2025.08.08
ザンビア|カフエ川流域の河川・土壌汚染に関する注意喚起(8/8更新)
2025年8月6日7時頃(当地)、在ザンビア米国大使館は、シノ・メタルズ・リーチ社の鉱滓ダム決壊の影響を受けたコッパーベルト州キトウェ及びその周辺地域から、全ての米国政府職員の即時撤収を命じました。カフエ川流域の河川・土壌汚染について、以下の内容で自国民に対し注意喚起するとともに、予防措置をとるよう勧告しました。
また、8月7日11時頃(当地)、情報・メディア大臣兼政府首席報道官、グリーン経済・環境大臣及び水開発・衛生大臣は合同記者会見を開き、今年2月18日に発生したシノ・メタルズ・リーチ社の鉱滓ダム決壊による汚染事故後のザンビア政府の対応及び周辺地域の汚染状況について、以下(抜粋)のとおり説明し、公衆衛生、水質の安全、農業及び環境への全ての深刻な影響は既に制御下にあるためパニックを起こす必要はない旨、また、健康・安全基準への適合性確保のために水質監視を継続している旨を説明しました。
(1)2月20日、Nkana Water Supply and Sanitation Company(現地水道会社)は、異常な水質悪化のため キトウェのBulangililoとNkana Eastの浄水場を閉鎖。
(2)同月23日及び24日、水質回復を確認後、両浄水所を再開。
(3)流出が発覚後、現在も専門機関を通じて水質監視を継続中であり、多数採取したサンプルの検査・分析を 進めている(採取された水・土壌サンプルの8割強について検査を継続中)
(4)事案発生後、汚染による死亡者の記録はなし。また、Ngabweで食中毒とみられる事例が3件発生したこと を除き、汚染に関連した重大な健康問題や発生はなし。患者は全員完全に回復。
在留邦人や当地を訪問予定の皆様におかれましては、健康被害の防止にご留意いただくようお願いします。
【問合わせ先】
在ザンビア日本国大使館
Embassy of Japan in Zambia
住所:No.5218, Haile Selassie Avenue, P.O. Box 34190, Lusaka, Zambia
電話:+260-211-251-555
領事メール:jez.consul@lu.mofa.go.jp
領事窓口時間:08:00 - 12:00 / 14:00 - 16:00
ホームページ:https://www.zm.emb-japan.go.jp
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