2026.11.06
インド|e-VISA申請が簡素化へ?- 記入項目約70%削減等の見直しを現地メディアが報道

インド政府が外国人向けビザ申請フォームの記入項目を約70%削減する見直しを進めていると、現地メディアが報じています。
報道によると、主要なビザカテゴリーの統合も併せて進められているとされ、インドへ渡航予定の方の申請負担が軽くなる可能性があります。ただし、導入時期は「2027年」「来年初め」などと報じられているのみで、インド政府の正式発表はありません。
当面現在の申請手続きに変更はないため、渡航予定の方は現行の手続きでのご準備を進めつつ、関連当局からの最新情報等を逐次ご確認ください。
- ビザ申請フォームの記入項目を約70%削減する案が報じられています
- 導入は2027年頃とされますが、正式な発表や日程はまだありません
- 現時点の申請手続きに変更はなく、現行ルールでの準備が必要です

各種報道で記載されている内容について
報道によると、観光業界からは次のような要望が出ておりますが、いずれも業界側の提案で、政府が採用したものではありません。
- 全ての対象国で、申請可能な時期を到着の120日前からに統一すること
- 中国籍の方にもe-Visaの利用を認めること
- 制限地域の入域許可(PAP/RAP)をビザと同時に発給すること
- 申請フォームをスペイン語、ドイツ語、イタリア語でも提供すること
また、対象となるビザの分類数についても見直しが行われるとしていますが、「全22カテゴリー」や「主要13カテゴリーを9に」など報道によってかなり異なっており、また、下記内容も「既に決定の方向で調整中」や「検討中」など複数の報道が出ておりますので、今後政府の正式な発表を待つ必要があります。
つきましては渡航日がお決まりの方は、新フォームを待たず、現行のe-VISAについて余裕を持ってお手続きくださいませ。
| 項目 | 報じられている内容(いずれも未決定) |
|---|---|
| 記入項目 | 約70%を削減し、重複・冗長な項目を整理 |
| 現行フォーム | e-VISAは最大9ページ。犯罪歴、テロ、スパイ活動などへの関与に関する質問を含む |
| 変更案の例 | 「District(地区)」欄の削除、ホテルやゲストハウスの住所を滞在先として記入できるようにする案 |
| カテゴリー再編 | 主要カテゴリーを13から9へ、サブカテゴリーを49から23へ |
| 安全保障関連の質問 | 変更は発表されていません |
| 導入時期 | 2027年の可能性や来年初めの可能性などが報じられています 具体的な日程は未発表です |
| 政府の発表 | 内務省・入国管理局からの正式発表は確認されていません |
外国人旅行者数の回復の遅れと政府報告書の指摘
見直しの背景には、外国人旅行者数の回復の遅れがあります。観光省のデータでは、2019年の約1,093万人に対し、2025年は約915万人にとどまり、前年の約995万人から8.07%減少しました。
2026年6月に政府系シンクタンクのNITI Aayogが公表した報告書も、e-Visaフォームの項目が短期観光には過剰であることや、入力中のセッション切れ、海外発行カードの決済エラーなどを課題に挙げています。同報告書は特定の国を対象に、90日間・複数回入国が可能な到着ビザの段階的な導入も提言していますが、実施は決まっていません。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年11月6日)における公開情報に基づいています。本記事で紹介したビザ申請フォームの見直しは現地報道に基づくもので、インド政府の正式発表ではありません。内容や導入時期は今後変更される場合があります。
- 申請前に、インド政府の公式ポータルおよび在日インド大使館・総領事館の最新情報をご確認いただくことをお勧めいたします。
- 必要な手続きや入国条件は、国籍、渡航目的、時期によって異なる場合があります。ビザを取得していても、入国の可否は入国審査で判断されます。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、ビザの不許可や入国拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。

