2026.06.05
フランス・スイス|G7エビアンサミット開催に伴う交通規制及び抗議デモに関する注意喚起

2026年6月15日(月)から17日(水)にかけて、フランス・オート=サヴォア県のエビアン・レ・バン(Évian-les-Bains)でG7サミットが開催されます。
これに伴い、サミット開催地周辺 および スイス・ジュネーブ地区において、大規模な立ち入り制限、国境通過の制限、交通規制が実施されます。また、反G7団体による大規模デモも予定されており、エビアン・レ・バン、ヌーヴセル、ピュブリエ各自治体ならびにジュネーブ周辺に滞在・移動を予定している方はご注意ください。
- 6月11日(木)0時〜17日(水)20時の間、エビアン・レ・バン、ヌーヴセル、ピュブリエにブルーゾーン・レッドゾーンが設定され、G7パス(QRコード)の提示なしには立ち入りできません。
- 6月12日(金)〜18日(木)の間、ジュネーブ=フランス間の国境通過は指定された7か所(+コルナヴァン・アンヌマス駅、ジュネーブ空港)に限定され、それ以外の地点からの越境はできません。
- 6月13日(土)〜17日(水)には反G7団体によるデモが計画されており、特に6月14日(日)にはジュネーブ市内右岸エリアで大規模デモが予定されています。
ジュネーブおよびエビアン周辺へ渡航・滞在される方への注意喚起
エビアン・レ・バンおよびジュネーブ周辺への渡航・滞在を予定している方は、以下の点に十分ご注意ください。
立ち入り制限区域(ブルーゾーン・レッドゾーン)内に居住・宿泊・業務で滞在される場合は、事前に公式サイト(pass-g7.gouv.fr)でG7パス(QRコード)を申請する必要があります。
ジュネーブ空港の定期商業便は運航が維持される予定ですが、空港へのアクセス道路や国境周辺での混雑・待ち時間の大幅な増加が見込まれます。ジュネーブ空港の公式発表では、出発の少なくとも3時間前までの空港到着を推奨しています。
PRÉFECTURE DE LA HAUTE-SAVOIE(オート=サヴォア県公式サイト)|Se déplacer pendant le Sommet du G7
| 項目 | 内容・詳細 | 期間 |
|---|---|---|
| レッドゾーン Zones rouge |
エビアン・リゾート周辺のサミット会場直近エリア → 各国首脳・代表団専用 正当な理由(居住者・認定業務者等)+G7パス提示のみ入場可 → 車両の駐停車禁止 |
6月11日 0時〜6月17日 20時 |
| ブルーゾーン Zones bleue |
エビアン・レ・バン、ヌーヴセル、ピュブリエの広域保護ゾーン → G7パス(QRコード)提示により徒歩・車両での移動は可 → 護衛車列通過時に一時的な通行止めあり |
6月11日 0時〜6月17日 20時 |
| 国境通過制限 (ジュネーブ=フランス間) |
利用可能な国境通過地点を7か所(Anières、Moillesulaz、Thônex-Vallard、Bardonnex、Perly、Meyrin、Ferney-Voltaire)に限定 コルナヴァン駅・アンヌマス駅・ジュネーブ空港経由の越境は引き続き可能 各所24時間体制での管理、大幅な待ち時間が予想される |
6月12日 〜6月18日 |
| ジュネーブ空港 | 定期商業便は運航維持 ただし空港へのアクセス道路での混雑・フェルネ=ヴォルテール等の国境通過で20〜30分以上の追加所要時間が予想される。出発の3時間前到着を推奨 パノラマテラス・北エプロン見学エリア等は6月14〜18日の間閉鎖。 |
6月13日 〜6月19日 |
| 鉄道: トノン=レ=バン〜エビアン |
6月11日 0時〜6月17日の間、運行停止 SNCFが代替バスを運行(途中停車なし) 代替バス乗車にはG7パスの提示が必要 |
6月11日 0時 〜6月17日 |
| CGN(船): ローザンヌ〜エビアン航路 |
エビアン桟橋閉鎖のためN1(ローザンヌ〜エビアン)・N2(ローザンヌ〜トノン)が大幅乱れ 代替便はトノン=レ=バンおよびリュグランを経由 |
6月11日〜17日 |
| レマン湖(フランス側) の船舶規制 |
フランス側のレマン湖での遊覧ボート・マリンスポーツ等は全面禁止 エビアン桟橋は完全閉鎖 |
6月11日〜17日 |
G7パス(PASS G7)の取得について
エビアン・レ・バン、ヌーヴセル、ピュブリエのブルーゾーン内に滞在・移動を予定している13歳以上の全員を対象に、G7パスの取得が義務付けられています。観光・宿泊目的の旅行者も対象で、申請は公式サイト(pass-g7.gouv.fr)より行えます。

ジュネーブ発着フライトをご利用の方へ
ジュネーブ空港当局は出発の3時間前までに空港に到着するよう強く推奨しています。
フランス側国境通過地点の限定・渋滞のほか、空港内のセキュリティゾーン拡大によるチェックイン・出入国審査への所要時間増加が見込まれますので、時間に余裕を持った行動計画を立てていただくことを強くお勧めします。また、乗継の場合はチューリッヒ空港(ZRH)またはバーゼル空港(BSL)の利用も選択肢の一つとなりますのでご検討ください。
G7サミットの開催地となったエビアンについて
エビアン・レ・バンは、フランス・オート=サヴォア県レマン湖畔に位置する人口約8,000人の小都市です。
スイス・ジュネーブとの国境にほど近く、ジュネーブ空港からの主要移動ルートが通ります。
2026年のG7サミットはフランスが議長国を務め、フランスがG7サミットをエビアンで開催するのは2003年のG8サミット以来23年ぶりとなります。地理的にスイス国境に隣接するため、スイス当局(ジュネーブ・ヴォー・ヴァレー各州)とフランス当局が連携して大規模な国境管理・安全保障措置を講じており、スイスは最大5,000名の要員を配置するほか、レマン湖地区の空域制限も実施します。
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年6月5日)における公開情報に基づいています。G7サミット開催に伴う各種規制の内容・期間は今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ずオート=サヴォア県公式サイト、ジュネーブ州公式サイト、ジュネーブ空港公式サイト、および利用航空会社の最新情報をご確認ください。
- 立ち入り制限区域(ブルーゾーン・レッドゾーン)の範囲や通過地点の指定は、安全上の理由から予告なく変更される場合があります。
- デモ・集会の実施ルート・規模・時間帯は変更される可能性があります。デモや群衆が集まる場所には近づかず、現地当局の指示に従ってください。
- ジュネーブ空港発着のフライトについては、ご利用の航空会社が発表する最新情報を直接ご確認ください。フライトのスケジュール変更・遅延が生じた場合の補償については、各航空会社の運送約款・旅行保険の条件をご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、入国・移動制限による遅延や予定変更等について、当サイトは一切の責任を負いません。


