2026.10.06
カンボジア|在外公館でのビザシール発給停止でe-VISAに一本化

カンボジア外交・国際協力省(MFAIC)の通達により、2026年10月3日(土)から、すべての在外公館(大使館・領事館)でパスポートに貼付するビザシール(紙のビザ)の発給が停止されました。
日本国内でも大使館や領事館などの在外公館でシールビザを取得することはできなくなり、渡航前にビザを取得する場合はe-VISA(電子ビザ)での申請が基本となります。
観光・商用でカンボジアへ渡航予定の方、特に出発間際に領事館窓口でビザを取得する予定だった方等につきましては、e-VISAの審査には5〜7営業日程度を要すると案内されておりますため、余裕を持ってご申請ください。
在大阪カンボジア王国名誉領事館|カンボジアビザ(紙面ビザ)発給停止およびE-VISA移行のお知らせ【2026年10月3日発効】
- 2026年10月3日から全在外公館でビザシールの発給を停止し、事前取得のビザは電子形式のみとなりました
- 日本国内では東京のカンボジア大使館ではビザシールの発給は停止となりましたが、大使館窓口でのe-VISA申請は可能と案内されています。また、大阪・福岡などの名誉領事館窓口では手続きができませんのでご注意ください
- 到着時に国際空港などで取得するアライバルビザ(VOA)については特に言及されておりませんので、引き続き利用可能と思われますが、実際の運用等はカンボジア入国管理局等にお問い合わせください

カンボジアへ渡航・滞在される方への注意喚起
今後事前にビザを取得する場合は、e-VISAの申請が基本となります。
ただし、e-VISAに対応していない入国地点もあるとされているため、陸路・海路で入国予定の方は事前に入国地点をご確認いただくことをお勧めいたします。
なおビザとは別に、入国日の7日前から「Cambodia e-Arrival」での入国申告が必要です。
また、タイとの陸路国境は閉鎖が続いているため、タイ方面から移動される方は航空便のご利用をご検討くださいませ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 変更開始日 | 2026年10月3日(土)~ |
| 変更内容 | すべての在外公館でパスポート貼付型ビザ(ビザシール)の発給を停止 |
| 日本国内の在外公館 窓口対応 |
東京:ビザ申請は可能ですが、e-VISAでの申請となります 大阪・福岡など:名誉領事館の窓口でのシールビザの申請・受領・発給は不可 |
| 申請先 | カンボジア外務省 公式e-Visaサイト(https://www.evisa.gov.kh/) |
| 主なe-VISAの種類 | 観光ビザ(T):30USD / 商用ビザ(E):35USD いずれも単一入国で、発給日から3か月有効、入国後の滞在は30日間とされています |
| 入国申告 | Cambodia e-Arrival(https://arrival.gov.kh/)で入国日の7日前から登録(無料) |
| 入国後 | 滞在資格証明書「v-Pass」がe-Arrival登録時のメールアドレス宛に送付されます |

タイとの陸路国境は閉鎖が継続
ポイペトなどタイとの陸路国境は、通常はアライバルビザの取得が可能な地点ですが、2025年6月以降閉鎖されています。
2026年5月にはタイのアヌティン首相が国境検問所の閉鎖を継続する考えを示したと現地メディアが報じており、10月上旬時点でも越境は停止されたままと伝えられていますので、バンコクなどからカンボジアへ移動される方は、航空便でのご移動を前提にご計画くださいませ。(カンボジアe-VISAページでもTemporary Closureのままとなっています)
なおベトナム・ラオスとの主要な陸路国境では、引き続きアライバルビザが利用可能と報じられています。

段階的に進むカンボジアの出入国手続きのデジタル化
カンボジアは2006年にe-VISAを導入し、2025年1月には観光・商用e-VISAの手数料を引き下げるなど、オンライン申請の利用を促してきました。
2026年1月2日からは入国後に電子の滞在資格証明書「v-Pass」が本格運用され、パスポートへの出入国スタンプは原則廃止されています。さらに同年8月1日には外交(A)・公務(B)・礼遇(C)ビザもe-VISAの対象に加わり、電子ビザのバーコードがQRコードに変更されました。
8月の時点では大使館での紙のビザも従来どおり申請可能と案内されていましたが、今回の通達により在外公館での発給も電子形式に一本化されることとなりました。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年10月6日)における公開情報に基づいています。ビザの申請方法・手数料・審査期間、各公館の窓口対応は今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ずカンボジア外務国際協力省の公式e-Visaサイト、在日本カンボジア王国大使館および各名誉領事館の最新情報をご確認ください。
- 名古屋・仙台など、本記事で言及していない名誉領事館の対応については、各館へ直接お問い合わせいただくことをお勧めいたします。
- e-Visaの手数料・有効期間・対応する入国地点、アライバルビザの取扱いは予告なく変更される場合があります。また、タイとの陸路国境の再開時期は未定です。
- 民間の代行サイト経由で申請した場合の手数料の返金等について、各国大使館は対応していません。申請は公式サイトから行うことをお勧めいたします。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、ビザ取得の遅延や入国拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。

