海外

2014.11.04

インド・パキスタン国境のパキスタン側における自爆テロ事件の発生

在インド日本国大使館より


1  11月2日(日)夕刻、パンジャブ州アタリ(Atari)のインド・パキスタン国境のパキスタン側のワガ(Wagah)において自爆テロ事件が発生し、報道によれば少なくとも55人が死亡し120人以上が負傷しました。本事件は、同国境で毎日行われている国旗降下式終了後に発生した事件とされており、同行事を観覧した訪問者が帰宅するため駐車場に戻りつつあったところで爆発が起き、多くの死傷者が発生する事態となりました。
2  報道によれば、今回の事件については、パキスタンの複数のテロ組織より犯行声明が出されており、今回の事件は自爆テロによる犯行として、現在パキスタンの警察当局により捜査が行われています。
3  今後インド・パキスタン国境のインド側においても今回と同様の事件が発生する可能性も排除できないことから、皆様におかれましては、不特定多数が参集する場所への接近は極力避けるよう心掛けて下さい。また、現在ムハッラム月であり、11月4日にかけてはイスラム教シーア派の宗教行事が開催されるところ、今回と同様または他のテロ事件等が発生する可能性も排除できませんので、インド・パキスタン国境地帯以外の地域においても、以下の内容を参考にしていただき、慎重な行動を心掛けていただけますよう併せてお願いします。
(1)現地の報道等より、最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、催し物会場、マーケット等、駅、空港など多数の人が集まる場所には 用事のない限り近づかないようにする、繁華街やオールド・デリーなどのイスラム教徒が多く集まる観光地区等への外出が必要な場合は、滞在を必要最小限とするなど、できる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)不特定多数の人が集まる場所への接近は避ける。特に、レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)管理ライン以外のインド・パキスタン国境においても、陸路移動は極力避ける。
4 テロ等対策に関しては、外務省海外安全ホームページに掲載されている以下の情報も併せてご参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策 Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
また、インドの危険情報等についても外務省海外安全ホームページに掲載されて
いますので、ご自身及びご家族の安全対策の参考にしてください。
(問い合わせ窓口)
○在インド日本国大使館
電話: (91) -11-2687-6564

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