海外

2026.05.13

タイ|アルコールの販売・飲酒禁止区域を明確化

タイ政府は2026年5月11日付の官報に、アルコール飲料管理委員会(Alcoholic Beverage Control Committee)による告示を掲載しました。これにより2026年5月12日より、公共交通機関の拠点である鉄道駅、バス停、旅客船の桟橋、および走行中の車内での取引や飲酒が全面的に禁止されます。

今回の告示は、2008年に制定された「アルコール飲料規制法(Alcoholic Beverage Control Act)」に基づく規定を現代の実情に合わせて改定・明確化したものです。

Bangkok Post|Thailand updates rules on sale and consumption of alcohol(2026年5月12日)

ここがポイント!
  • 官報掲載の翌日(2026年5月12日)から即日施行。鉄道駅・フェリーターミナル・長距離バスターミナルなど旅行者が利用する交通施設も禁止区域に明記されました。
  • 禁止区域は計8種類。道路・乗り物の車内・工場敷地・政府機関施設・公共公園なども対象です。
  • 違反した場合は最長6か月の禁錮もしくは最大1万バーツの罰金(または併科)が科される可能性があります。

タイへ渡航・滞在される方への注意喚起

今回の告示により、鉄道駅・列車内・旅客桟橋・フェリーターミナル・旅客輸送駅など旅行者が日常的に利用する交通機関の施設においても、酒類の販売と飲酒が明示的に禁止されました。空港内の免税エリアや国際線ターミナル、ホテル施設内については従来どおりの取り扱いが継続されていますが、移動中の公共交通機関の利用時にはアルコール類の持ち込み・飲用に十分ご注意ください。

禁止区域・場所 禁止内容 例外・備考
道路・公道上の乗り物・走行中の輸送車両 酒類の販売 なし
鉄道駅 および 列車内 酒類の販売 バンコク駅の冷房付きホール内で開催される
特別イベント時を除く
旅客用公共桟橋・フェリーターミナル 酒類の販売・飲酒 なし
全国の旅客輸送駅(バスターミナル等) 酒類の販売・飲酒 なし
工場敷地内 酒類の販売・飲酒 酒類製造事業者の工場内での販売・試飲は除く
政府・国営企業・政府機関の管理・使用する区域 酒類の販売・飲酒 私有住居・クラブ指定区域・伝統的な宴会を除く
国営企業・政府機関が所有する公共公園 酒類の販売・飲酒 なし
国営企業・政府機関の施設 酒類の販売・飲酒 なし
引き続き酒類販売が可能な主な場所

今回の告示は交通施設や公共施設における禁止区域を明確化したものですが、国際線ターミナルビル内の施設(ラウンジ・バー・免税店など)、酒類販売法に基づく許可を受けたホテル、娯楽施設法に基づく認可を受けた接待施設については引き続き酒類提供が認められています。


免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年5月13日)における公開情報に基づいています。各告示の詳細および施行状況は今後変更される場合があります。

  • 渡航前および滞在中は、タイ保健省・アルコール飲料管理委員会の公式サイトおよびタイ大使館等の最新情報を必ずご確認ください。
  • 禁止区域での酒類販売・飲酒は、最長6か月の禁錮または最大1万バーツの罰金(または併科)の対象となる場合があります。現地の法規制を十分にご理解の上、行動されることを強くお勧めします。
  • 空港・ホテル・認可施設などにおける例外規定の適用範囲は、施設の種別・許認可状況によって異なる場合があります。個別の施設については直接ご確認ください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いません。

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