パス(EP)や専門業務用訪問パス(PVP)等の取得が必要です)

マレーシアにおける主なパスの種類(一部抜粋)

マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)パスについて

2021年8月11日にマレーシア内務省より、MM2H(パスの新規申請の再開に関する報道発表がありました。
全ての法制手続完了後、2021年10月よりマレーシア入国管理局(JIM)によって再開され、新規申請の受付となりました。

詳細につきましては下記ウェブサイト等にてご確認下さい。

マレーシア内務省入国管理局|MyIMMs-e Services

在マレーシア日本国大使館|【新型コロナウイルス】マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)プログラムの再開、新規申請に関するマレーシア内務省発表内容(2021年8月13日)


❷ マレーシア行き航空券の手配

航空会社各社は、新型コロナウイルスの発生により、路線の減便等の措置を実施しています。
なお下記バナー(別ページ)に、日本主要都市⇔マレーシア間直行便のフライト運行状況についてご案内しております。


❸ 海外旅行保険の加入確認

国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診察や治療が受けられない(断られる)ことがあります。
また医療水準や衛生事情により、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。

新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html


❹ 到着3日前以内にデジタル・アライバルカード(MDAC)の登録

マレーシア入国管理局は、2024年1月1日以降にマレーシアに入国する外国人を対象として、マレーシア・デジタル・アライバルカード(MDAC:Malaysia Digital Arrival Card)の登録が義務付けられました。

陸路・空路問わず、マレーシア到着3日前以内に事前に登録が必要となります。
詳しくは下記マレーシア入国管理局ウェブサイト等にてご確認下さい。

マレーシア入国管理局フェイスブック(Jabatan Imigresen Malaysia)|MALAYSIA DIGITAL ARRIVAL CARD (MDAC)

  • マレーシアに入国するごとに毎回登録が必要となりますのでご注意下さい
    (永住権保持者・長期滞在ビザ保持者等を除きます。また、自動化ゲート利用時も毎回MDACの登録は必要です)

登録・提出方法

マレーシア入国管理局のウェブサイトから登録・提出します。

マレーシア入国管理局(Jabatan Imigresen Malaysia)|Malaysia Digital Arrival Card (MDAC)

デジタル・アライバルカードについてのよくある質問
もし登録を忘れてしまったらどうなりますか?

マレーシア到着後、入国審査に並ぶ前までにご自身のスマートフォンで登録をお願い致します(紙の出入国カードはありません)。ただし、クアラルンプール国際空港には無料Wi-Fiがありますが、通信状況等が保証できないこと、また登録し忘れの際の対応が現時点でわかりかねるため、必ず出発前に登録をお願い致します。

登録内容は印刷等をして入国審査時に提示する必要はありますか?

登録完了時点で入国管理局のシステムに登録済みのため、提示や提出は求められず、登録内容を持ち頂く必要はありませんが、ご心配な方は印刷・スクリーンショット等で控えをお持ち下さい。

出発日が変更になったり、登録内容を間違えた場合はどうすればいいですか?

どちらの場合も入力し直しになりますので、再度「Register」から登録をして下さい。

KLIA内のターミナル移動を要する乗り継ぎ目的で「入国を伴う場合」も登録が必要ですか?

入国を伴う乗り継ぎの場合はMDACの登録が必要となります。


❺ マレーシア入国手続 及び 滞在について

2022年8月1日以降入国後の検査や隔離など強制的な規制は撤廃されました。
空港到着後、案内表示に従い入国審査場にて入国審査を行って下さい。

ただし、クアラルンプール国際空港等の入国地点においてサーマルスキャナー等で発熱が確認された場合等は、保健省から別途検査指示がなされる可能性があります。

黄熱予防接種証明書(イエローカード)について 

マレーシアは黄熱に関する危険のある国ではありませんので、黄熱(Yellow Fever)の予防接種は推奨されていませんが、黄熱に感染する危険のある国から来る1歳以上の渡航者黄熱予防接種証明書(イエローカード)が要求されています。

なお、乗り継ぎのために黄熱に感染する危険のある国の空港に 12時間以上 滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が必要です。

厚生労働省検疫所FORTHホームページ|黄熱について

米国疾病予防管理センター(CDC)|Malaysia - Travel Health Notices

入国審査【Immigration】

到着後は案内表示に従い入国審査場にお進みください。

クアラルンプール国際空港(KLIA1/KLIA2)に到着し、下記に該当する方は、入国審査時に 自動化ゲート(AutoGate)を利用できますが、初回のみ、パスポート情報の登録が必要となるため自動化ゲートはご利用いただけません。
自動化ゲートを利用した入国審査の手続方法については下記等をご参照下さい。

マレーシア入国管理局(Immigration Department of Malaysia)|Malaysia Autogate Facilities for Foreigners

入国・出国時の自動化ゲートの利用について
自動化ゲートの利用方法

クアラルンプール国際空港での入国審査時に 自動化ゲート(Malaysia AutoGate Facilities for Foreigners)を利用できます。

ご利用には 有人の入国審査カウンターでの利用登録(初回入国時のみ)が必要です。
該当する方・自動化ゲートを利用した入国審査の手続方法については下記等をご参照下さい。

※ 永住権所持者と長期滞在資格保持者は事前の自動化ゲート利用登録は不要です。
※ 初回登録以降は、入国3日前以内のデジタル・アライバルカード(MDAC)の登録のみでゲートを利用可能です。

マレーシア入国管理局(Immigration Department of Malaysia)|Foreign Travellers arrived at KLIA1 and KLIA2 International Airports and all Gazetted International Checkpoints

