2021.06.29
アラブ首長国連邦 アブダビ首長国の主要な公共施設への入場にワクチン接種が必要（2021年8月20日～）
●アブダビ政府は、８月２０日以降、主要な公共施設への入場に関してはワクチン接種が必要となることを発表しました。
２８日のWAM（当地国営通信社）の報道によれば、アブダビ緊急・危機・災害委員会は、８月２０日よりワクチン接種者に限り、ショッピングセンター、レストラン、博物館、大学など公共の場に入場することを許可する措置を承認しました。同報道の内容は、以下のとおりです。
１ アブダビ首長国のワクチン接種対象グループの９３％以上へのワクチン接種を完了し、公衆衛生を維持するために必要な予防措置を強化したことを受け、アブダビ緊急・危機・災害委員会は、２０２１年８月２０日から、ワクチン接種者に限り多数の公共の場に入場することを許可する措置を承認した。
２ まずこの措置の第一段階として、ショッピングセンター、レストラン、カフェ、ショッピングセンター外の小売店を対象とすることを承認した。またジム、レクリエーション施設やスポーツ施設、ヘルスクラブ、リゾート施設、博物館、文化センター、テーマパーク、大学、研究所、公立・私立学校、子供の保育園なども対象となる。なお、ショッピングセンター外にあるスーパーマーケット及び薬局は、この措置の対象にはならない。
３ なお、この措置については、承認されたプロセスでワクチン接種を免除され、その旨アル・ホスン・アプリに記録されているワクチン未接種者及び１５歳以下の子供には適用されない。
４ アブダビ緊急・危機・災害委員会は、今回の措置について、最近同首長国内で実施されている工業地帯及び人口密集地での事前検査キャンペーン、最先端スキャナーを用いた感染の検出、対象者への追加接種を含む継続的なワクチン接種キャンペーンなど、同首長国で実施されている積極的な対策の一環であることを強調した。
５ また、ワクチン接種が持続的な回復のために最も効果的な方法であることから、予防措置を講じながらワクチン接種を選択することが重要である旨も強調した。
本件に限らず、UAE当局、アブダビ政府による各種規制措置は、今後も予告なく変更または追加されることが予想されます。それらの情報につきましては、随時、領事メール等でお知らせしますが、在留邦人及び当地滞在中の皆様方におかれましても、当局の発表等、最新の情報の入手に努めてください。また、できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが、ご自身に関係する事項については政府当局が提供する情報に依拠してください。
（関連記事）
https://wam.ae/en/details/1395302948082
（以下参考）
○UAE外務国際協力省ホームページ（Travel Alerts and Warnings）
https://www.mofaic.gov.ae/en/Warnings
○UAE保健・予防省ホームページ
https://www.mohap.gov.ae/en/Pages/default.aspx
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