2026.02.05
イタリア|トレヴィの泉で入場料徴収を開始(2/2〜)

2026年2月2日より、イタリア・ローマのトレヴィの泉において、噴水の水盤エリア(カティーノ)への入場に2ユーロのチケットが必要となりました。
この措置はローマ市が導入した新たな料金制度の一環で、オーバーツーリズム対策と文化財保護を目的としています。
トレヴィの泉は年間1,000万人以上、1日あたり平均3万人(ピーク時は7万人)が訪れるローマ屈指の観光名所であり、混雑緩和と見学体験の質向上が期待されています。なお、上部の広場からの眺望は引き続き無料で、チケットは水盤に近づいて見物したい(コインを投げ入れたい)観光客のみが対象となります。
ローマを旅行される方への注意事項
トレヴィの泉を訪れる予定の方は、事前にオンラインでチケットを購入しておくことをお勧めします。
チケットは日時指定なしのオープンチケットで、購入後いつでも使用可能です。なお、ローマ市および周辺都市圏の居住者は身分証明書の提示で無料入場できます。
詳細情報

制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始日 | 2026年2月2日(日曜日) |
| 入場料 | 2ユーロ(約320円) |
| 有料時間帯 | 月曜・金曜:11:30〜22:00 その他の曜日:9:00〜22:00 ※最終入場は21:00 |
| 対象エリア | 噴水の水盤周辺(カティーノ)のみ ※広場からの眺望は引き続き無料 |
| 無料対象者 | ・ローマ市および都市圏居住者(要身分証明書) ・6歳未満の子ども ・障がい者および同伴者1名 ・公認ガイド(要資格証) |
チケット購入方法
オンライン購入:公式サイト fontanaditrevi.roma.it から購入可能(日時指定なし、払い戻し不可)
現地購入:トレビの泉入口のSmartPOS端末(カード決済のみ)
その他:ローマ市立美術館窓口、観光案内所(Tourist InfoPoint)、提携販売店(現金・カード可)
入場時の注意点
・水盤エリア内での飲食は禁止されています
・入場は一方通行で、スタッフが人流を管理します
・コイン投げの伝統は継続されます(投げ入れられたコインは例年通りカトリック慈善団体カリタスに寄付)
・2週間に一度、月曜日コイン収集とメンテナンスのため14:00〜22:00)
制度導入の背景
ローマ市は2024年12月から約1年間にわたり、トレビの泉での入場管理の実証実験を実施してきました。
この間、アクセス経路の整備と人流データの収集を行い、混雑緩和に一定の効果があることを確認。グアルティエリ市長は「オーバーツーリズム対策と文化財保護の両立」を目的に、2025年12月19日に正式導入を発表しました。本制度はベネチアの日帰り観光客課金やパンテオンの入場料制度に続くイタリアの観光地管理施策の一環です。
ニュースソース
Roma Capitale(ローマ市公式)- 新料金制度発表:
https://www.comune.roma.it/web/it/notizia/nuovo-sistema-tariffario-musei-monumenti.page
Roma Capitale - トレヴィの泉入場券詳細:
https://www.comune.roma.it/web/it/notizia/biglietto-dingresso-fontana-di-trevi.page
Turismo Roma(ローマ観光局公式):
https://www.turismoroma.it/en/news/trevi-fountain-new-entry-fee-one-romes-symbols
トレヴィの泉チケット公式サイト:
https://www.fontanaditrevi.roma.it
免責および注意事項
本記事の情報は2026年2月5日時点のものです。入場料、営業時間、対象エリア等は予告なく変更される場合があります。
最新情報は必ずローマ市公式サイトまたはトレビの泉チケット公式サイト(fontanaditrevi.roma.it)でご確認ください。
※ メンテナンス作業や特別イベント等により、臨時休場や時間変更が生じる可能性があります。
※ 本記事の情報に基づく損害について、当社は一切の責任を負いかねます。


