海外

2026.06.08

FIFAワールドカップ2026北中米大会開催に伴う注意喚起(6/11〜7/19)

2026年6月11日から7月19日にかけて、カナダ・メキシコ・アメリカの3か国共催でFIFAワールドカップ2026が開催されます。

日本代表はグループステージで、第1戦(6月14日・ダラス)・第2戦(6月20日・モンテレイ)・第3戦(6月25日・ダラス)と試合に臨みます。外務省は大会期間中、3か国にわたる広域情報を発出し、特にメキシコにおける深刻な治安リスク、米墨国境の陸路移動の危険性、メキシコシティ開幕戦当日の交通混乱などについて、現地観戦を予定している方への注意を強く呼びかけています。

外務省|FIFA WORLD CUP 2026 海外安全対策特設ページ

外務省 海外安全ホームページ|広域情報:FIFAワールドカップ2026カナダ、メキシコ、アメリカ大会開催に伴う注意喚起(2026年5月22日発出)

ここがポイント!
  • メキシコ全3会場(メキシコシティ・グアダラハラ・モンテレイ)は外務省危険レベル1(十分注意)が発出中。けん銃を用いた強盗・誘拐事件や麻薬カルテルの抗争が大都市を含む全国で発生しており、観光地も例外ではありません。
  • ダラス(第1戦・第3戦)からモンテレイ(第2戦)への陸路移動には、危険レベル2(不要不急の渡航禁止)のタマウリパス州ヌエボラレドを経由するバスルートがあり、在メキシコ大使館が強い注意を促しています。陸路での米墨国境越えは、車両を狙った強盗リスクが高い区間です。
  • 6月11日のメキシコシティ開幕戦では、試合後に数万人規模のサポーターが市内中心部に集結し、公共交通機関の大幅な遅延・運休や市街地でのデモ活動との衝突拡大が予想されます。同日午後から翌早朝にかけての市中心部への外出は極力控えてください。

ダラス(アメリカ)へ渡航・滞在される方への注意喚起

日本代表の第1戦(6月14日)・第3戦(6月25日)の会場となるダラス(AT&Tスタジアム)が所在するテキサス州では、けん銃やナイフ等を使用した強盗・殺人等の凶悪犯罪や、窃盗・詐欺被害に遭うおそれがあります。

外務省は2026年2月28日のイラン攻撃に関連したテロリスクの高まりを指摘しており、3月1日にはテキサス州オースティンで銃撃事件も発生しています。スタジアムへの大規模な人出が予想される試合当日は特に警戒が必要です。ダラスは在ヒューストン日本国総領事館の管轄となります。

在ヒューストン日本国総領事館|FIFAワールドカップ2026(ダラス、ヒューストン)特設サイト

項目 内容・注意事項
一般犯罪リスク けん銃・ナイフ等を用いた強盗・殺人等の凶悪犯罪のほか、窃盗・詐欺被害の発生が報告されています
人混みの多い場所では所持品から目を離さないようにしてください
テロリスクへの注意 中東情勢の影響からアメリカ国内のテロリスクが高まっています
イベント会場・観光施設・ホテル・公共交通機関等はテロの標的となりやすく、常に周囲の状況に注意を払い、避難経路を事前に確認してください
試合当日の混雑・交通 試合前後はスタジアム周辺で大規模な混雑が発生します
移動には十分な時間的余裕を持って計画し、急いで行動することで予期せぬトラブルに遭わないよう注意してください
スタジアム入場ルール 入場時には持ち込み禁止物等のルールを事前に確認・遵守してください
観戦後の熱狂的なサポーターが密集する場所ではスリ・置き引き等の被害リスクが高まります
在外公館の緊急連絡先 在ヒューストン日本国総領事館(ダラス管轄):+1-713-652-2977
在アメリカ合衆国日本国大使館:+1-202-238-6700

モンテレイ(メキシコ)へ渡航・滞在される方への注意喚起

在メキシコ日本国大使館は2026年6月3日付でスポット情報を発出し、ダラスからモンテレイへ陸路で移動する際の具体的なリスクを明示しています。

米国テキサス州と国境を接するタマウリパス州(危険レベル2)には、ダラスからモンテレイへ向かう長距離バスが停車するヌエボラレドがあり、車両強盗を含む凶悪犯罪が多発しています。陸路移動を計画している方は、安全確保のため航空機の利用を強く推奨します。また、メキシコ入国時には移民局で入国手続きを行い、入国スタンプ(または自動化ゲート利用時の紙のレシート)を出国まで必ず保管してください。

在メキシコ日本国大使館|FIFAワールドカップ2026(モンテレイ、メキシコシティ)特設サイト

項目 内容・注意事項
メキシコ会場の危険レベル メキシコシティ・グアダラハラ・モンテレイ(ヌエボ・レオン州):危険レベル1(十分注意)
タマウリパス州(米墨国境付近):危険レベル2(不要不急の渡航禁止)
ダラス→モンテレイ移動 航空機利用を推奨
一部の長距離バスはタマウリパス州ヌエボラレドを経由するため、陸路は危険性が高い
やむを得ず利用する場合は停車中の降車を最小限にする。
メキシコ陸路入国時の注意 必ず移民局で入国手続きを実施し、入国スタンプの押印または自動化ゲート発行のレシート(QRコード付き)を出国まで保管
未手続きは不法滞在・強制送還の原因となります
一般犯罪対策
(全会場共通)
流しのタクシーは使用しない(配車アプリ利用を推奨)
高価な物・貴重品は分散して所持
被害に遭った場合は絶対に抵抗しない。
メキシコシティ開幕戦
(6/11)
試合後、市内中心部に数万人規模のサポーターが集結する見込み
公共交通機関の大幅な遅延・運休が予想されるため、同日午後から翌早朝にかけての外出は極力控える。
デモ活動への対応 メキシコ市内中心部では連日デモが行われており、ワールドカップ開催中の混乱拡大の懸念がある
デモ隊や治安部隊には絶対に近づかず、速やかに離れる。
テロリスクへの注意 イベント会場・観光施設・ホテル・ショッピングモール・公共交通機関等はテロの標的になりやすい
滞在時間を短くし、避難経路を事前に確認する。
在外公館の緊急連絡先 在メキシコ日本国大使館:+52-55-5211-0028
在ヒューストン日本国総領事館(ダラス管轄):+1-713-652-2977
6月19日〜21日:在モンテレイ日本国大使館臨時事務所を開設予定

入国手続き・事前準備チェックリスト

アメリカへの渡航にはESTA(渡航72時間以上前に申請要)、カナダへの渡航にはeTA(航空機搭乗前に取得必須)が必要です。いずれも事前に承認を受けていない場合、搭乗を拒否される場合があります。また、渡航前に「たびレジ」への登録を行うことで、現地の最新安全情報を日本語メールで受け取ることができます。海外旅行保険への加入も忘れずにご確認ください。


免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年6月8日)における公開情報に基づいています。現地の治安情勢・外務省の危険情報・各国入国手続きは今後変更される場合があります。

  • 渡航前に必ず外務省海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)および在外公館の最新情報をご確認ください。
  • 外務省の危険情報・スポット情報は随時更新されます。大会期間中も定期的に情報を確認し、現地当局や大会運営者の指示に従ってください。
  • メキシコの治安情勢は地域によって大きく異なります。会場周辺以外への移動は、必ず最新の危険情報を確認した上で慎重に判断してください。
  • 「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html)への登録により、滞在先の安全情報を日本語メールで受け取ることができます。渡航前に必ずご登録ください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、現地での事件・事故・入国トラブル等について、当サイトは一切の責任を負いません。

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