海外

2026.05.08

タイ|6空港の国際線出発旅客サービス料を改定(6/20発券分〜)

タイ空港公社(AOT:Airports of Thailand Public Company Limited)は、2026年6月20日以降に発券される国際線航空券より、同社が管理・運営する6空港の国際線出発旅客に対する旅客サービス料(PSC:Passenger Service Charge)を 現行の730バーツから1,120バーツへと改定 します。

改定幅は1人あたり390バーツ(約53%増)で、この追加費用は航空会社によって航空券代金に転嫁されることになります。
AOTのパウィーナ・ジャリヤティポン社長は、今回の改定はICAO(国際民間航空機関)基準に準拠したものであり、収入は旅客ターミナルの拡張・安全技術の向上をはじめとする空港整備事業に全額充当されると説明しています。なお、国内線の旅客サービス料は現行の130バーツのまま据え置かれます。

Bangkok Post|AOT: Passenger charge hike won't dent demand(2026年5月7日)

ここがポイント!
  • 2026年6月20日以降の発券分から、国際線出発旅客サービス料(PSC)が730バーツ→1,120バーツ(約53%増、+390バーツ)に引き上げられます。すでに購入済みの航空券への遡及適用はありません。
  • 対象はAOTが管理するスワンナプーム、ドンムアン、プーケット、ハジャイ、チェンマイ、チェンライの6空港で、国際線出発旅客のみに適用されます。
  • 追加収入(年間最大約130億バーツ)はスワンナプーム空港南ターミナル建設など大規模な空港拡張事業に充てられ、AOTは2034年までに年間1億8,000万人の旅客処理能力の実現を目指しています。

旅客サービス料(PSC)改定の詳細

旅客サービス料(PSC)は課税ではなく空港使用料の一種で、航空会社が旅客に代わってAOTへ支払い、航空券の料金明細に「空港施設使用料」等の名称で内包されています。

2026年6月20日以降の発券分より新料金が適用されます。
現地報道によると、AOTは今後、トランジット・乗り継ぎ旅客へのPSC課金についても導入を検討していることを明らかにしており(世界の空港の90%以上が同様の課金制度を採用)、今後の動向に注意が必要です。

項目 内容
改定内容 730バーツ → 1,120バーツ(+390バーツ)
適用開始日 2026年6月20日(同日以降の発券分から適用)
対象旅客 AOT管理6空港から出発する国際線旅客のみ
対象外 国内線旅客(130バーツのまま据え置き)、6月20日より前に発券済みの航空券
対象空港
(計6空港)
スワンナプーム国際空港(BKK)
ドンムアン国際空港(DMK)
プーケット国際空港(HKT)
ハジャイ国際空港(HDY)
チェンマイ国際空港(CNX)
チェンライ国際空港(CEI)

免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年5月8日)における公開情報に基づいています。
旅客サービス料(PSC)の金額・適用条件・施行スケジュールは今後変更される場合があります。

  • 渡航前に必ずAOT公式サイト(airportthai.co.th)および各航空会社の公式情報をご確認ください。
  • 旅客サービス料(PSC)は航空券代金に含まれて徴収されます。2026年6月20日以降に発券された航空券には新料金が適用されますが、同日より前に購入済みの航空券への遡及適用はありません。ご不明な点は各航空会社へお問い合わせください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益、航空券料金の変動等について、当サイトは一切の責任を負いません。

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