更新日:2026.06.17
航空券の日付変更はいつまで?
原則として「便の出発前」までに手続きが必要です。全く使用されていない航空券(旅行開始前)か一部を使用した後(旅行開始後)かによって、変更ルールが異なります。
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旅行開始前と開始後で違う航空券の変更ルール
航空券の日付や便の変更ルールは、購入したチケットの運賃規則で定められています。
変更ができる航空券であっても、変更手続きをするタイミングが「旅行の出発前」なのか「出発後」なのかによって、運賃計算の方法や条件が変わるケースがほとんどです。
旅行開始前の変更ルールと期限
旅行開始前でどの区間も利用していない航空券を変更する場合は、変更後の新しい旅程にあわせて運賃を再計算します。一般的には、最初に予約していた便の出発前までに変更手続きが必要です。 変更時には、航空会社が定める変更手数料に加えて、新しい日程の運賃、燃油サーチャージ、空港諸税などの差額が発生することがあります。
「出発◯日前までに購入する」という事前購入期限(AP)のある割引運賃の場合、この決められた購入期限前に変更が必要です。期限を過ぎると、高額な運賃との差額支払いが発生します。運賃規則に定められた変更手数料に加えて、元の航空券との差額が発生する場合があります。
旅行開始後の変更ルールと期限
航空券の往路をすでに利用して渡航後、海外滞在中に帰国便の日程を変更するといった場合も、変更期限の原則は「変更する便の出発前」となります。
旅行開始後の変更は「旅行開始日(往路出発日)」を基準として運賃を計算します。同じ運賃(予約クラス)に空席がある場合は、元の航空券の運賃規則内での変更となり、基本的に航空券の運賃差額は発生しません。
出発時刻を過ぎた場合(ノーショー)のペナルティ【旅行開始前・開始後共通】
事前の連絡や変更手続きを行わないまま、予約していた便の出発時刻を過ぎてしまうと「ノーショー」になってしまいます。ノーショー扱いになると、予約していた便だけでなく、その後の区間を含めて航空券が利用できなくなる場合があります。
また、運賃規則によっては、通常の変更料やキャンセル料とは別に、ノーショーチャージが発生することもあります。変更やキャンセル自体が認められる場合でも、出発前に手続きする場合より費用負担が大きくなる可能性があるため注意が必要です。
予定の変更が決まった場合は、元のフライトの出発時刻前までに、できるだけ余裕を持って変更手続きを済ませるようにしましょう。
《実例で解説》
ルフトハンザ航空、購入期限7日前までの割引運賃の変更
- 往路:9月23日羽田→フランクフルト ルフトハンザ航空 LH717
- 復路:9月29日フランクフルト→羽田 ルフトハンザ航空 LH716
購入した航空券:出発7日前までの購入が条件となる割引運賃
航空券代金:往復 ¥141,000+空港諸税
航空券の変更料:旅行開始前・開始後ともに¥20,000
ケース1:【旅行開始前】出発前に出発日を遅らせたい場合
【状況】
出発前の9月21日に急きょ予定が変わり、往路の出発日を9月25日に変更することになった場合。
【変更条件】
旅行開始前に日程を変更する場合は、変更手続きをする日の条件で、変更後の新しい旅程で運賃を再計算します。
このケースでは、変更手続きを行う9月21日時点で、変更後の出発日である9月25日まであと4日しかありません。
もともと購入済みの航空券は「出発7日前までの購入」が条件の割引運賃ですが、変更後の日程ではその条件を満たせないため、同じ割引運賃を適用できなくなります。
【対応方法】
変更後の日程で利用できる運賃を確認し、購入期限7日前という制限がない、より高い運賃で再計算します。そのうえで、往路・復路を変更後の日程にあわせて予約し直し、航空券を再発券します。
往復運賃 ¥206,500
購入済み航空券との差額 ¥ 65,500(+空港諸税為替変動分)
今回の変更で必要な費用は・・・
航空券差額¥65,500+航空会社規定の変更料¥20,000= ¥85,500(+為替レート変動による空港諸税)
ケース2:【旅行開始後】現地滞在中に復路を早めたい場合
【状況】
9月23日に予定通りフランクフルトへ到着。現地での予定が早く終わったため、帰国日を9月27日に早めたい場合。
【変更条件】
旅行開始後に復路の日程を変更する場合は、すでに利用した往路はそのままに、未使用の復路部分を変更する扱いになります。
このケースでは、変更後の帰国日である9月27日の便に空席があるかを確認します。この際に同じ運賃(予約クラス)条件で利用できる空席がない場合は、より高い運賃で取り直す必要があり、購入済み航空券との運賃差額が発生します。
【対応方法】
利用済みの往路は変更せず、復路部分について変更後の日程で利用できる運賃を確認します。
そのうえで、購入済み航空券との運賃差額と航空会社規定の変更料をあわせて精算します。
往復運賃 ¥210,500
購入済み航空券との差額 ¥ 69,500
今回の変更で必要な費用は・・・
航空券差額¥69,500+航空会社規定の変更料¥20,000= ¥89,500
【関連記事】:航空券の価格変動の仕組み
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