海外

2021.03.24

ザンビア 入国する全ての渡航者はザンビア入国時から72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書の提示が必要

 ザンビア保健省は、空港検疫に係る新たなガイドラインを公表したところ、概要は以下のとおりです。ガイドライン原文は、下記リンクをご参照ください。

○ザンビア保健省ガイドライン
http://znphi.co.zm/news/wp-content/uploads/2021/03/PoE-Guidelines.pdf

○陸路及び空路で入国する全ての渡航者は、出発国で取得したザンビア入国時から72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書の提示が必要。右なき場合は入国不可。
○陰性証明書の提示により、検疫の遵守は不要。(但し、発熱等の疑わしい症状を呈している場合等を除く。下記(4)参照)
○5歳未満の子供による陰性証明書の提示は免除。

【ガイドライン概要】

(1)陰性証明書(SARS COV2 Certification)

 ザンビアに陸路及び空路により入国する全ての渡航者は、出発国で取得したPCR検査陰性証明書の提示が求められる。右検査は入国時から72時間以内に実施されたものでなければならない。右要件を満たさない渡航者は入国が許されない。また、陰性証明書を持つ渡航者の中から無作為に選ばれた者に対し、品質確認のための検査を実施する場合がある。

(2)入国時スクリーニング(Entry Screening)

 入国する全ての渡航者に対し、体温・症状検査を実施する。

(3)書類(Documentation)

 ザンビアに入国する全ての渡航者に、指定の出入国管理所、航空機内又は在京ザンビア大使館HPを通じて、渡航者健康問診票(Travelers Health Questionnaires)を配布する。右問診票は、事前に英語により記入し、入国に際し、審査のために入国地点の保健スタッフに渡す。保健スタッフにより、住所や電話番号等の連絡先を始め同問診票に記入された内容に不備がないか確認される。

(4)有症状の渡航者に対する措置(Symptomatic Travelers)

 以下の渡航者に対し、入国地点において新型コロナウイルスに係る検査を実施する。

ア 体温が38度以上の者。
イ 新型コロナウイルス感染が疑われる症状(発熱、咳、息切れ、呼吸困難、咽頭痛、頭痛、倦怠感、味覚又は臭覚の消失)がある者。
ウ 保健スタッフにより無作為に選ばれた者。

 これらの渡航者は、検査を受け、その結果が出るまでの間、自宅又は保健省指定施設において検疫に服する。陽性と診断された渡航者は、国の症例管理ガイドライン(Case Management Guidelines)に基づいて対処される。検査結果が陰性であるが有症状の者は検疫から解かれるが、治療を受けることが要求される。

(5)ビジネス渡航者(Business Travelers)

ア PCR検査陰性証明書を所持し入国する無症状のビジネス渡航者は、自由に業務を遂行することができる。ただし、社会的距離の確保、マスクの着用、個人衛生管理など、推奨される新型コロナウイルス感染症予防措置の遵守が求められる。
また、新型コロナウイルス感染症の症状に日々注意を払い、その兆候が出た場合は最寄りの保健当局に報告する。
イ PCR検査陰性証明書を持たないビジネス渡航者は入国を許可されない。

(6)観光旅行者(Tourists)

ア PCR検査陰性証明書を所持し入国する観光目的の渡航者は、新型コロナウイルス感染症予防措置を遵守することにより、検疫に服することなく自由に行動することができる。
イ PCR検査陰性証明書を持たない観光目的の渡航者は入国を許可されない。

(7)検疫(Quarantine)

 PCR検査陰性証明書を所持し入国する全ての渡航者は、新型コロナウイルス感染症予防措置を遵守することにより、検疫の遵守を求められる。

(8)免除(Exemption)

 ザンビアに入国する5歳未満の子供は、PCR検査陰性証明書の提示が免除される。

(9)ザンビアを出国する渡航者に対する新型コロナウイルスに係る検査

 以下のガイドラインは、渡航先で入国時又は乗換え時において陰性証明書を要求される渡航者にのみ適用される。

ア 渡航目的の検査は、下記の医療機関で実施される。なお、政府の認可により医療機関が追加される場合がある。

(ア)General Hospital
(イ)Adult Center of Excellence (ACOE)
(ウ)Zambia National Public Health Institute (ZNPHI)
(エ)Center for Infectious Disease Research (CIDRZ) Central Laboratory
(オ)Medland Hospital
(カ)Victoria Hospital Laboratories
(キ)Kansanshi Mine Hospital

イ 陰性証明書は、下記の指定機関により発行される。

(ア)Provincial Health Offices
(イ)District Health Offices
(ウ)Zambia National Public Health Institute (ZNPHI)
(エ)UTH-Adult Center of Excellence

ウ 医療機関から交付された検査結果及びデータベース上での照合に基づき、指定機関において陰性証明書が発行される。

 上記に記載されている情報は、ザンビア政府により予告なく変更されることがありますところ、ご了承下さい。また、過去のガイドラインに関する情報は、下記リンクをご参照ください。

【過去の空港検疫に関する施策】

○空港検疫に係る新ガイドラインの公表(令和2年8月11日付)
https://www.zm.emb-japan.go.jp/files/100082637.pdf

○空港検疫に係る陰性証明書提示に関する新たな施策(令和2年11月4日付)
https://www.zm.emb-japan.go.jp/files/100111485.pdf

○(続報)空港検疫に係る陰性証明書提示に関する新たな施策(令和2年11月12日付)
https://www.zm.emb-japan.go.jp/files/100114490.pdf

【参考】
■ザンビア保健省コールセンター
○連絡先:909(無料)、+260-974-493553、+260-953-898941、+260-964-638726(有料)
○Eメール:ps@moh.gov.zm

■ザンビア保健省ホームページ
https://www.moh.gov.zm/

■ザンビア保健省Facebook
https://www.facebook.com/mohzambia

■ザンビア国立公衆衛生研究所Twitter
https://twitter.com/ZMPublicHealth

【問合わせ先】

在ザンビア日本国大使館
○電話受付
+260-211-251-555
○領事メール
jez.consul@lu.mofa.go.jp

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