Malaysia Digital Arrival Card(MADC)ウェブサイト

  • 自動化ゲートの利用可能時間は15:00~23:00とされています
  • 初回登録時は、入国審査カウンターで 次回以降に自動化ゲートを利用希望 の旨を伝えて 手続きを必ず行って下さい
    また、手続場所等の詳細は係官にお尋ね頂き、手続きについては入国審査官・係官の指示に従ってください

KLIAファストレーンサービス(Airport FastTrack @KLIA Terminal 1/2)

クアラルンプール国際空港到着後、入国審査の優先レーンを利用して、時間をかけずに入国できるサービスです。
対象者はビジネスクラス利用者、APECビジネストラベルカード保持者の他、それ以外の方でも事前に有料サービスを申し込むことで利用することが可能ですので、スムーズに手続きをしたい方におすすめです。

※ こちらは自動化ゲートではありません
 (有人カウンターでの入国審査手続きとなります)

お申し込み・詳細は Airport Fast Track ウェブサイト にてご確認下さい。

税関検査・動植物検疫【Customs / Quarantine】

手荷物受取所で荷物引取後に税関申告を行います。
持ち込み荷物が免税範囲を超えず、輸入規制・禁止・制限されている物品を持ち込まない場合は、グリーンレーン(Nothing to Declare)にお進み下さい。

マレーシア税関局(Royal Malaysian Customs Department)|Traveler's Guide

マレーシア入国に際しての税関・動植物検疫の注意事項
個人使用の目的による薬の持ち込みについて

マレーシアを訪れる海外からの渡航者は、下記記載の法令に基づき、個人使用の目的で薬を持ち込むことが可能です。
(旅行する本人 もしくは 同行する家族の使用のための薬を持ち込むことができます)

なお、マレーシアにおいて麻薬の持ち込みは 極刑 となります。
治療目的での持ち込みに関しては関係当局に確認の上、医師の英文診断書等と併せて申請が必要となります。

マレーシア保健省(Ministry of Health)|Bringing Medication Into Malaysia

マレーシアへの現金等外貨の持ち込み/持ち出し規制

マレーシア入国に際し、10,000USD相当額以上の外貨の持ち込む場合 は税関への申告が必要です。
また、10,000USD相当額以上の外貨の持ち出し、及び 現地通過(マレーシア・リンギット)については 1,000MYRを超える持ち出しの場合 は許可が必要です。

マレーシア滞在中の防疫措置について

現在マレーシア保健省により、新型コロナウイルスに感染した場合等の規制(SOP)が下記の通り実施されています。

在マレーシア日本国大使館|マレーシア国内の感染状況及び防疫措置等について

マレーシア国内の防疫措置
マスク着用について

屋内も含め、基本的にマスク着用は任意です。
ただし、施設管理者は来客のマスク着用を設定することができるとされており、施設により求められた場合は従う必要があります。

また屋内・屋外を問わず、混雑したショッピングモールやナイトマーケット滞在時、症状がある場合、ハイリスク者やハイリスク者と行動を共にする場合は、マスク着用が強く推奨されています。

なお、以下のケースにおいては引き続きマスク着用が義務付けられます。

・新型コロナウイルス陽性者
・病院等の医療施設において患者と対面での接触がある場合、または患者の処置を行う場合
マレーシア滞在中に新型コロナウイルス感染の疑いがある場合等

マレーシア滞在中に新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた場合、原則として 5日間の隔離 となります。
6日目に検査なく隔離終了となりますが、終了後も10日目までは外出時のマスク着用や手洗い・消毒などの感染防止対策を実施する等の措置が推奨されています。

濃厚接触者については、症状がない場合はワクチンステータスに関係なく隔離 及び 検査は不要ですが、感染者との最後の接触から5日間は感染防止対策を実施することとし、症状がある場合は、自己隔離 及び 症状が出た日と3日目に検査実施が推奨されます。
(症状が軽減し、検査結果が陰性の場合は、感染防止対策を実施することで屋外での活動が可能となります)

店舗入店時等のMySejahetraアプリでのチェックインについて

国内の一部施設では、新型コロナウイルス対策アプリ MySejahtera(マイセジャテラ)のダウンロード 及び 登録を行った上で、入店/入場時に提示を求められる場合がありますので、アプリのダウンロード・登録が推奨されております。

日本出発時やマレーシア入国時にアプリの提示は求められませんので、入国後の登録も可能です。

マレーシア保健省(Ministry of Health)|MySejahtera

・アプリインストール 及び ユーザー登録を推奨
・ワクチン接種者はアプリ内にワクチン接種証明書のアップロード(推奨)
MySejahteraアプリのダウンロード

ダウンロードは下記リンクから可能です。

 

 

ワクチン接種証明書のアップロード(ワクチン接種者は推奨)

一部の店舗や施設、ホテル等入店時にワクチン接種履歴等を確認されることがございます。
(MySejahteraアプリ上のリスクステータスの提示が求められる場合があります)

※マレーシア内でワクチン接種証明書を使用する場面は、現在あまり想定されませんが、モール等によっては入場時にワクチン接種履歴等を確認されることもあるため、ワクチン接種済みの方は「ワクチン接種証明書の取り込み 及び 念のため紙での証明書持参」を強く推奨致します。(画面に「High Risk」「HSO」が表示されている場合は、入店・入館を断られる場合があります)

【参考】MySejahtera 登録方法(マレーシア政府観光局ホームページより)

ワクチン接種証明書の取り込みは、アプリの「Travellerアイコン」を通じてアップロード 及び 登録を完了してください。
(ワクチン接種証明書の取り込みは時間がかかりますので、時間に余裕をもって手続きをお願い致します) 


❻ 日本到着時の手順:水際対策、入国制限、査証・在留資格、Visit Japan Web等手続き

日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。

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