海外

2016.07.29

モロッコにおける最近のテロ関連報道について

在モロッコ日本国大使館領事部からのお知らせ
2016年7月29日

1 27日,内務省は,19日,治安当局のオペレーションにより,ISILへの忠誠を誓っていたとみられる143名の過激主義者が取り調べを受け,そのうち52名を逮捕・勾留したと発表しました。

(1)逮捕者の中には,モロッコの複数の地方で活動し,モロッコ国内外で大規模テロを企図していた様々なレベルのリーダーが含まれており,モロッコの治安・安定を乱すとともに混乱を引き起こし,経済活動を破壊し,諸機関の機能を麻痺させるために,国家のサイトに対するサイバー攻撃を計画する者もいました。また,複数の逮捕者は,モロッコにISILの「ウィラヤ(Wilaya)」(属州)を創設することを計画していました。更に逮捕者の中には,ソーシャルメディアを利用し,未成年者を紛争地域へ派遣するために「イスラム国」の宣伝活動を行う者もおり,ティンドウフ及びサヘル地域の過激主義者と関係のある者もいました。

(2)家宅捜査の結果,逮捕者宅からは,毒物・爆発物の製造方法・遠隔操作技術,様々な銃器の使用方法に関する文書,加えて,自爆テロを認め誘発する図書,ISILの旗が押収されました。また,銃器,ナイフ,実弾,釘の入った箱,爆発物製造のための工具一式及び電線も押収されました。

(3)今回のオペレーションにより,モロッコの複数の都市における刑務所,治安当局施設,安全上脆弱な場所,フェスティバル会場,レジャー施設を狙い,加えて治安当局関係者,軍人及び観光客の殺害を企図したテロ計画を未然に防止しました。

2 ついては,モロッコに渡航・滞在を予定される方は,上記の内容に十分留意し,モロッコ各地のいかなる場所においてもテロの脅威や不測の事態に巻き込まれる可能性があることを念頭に置き,最新の関連情報の入手に努めるなど細心の注意を払うようにしてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,モスクや教会等の宗教関連施設,公共交通機関,観光施設,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

3 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#  参照)

4 テロに関しては以下もご参照下さい。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載)

 

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