2026.02.12
バングラデシュ|ラジシャヒ管区ナオガオン県におけるニパウイルス感染例の発生

バングラデシュ北西部ラジシャヒ管区ナオガオン県において、ニパウイルス感染症の発生(1例)が報告されています。バングラデシュ国際保健規則国家連絡機関(International Health Regulations National Focal Point(IHR NFP))の発表によると、今回の確定症例の接触者計35名を特定し、追跡・検査を行いましたが、全員が無症状かつ陰性であったとのことです。
WHOは、バングラデシュ保健家族福祉省が複数の公衆衛生対策を講じているとして、国内・地域・世界的レベルにおいてニパウイルスの公衆衛生上のリスクは低く、国際的な疾病拡散リスクも低いと見なしています。
ニパウイルスは、主にオオコウモリが媒介する重篤なウイルス性の感染症で、感染した動物(豚など)や人からの接触感染、飛沫感染も確認されており、バングラデシュでは、ほぼ毎年感染例が報告されています(昨年は4例)。過去の症例のほぼ半数は、生のナツメヤシの樹液またはタリ(発酵ナツメヤシの樹液)の摂取歴が確認された一次感染例であり(保菌コウモリが食したナツメヤシの樹液を摂取したと思われる)、バングラデシュで検出された症例のほとんどはナツメヤシの樹液を採取・消費する12月から4月にかけて報告されています。
在留邦人及び渡航者の皆様におかれましては、野生動物(特にコウモリ)や家畜には不用意に近づかず、生のナツメヤシの樹液は摂取しないようご注意ください。また、ニパウイルスの発生を受け、近隣国の主要空港において検疫体制を強化しているという情報もあります。今後、国外渡航を予定されている方におかれましては、事前に渡航先における検疫措置に関する情報収集を行うようにしてください。
■在バングラデシュ日本国大使館領事班
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