2026.04.16
ベトナム|喫煙規制強化に伴う新たな罰則制度施行について(5/15〜)

ベトナム政府は2026年4月、保健分野における行政罰を規定する政令第90/2026/ND-CP号を新たに公布しました。
同政令は2026年5月15日より施行され、禁煙区域での喫煙に対する罰則が法的に整備されます。
観光目的でベトナムを訪れる日本人旅行者も例外なく適用対象となるため、空港・駅・バスターミナルといった公共交通機関施設をはじめ、屋内の商業施設やオフィスビルなどでの喫煙には十分な注意が必要です。また、電子タバコ・加熱式タバコはすでに2025年から国内使用が全面禁止されており、本政令により関連違反への罰則もあわせて強化されています。
- 2026年5月15日より、禁煙区域での喫煙に20万〜50万ドン(約1,200〜3,000円)の罰金が科されます
- 空港・駅・バスターミナル等公共交通機関施設、病院・学校・商業施設(屋内)・オフィスビル・エレベーターは全面禁煙です
喫煙は必ず指定された喫煙エリアでのみ行ってください - 電子タバコ・加熱式タバコはベトナムへの持ち込みを含め全面禁止です
違反した場合は300万〜500万ドン(約1万8,000〜3万円)の罰金が科される可能性があります
ベトナムへ渡航・滞在される方への注意喚起
ベトナムでは2012年施行の「タバコ被害予防・抑制法」により、公共の場での喫煙規制はすでに存在していましたが、今回の政令第90/2026/ND-CP号によって行政罰の根拠が明確化・強化されました。
旅行者が違反しやすい主なケースとして、空港内や交通機関施設内での喫煙、屋内飲食店・ショッピングモール内での喫煙、電子タバコ・加熱式タバコの使用・持ち込みなどが挙げられます。なお、違反場所・状況によっては下表の基本罰金額を上回る場合がありますのでご注意ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施行日 | 2026年5月15日 |
| 根拠法令 | 政令第90/2026/ND-CP号(保健分野における行政罰規定) |
| 禁煙区域での喫煙 (紙タバコ) |
20万〜50万ベトナムドン(約1,200〜3,000円) |
| 電子たばこ 加熱式たばこの使用 |
300万〜500万ベトナムドン(約1万8,000〜3万円) ※ 2025年1月1日より、持ち込み・使用ともに全面的に禁止されています |
| 主な全面禁煙エリア | 空港・駅・バスターミナル、病院・学校、屋内飲食店・ショッピングモール、オフィスビル・エレベーターなど |
| 喫煙可能な場所 | 法的に認められた指定喫煙エリアのみ |
電子たばこ・加熱式たばこの持ち込みについて
2024年11月30日にベトナム国会は、公共の健康と社会秩序や安全を守るために、2025年1月1日より 加熱式たばこ 及び 電子たばこの生産、取引、輸入、保管、輸送、使用を禁止する決議が承認されました。
2025年1月1日以降、電子たばこ等を使用・製造・輸送・保管等する者は、状況に応じて罰金や行政処分・刑事責任に問われる可能性があります。電子たばこの使用に関しては、300万~500万ドンの罰金対象となる可能性があるほか、輸送・保管・製造の場合は更に重い罰金・刑事処罰が課される可能性がありますのでご注意下さい。
ベトナム政府ニュース(Governemnt News)|Viet nam to ban e-cigarettes from 2025
在ベトナム日本国大使館|電子たばこ及び加熱式たばこ等の使用禁止について(2025年1月1日から)
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年4月16日)における公開情報に基づいています。
政令第90/2026/ND-CP号の運用状況・罰則の詳細は今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ずベトナム政府公式ポータル(vietnam.vn)等の最新情報をご確認ください。
- 禁煙区域の範囲や喫煙可能エリアの設置状況は、施設・地域によって異なる場合があります。現地の表示や案内に従ってください。
- 罰則金額・適用条件は施行後に変更される可能性があります。最新情報は現地当局ま等にご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、罰則適用等について、当サイトは一切の責任を負いません。

