海外

2024.02.28

アイスランド|南西部での火山の再噴火の可能性について

●アイスランド気象庁によると、今後数日以内にアイスランド南西部で再び噴火が発生する可能性が高いと予測されています。
●噴火が見込まれる地域周辺にはブルーラグーンが所在しており、警告から噴火まで最短で30分程度の場合もありますので、同施設への訪問については慎重に検討し判断して下さい。

 2月8日にアイスランド南西部のスンドヌークスギーガル、シーリンガルフェットル付近で発生した3度目の火山噴火以降、これまでマグマの噴出は収まっていましたが、2月27日のアイスランド気象庁の発表によれば、スヴァルツェンギ(Svartsengi)でマグマ活動が既に前回噴火時と同じレベルに達しており、同地域付近で今後数日以内に噴火に至る可能性が高いと予測されています。
【参考:アイスランド気象庁2月27日付発表】
https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night 

 噴火自体は局地的にはスヴァルツェンギ付近のストゥラ=スコフェットゥル山(Mt. Stora-Skogfell)とハガフェットゥル山(Mt. Hagafell)の間のいずれかの場所で発生する可能性が高いと予測されていますが、ここから南西約2kmの場所にブルーラグーンが所在しています。同施設では噴火の際は当局の指示に従い避難する態勢を整えているとしていますが、当局によれば避難指示から噴火まで最短で30分足らずの場合もあり得るとのことです(実際、前回噴火時は、ブルーラグーンに退避の警告が出された30分後に火山噴火が発生しています。)。

 ブルーラグーンへの訪問はご自身の判断となりますが、噴火の最中に十分な救助活動を行うことは困難を極めることも想定されますので、同施設への訪問についてはこうした状況を念頭に複数の情報源から十分な情報収集をしたうえでその是非を慎重に検討して下さい。また、訪問される場合には、家族、知人、旅行会社などに訪問日時と連絡先を共有してください。

なお、現時点においてケプラヴィーク空港(KEF)や同空港とレイキャビク市内を結ぶ道路にまで噴火の影響が及ぶ予測はされていませんが、アイスランドに滞在中の方は、今後の火山活動の動向について常に最新の情報入手に努めて下さい。

●アイスランド気象庁:
https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night
●アイスランド国民保護・危機管理局:
https://www.almannavarnir.is/
●アイスランド捜索・救助隊:
https://safetravel.is/
●ケプラビーク国際空港:
https://www.isavia.is/en/keflavik-airport
●ブルーラグーン:
https://www.bluelagoon.com/reopening?_gl=1*n967cw*_up*MQ..&gclid=CjwKCAiArfauBhApEiwAeoB7qNDr2RACH73rBTW6LPsqm4LGr3AJMsMJiFGBKVTOdC9lje6GGZSyuBoCU4UQAvD_BwE

在アイスランド日本国大使館領事部/Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik
電話:510-8600(領事部直通:510‐8612)
メール:iceland-consul@rk.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/about.html 


 

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