2026.04.22
マレーシア|機内でのモバイルバッテリーの規制を強化(4/30〜)

マレーシア民間航空局(CAAM:Civil Aviation Authority of Malaysia)は2026年4月14日、リチウムイオン電池搭載モバイルバッテリー(モバイルバッテリー)の機内持込に関する安全指令(Safety Directive)「SD-01/2026」を発出しました。
同指令は2026年4月30日を施行日として、国際民間航空機関(ICAO)の最新技術指針(Doc 9284 2025-2026年版 補遺第1号)に基づく新たな義務的規制を導入するものです。これにより、マレーシア発着便を運航するすべての航空会社はルール変更への対応が求められており、旅行者も新ルールへの理解と準備が必要となります。
マレーシア民間航空局(CAAM)|Safety Directive SD-01/2026(公式PDF・英語)
- 2026年4月30日施行:モバイルバッテリーの機内での充電・使用が全面禁止となります
(モバイルバッテリーを使った他の機器の充電も含む) - 持込上限が明確化:容量にかかわらず1人あたり最大2個までに制限されます
- 頭上収納棚への保管が禁止:常に手の届く範囲(座席ポケット・足元など)での保管が義務付けられます
マレーシア発着便をご利用の方への注意喚起
保安検査時にモバイルバッテリーの個数を確認される場合があり、2個を超える持込は空港セキュリティにより没収される可能性があります。また、機内では充電が一切できないため、搭乗前にスマートフォンやタブレットを十分に充電しておくことをお勧めします。
なお違反した場合、CAAMは最大50万リンギット(約1,700万円相当)の罰金または最長5年の禁固刑を定めており、乗客本人が直接処罰の対象となる場合があります。
※ マレーシア航空やエアアジアなど主要航空会社は、2025年4月からモバイルバッテリーに関する規制強化を実施しています
(下記の規定はマレーシア民間航空局が通達しているものとなります)
○ マレーシア航空(MH)Baggage - Additional Restrictions
○ エアアジア(AK)AirAsia Flights: What items are prohibited from being carried in my baggage for other carrier code?
○ バティックエア・マレーシア(OD)Baggage Allowance
| 規制項目 | 旧規定 (下記以外に航空会社が別途定める規定あり) |
新規定 (2026年4月30日施行) |
|---|---|---|
| 持込可能数量 | 高容量品(100〜160Wh)のみ2個上限 通常品は制限なし |
容量を問わず全品が1人2個まで |
| モバイルバッテリー への充電 |
特段の制限なし | 全面禁止 |
| モバイルバッテリー を使った他機器の充電 |
特段の制限なし | 全面禁止 |
| 保管場所 | 推奨事項 (頭上収納棚への保管を避けるよう推奨) |
常に手が届く場所 (座席ポケット・足元など)に保管 |
| 受託手荷物への収納 | 禁止 | 引き続き禁止 |
| 短絡防止措置 | 推奨事項 | 各バッテリーを個別に 短絡防止処理すること |

免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年4月22日)における公開情報に基づいています。
CAAMの安全指令(SD-01/2026)および各航空会社のモバイルバッテリーに関する規制内容は、今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ずCAAM公式サイトおよびご利用の航空会社の最新の手荷物規定をご確認ください。
- SD-01/2026は2026年4月30日施行ですが、マレーシア航空・エアアジアなど主要キャリアはすでに2025年4月1日よりモバイルバッテリーの規制については先行実施しています。なお各航空会社によって規定の細部が異なる場合があります。
- 保安検査でのモバイルバッテリーの取り扱いは、空港・路線・航空会社によって異なる場合があります。
- 規制違反による罰則(罰金・禁固刑)はCAAMの規定に基づき乗客本人に適用される場合があります。詳細は利用航空会社または現地当局にご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、手荷物の没収・遅延・搭乗拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。


