2015.02.19
マレーシア:裁判所を標的とした妨害行為を予告するビデオ公開に関する注意喚起
平成27年2月18日
在マレーシア日本国大使館
2月15日(日)、インターネット上に、18日(本日)、午後11時30分にマレーシア国内の裁判所を標的に、火薬物(花火・爆竹等)を破裂させるなどとする、目出し帽等で覆面をした4人組の男による妨害予告ビデオが公開されました。本件妨害予告の信憑性は判然とせず、どの裁判所を標的とするか等も言及されていませんが、現在警察において所要の捜査が行われているところでもあり、本日(18日)は注意して行動する必要があります。
在留邦人の皆様におかれましては、念のため、プトラジャヤの連邦裁判所(Palace of Justice)を始めとするマレーシア国内各地に所在する裁判所付近には、立ち寄らないようにお願い致します。また、裁判所以外の場所でも妨害行為等が行われる可能性がありますので、お出かけの際は、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど、安全確保に留意して下さい。
【ご参考】
今月15日(日)、「Isis Malaysia 69」というイスラム国(ISIL)を連想させるアカウント名でインターネット上に公開された同ビデオでは、目出し帽等で覆面をした4人組の男が、火炎瓶 のようなものを示しながら、マレー語で「民主主義の道具である司法制度を崩壊させる象徴として、裁判所で火薬物を破裂させる。」等、裁判所に対する妨害行 為を行うことを予告しています。