2026.02.10
イタリア|ヴェネツィアの入島税について(2026年)

イタリア・ヴェネツィア市は、2026年度における日帰り観光客への入島税(Contributo di Accesso)の適用日程と料金体系を正式に発表されております。
本年度は60日間が課税対象となり、4月3日から7月26日までの主に週末および連休期間に、歴史地区を訪問する日帰り観光客に対して入島税の支払いが義務付けられます。対象日には午前8時30分から午後4時までの時間帯に歴史地区に滞在する15歳以上の訪問者が、事前登録および決済を行う必要があります。
ヴェネツィア市は年間約2,000万人の観光客が訪れる一方、歴史地区の居住人口は5万人未満にまで減少しており、過度な観光(オーバーツーリズム)が深刻な問題となっています。入島税は日帰り観光客の流入をコントロールし、歴史地区の維持管理費用(ゴミ処理、舗装の補修、橋の維持管理、護岸の保全など)を観光客にも負担してもらうことで、持続可能な観光と住民の生活の質の向上を図る実験的な取り組みです。2024年に世界で初めて導入されたこの制度は、2025年の実施を経て、2026年も継続して試験運用されます。
旅行者の皆様へ
ヴェネツィア歴史地区を訪問予定の方は、必ず訪問日が課税対象日に該当するかご確認ください。
該当する場合は、ヴェネツィア市公式サイトから事前登録・決済を行い、QRコードを取得する必要があります。
登録なしで入域した場合、罰金が科される可能性がありますのでご注意ください。
また、ヴェネツィア市内の宿泊施設に滞在される方は、入島税の支払いは免除されますが、事前登録は必要です。
2026年度入島税の詳細

事前登録・決済の方法
ベネチア市の公式ポータルサイト(https://cda.ve.it/en/)にアクセスし、訪問日を選択して登録・決済を行います。
決済完了後、QRコードが発行されますので、スマートフォンに保存し、入域時の検査官からの求めに応じて提示してください。
免除対象者
| 14歳以下 | 入島税の支払いは不要ですが、QRコード取得のための登録は必要です |
| ヴェネツィア 市内宿泊者 |
メストレ、マルゲーラを含むヴェネツィア市内のホテル等に宿泊する場合、入島税は免除されますが、事前登録は必要です |
| ヴェネト州住民 | 入島税の支払いおよび登録が免除されます |
| 学生・労働者 | ヴェネツィア市内の学校に通学する学生、ヴェネツィア市内で勤務する労働者は免除対象です |
| 不動産所持者 | ヴェネツィア市内に不動産所有者およびその家族は、年次更新が必要な免除クーポンを取得できます |
| 離島訪問者 | ムラーノ島、ブラーノ島、トルチェッロ島、サンテラズモ島、リド島、ペッレストリーナ島などの小島のみを訪問する場合は、入島税の対象外です |
免責事項および注意喚起
本記事に記載されている情報は、2026年2月現在のものであり、今後変更される可能性があります。
訪問前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
・入島税の適用日程、料金、免除条件などは予告なく変更される場合があります
・補償や払い戻しに関する詳細は、ヴェネツィア市公式サイトまたは登録時の利用規約をご確認ください
・本記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください


