2026.08.04
エジプト|カイロ国際空港の到着ビザがQRコード方式へ変更(8/4更新)

エジプト・カイロ国際空港(Cairo International Airport)では、2026年8月1日より、到着ビザ(VISA on Arrival)の発給方式が、これまでの紙のビザシール方式からQRコードを用いたデジタル方式へと変更されました。
対象となるのは、到着ビザの取得資格をお持ちの国・地域の国籍で、同空港を経由してエジプトへ渡航予定の方です。
QRコードは、専用モバイルアプリ、公式オンラインポータル、空港内のセルフサービスキオスクの3つの経路から取得でき、出発前・機内・到着後のいずれのタイミングでも申請が可能です。手続き方法や支払い方法がこれまでと異なるため、渡航前に最新の手続き内容をご確認いただくことをお勧めいたします。
エジプト内閣府(Cabinet of Ministers)|内閣府ニュース(アラビア語)
カイロ県庁公式ポータル|カイロ空港、数時間以内に観光客向け電子ビザシステムを導入へ(アラビア語)
- 2026年8月1日より、カイロ国際空港の到着ビザがQRコード方式に移行しました。試験運用期間中は、紙のビザシール方式も並行して利用可能とされています。
- QRコードの取得方法は、専用アプリ「Visa On Arrival」、公式ポータル、空港内セルフサービスキオスクの3経路です。料金は1人あたり合計US$36(クレジットカード払い)です。
- QRコードの有効期限について、エジプト政府関係者の発言としては「発行から7日間」と報じられていますが、一部海外メディアでは「48時間」とする報道もあり、情報源によって内容が異なります。
新しい到着ビザ取得システムの詳細
カイロ県庁の公式ポータルは、カイロ国際空港の全到着ロビーで2026年8月1日早朝より試験運用が開始されたことを伝えており、観光考古省のシェリフ・ファトヒ大臣が、今回の導入は到着から出国までの旅行体験全体を向上させる国家戦略の一環であると説明したことを報じています。
これまでカイロ国際空港では、到着後に空港内の銀行窓口で紙のビザシールを購入する方式が取られてきました。2026年8月1日からは、これに加えて、QRコード形式のビザを取得する仕組みが試験的に導入されています。政府発表によれば、試験運用期間中は新システムと従来の紙方式が限定的な移行期間として並行運用される見込みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用開始日 | 2026年8月1日(試験運用・第一段階) |
| 対象空港 | カイロ国際空港(全到着ロビー) |
| 対象者 | 到着ビザの取得資格をお持ちの国・地域の国籍保持者 (対象国は現行制度と同様、約46か国・地域とされています) |
| 取得方法 | ① 専用モバイルアプリ「Visa On Arrival」(App Store、Google Play、AppGalleryで提供) ② 公式オンラインポータル(https://visaonarrival.gov.eg) ③ カイロ国際空港到着ロビーのセルフサービスキオスク |
| 申請内容 | 国籍、到着空港、パスポート番号、入国日、メールアドレス等を入力し、電子決済後にQRコードを受領 |
| 料金 | 1人あたり合計US$36(従来のビザ料金US$30に、発行手数料US$6が加算されたもの) |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ(Visa、Mastercardなど)。現金でのお支払いはできないと報じられています |
| QRコードの 有効期限 |
エジプト政府関係者の発言としては「発行から7日間」と報じられていますが、一部報道では「48時間」ともされており、情報源間で相違があります。渡航前に公式ポータルで最新情報をご確認ください。 |
| ビザの種類 | 観光目的限定のシングルエントリービザ、滞在可能期間は最大30日間。商用目的では利用不可。 |
| 紙のビザシール | 試験運用期間中は、限定的な移行期間として従来の紙のビザシール方式も並行して利用可能とされています。 |
専用端末・支払いに関する補足
空港内には到着ビザ発給用の専用端末が設置されています。
設置台数について、現時点で16台程度との情報がありますが、この点は公開されている公的情報源では確認ができておらず、実際の台数や設置場所については変更される可能性がありますので、渡航前に最新情報をご確認いただくことをお勧めいたします。
なお、空港係員による到着後のご案内や、専用端末でのビザ取得のサポートは、これまでと同様に受けられる見込みです。
ただし、ビザ料金のお支払いは、渡航予定の方ご自身で専用端末にて行っていただく必要があります。
制度導入の背景と今後の展開
今回のQRコードビザ導入は、エジプト政府が進める観光・出入国管理のデジタル化政策の一環です。
エジプト政府は2026年5月13日、到着ビザのデジタル化システムの運用・管理に関する協定への署名を発表しており、今回はその第一段階の試験運用にあたります。観光考古省は、今回の試験運用によりシステムの効率性や有効性を検証したうえで、カイロ国際空港以外の空港・入国窓口にも段階的に展開していく方針を示しています。
あわせて、エジプトでは2026年3月1日付で到着ビザ料金がUS$25からUS$30へ引き上げられているほか、同年4月にはカイロ国際空港発の紙の出入国カードが廃止されるなど、空港手続き全般のデジタル化が進められています。今回の変更も、こうした一連の取り組みの一部として位置付けられています。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年8月4日)における公開情報に基づいています。カイロ国際空港における到着ビザのデジタル化(QRコード方式)は試験運用の第一段階であり、運用状況・手続きの詳細は今後変更される可能性があります。
- 渡航前に必ずエジプト政府(内閣府・観光考古省・到着ビザ公式ポータル等)の公式発表、およびご利用の航空会社・旅行会社からの最新情報をご確認ください。
- QRコードの有効期限(7日間または48時間)については情報源によって内容が異なっており、試験運用の状況により実際の取り扱いが変更される可能性があります。
- 専用端末の設置台数など、本記事に記載の一部情報は限られた情報源に基づくものであり、正確な情報については現地の公式窓口にてご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、ビザ取得手続きによる遅延や入国拒否等について、当サイトは一切の責任を負いません。




