2020.07.22
【タイ現地情報】*車輌 (新型コロナウィルス NEW NORMAL対応)
タイ政府観光庁が様々な機関と連携し、NEW NORMAL対応に備え、
ハード面での整備(タッチレスソリューションや衛生対策強化)、
Thailand Safety and Health Administration(SHA)認定制度の導入などを実施しています。
その中の項目の一つである車輌基準内容は下記の通りです。
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■SHA基準対象項目(*車輌項目のみ抜粋)
・ドライバー、助手の毎日の検温
・ドライバー、助手のマスクの着用
・バスの出入りの際に、アルコールジェル等で消毒
・座席は少なくとも1メーター以上の間隔をあけた座席の確保
・出入庫時のバス内部の消毒
・車両に適度な換気をする → タイのバス事情は、換気ができるタイプではないので、
時間間隔をおおよそ決め、バスを止めて換気する。
・客室とバス内のトイレを消毒剤で頻繁に掃除する
・ゴミや使用済みティッシュペーパー、使用済みマスクの廃棄場所の確保
・少なくとも週1回は消毒剤をスプレーするかオゾンで滅菌する
・あらゆる食品・飲料サービスは、衛生管理及び疾病拡大防止対策に準拠する必要がある
・様々なチャネルを通じて知識と提案を伝え、リスクを軽減し、蔓延を防ぐ。
・座席 (*下記イメージ参照)
・基本的に2名掛けの座席には1名のみ(40名乗りには約20名)
・大型バス以外も全座席の約半数のみを利用
・ドライバーの対応
・毎日の手洗い・うがい・マスク・除菌ジェルの使用
・ガイドの対応
・毎日の手洗い・うがい・マスク・除菌ジェルの使用
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また政府の指針により各ホテル、レストラン等も顧客間の距離を保ち高い衛生状態を
保つよう注力されている状況です。
国内感染を抑えられた国との間で相互間渡航者の行き来を行うトラベルバブルの実施に向けて
感染者数の側面から見るとタイ側の準備は整っており、今後各国の感染状況改善に伴う
人の往来の再開が期待されています。