2026.08.25
台湾・中国|台風18号接近に伴う注意喚起(8/25更新)

中国気象局中央気象台や台湾中央気象署、日本気象庁の発表によりますと、台風18号(国際名:ソウデル、中国名:沙徳爾、台湾での呼称:沙德爾)は2026年8月25日朝、超強台風級からやや勢力を落として「強台風級」となり、沖縄付近を北西に進んでいます。
各国の予報では、26日ごろに東シナ海へ進み、その後、浙江省南部から福建省中部にかけての沿岸へ向きを変えて接近、27日夜から28日朝ごろに接近・上陸するおそれがあるとされています。あわせて台湾中央気象署は、台風が26日ごろに琉球(沖縄)付近を通過したのち進路を西〜西南西に変え、27日・28日に台湾に最も接近するとの見通しを示しており、台湾北部や馬祖(連江県)沿岸を中心に暴風域がかかる可能性があります。
台湾や上海市・浙江省・江蘇省など中国東部沿岸への渡航・滞在を予定されている方は、強風や大雨に加え、航空便や鉄道など交通機関への影響が予想されるため、最新の気象情報や運航情報を逐次ご確認ください。
- 台風18号は8月25日朝時点で「強台風級」(中心気圧945hPa、最大風速48メートル)の勢力で沖縄の南方海域を北西に進んでいます
- 台湾では8月27日・28日に最接近する見通しで、台湾北部や馬祖の暴風域侵襲確率が高くなっています
また、中国では8月26日ごろに東シナ海へ進んだ後、浙江省南部から福建省中部の沿岸に接近、27日夜から28日朝ごろに上陸する可能性が高まっています - 沖縄発着の航空便では本日25日から欠航・時間変更が相次いでおり、全日空・日本航空だけで計157便が運休(約3万人に影響)。台湾・香港発着の沖縄線でも複数の運休・変更が発表されています。渡航予定の方は搭乗便の運航状況を必ずご確認くださいませ。
台湾方面へ渡航・滞在される方への注意喚起
台湾中央気象署は8月24日の記者会見で、台風18号が同日午後に「強烈颱風」相当(中心気圧925hPa、最大風速51メートル、最大瞬間風速63メートル)まで発達したと発表し、26日(水)に海上台風警報を発表する可能性が高いとしています。陸上台風警報については26日夜に発表される可能性があるものの、進路にはなお修正の余地があるとして、発表時期は流動的だとしています。
同署によりますと、台風が台湾へ直接上陸する可能性は現時点で低いとみられるものの、「擦過(かすめる)上陸」の可能性は排除できないとしており、暴風域は台湾北部と馬祖(連江県)を中心にかかる見通しです。また、27〜28日には強風域が台湾の大部分にかかる可能性があるとしており、早めの台風対策を呼びかけています。
| 項目 | 台風による影響(8月25日時点) |
|---|---|
| 台湾発着の航空便 (8月25日午前9時現在) |
チャイナエアライン(CI) 台湾=沖縄線の一部便を欠航 最新情報:https://www.china-airlines.com/jp/jp/prepare-for-the-fly/information/announcements 【 8月25日(火) 】 ・CI312 台中 15:20 → 那覇 18:00 欠航 ・CI132 高雄 15:55 → 那覇 18:45 欠航 ・CI313 那覇 19:00 → 台中 19:30 欠航 ・CI133 那覇 19:45 → 高雄 20:30 欠航 【 8月26日(水) 】 ・CI120 台北 8:00 → 那覇 10:45 欠航 ・CI121 那覇 11:55 → 台北 12:30 欠航 ・CI310 台中 10:00 → 那覇 12:40 欠航 ・CI311 那覇 13:40 → 台中 14:10 欠航 エバー航空(BR) 台湾=那覇線の一部便を欠航 最新情報:https://booking.evaair.com/flyeva/eva/b2c/flight-status-erc.aspx 【 8月25日(火) 】 ・BR186 台北 16:50 → 那覇 19:20 欠航 ・BR185 那覇 20:20 → 台北 20:55 欠航 【 8月26日(水) 】 ・BR112 台北 6:45 → 那覇 9:15 欠航 ・BR113 那覇 10:15 → 台北 10:55 欠航 ・BR186 台北 16:50 → 那覇 19:20 欠航 ・BR185 那覇 20:20 → 台北 20:55 欠航 タイガーエア台湾(IT) 8月25日に一部フライトを出発時刻を繰り上げて運航 最新情報:https://www.tigerairtw.com/ja-JP/news/260824 |
| 台湾の鉄道・国内線 (現在進行中の大雨関連) |
台風18号とは別に、低圧帯と西南モンスーンの影響で台湾南部を中心に記録的大雨が発生中 8月24日18時時点で台湾国内線33便が運休、15便が遅延 台湾鉄路(台鉄)も東部幹線(樹林〜花蓮〜台東間)の特急列車が終日運休となるなど影響が出ています |

上海・中国東部沿岸へ渡航・滞在される方への注意喚起
台風18号の接近により、上海を含む中国華東沿岸地域では今週後半にかけて風雨が強まる見込みです。
現時点(8月25日)では、上海の空港・鉄道に対する具体的な運休は発表されていませんが、進路がやや南寄りの浙江省南部・福建省中心となっていることから、上海・江蘇省への直接的な影響は浙江省南部ほど大きくならない可能性もあります。
暴風域の外側でも大雨や強風の影響を受けることが想定されるため、渡航を予定されている方は出発前に搭乗予定の航空会社公式サイトでフライトの運航状況をご確認いただき、空港へは時間に余裕を持ってお越しくださいませ。また、高速鉄道や地下鉄、市内フェリーなどの運休が発生する可能性もあるため、代替の交通手段や日程変更についても事前にご検討いただくことをお勧めいたします。
| 項目 | 想定される影響(8月25日時点) |
|---|---|
| 上海浦東国際空港 虹橋国際空港 |
本日時点で具体的な運休発表はありません 台風が浙江省南部・福建省方面へ向かう場合、上海への直接的な影響は限定的となる可能性がありますが、進路次第では便数調整が生じる場合があります |
| 航空会社 | 各社とも台風の進路に応じて順次運航計画を調整する見通しです 渡航予定の方は搭乗便の航空会社公式サイトやアプリで最新の運航状況をご確認くださいませ |
| 高速鉄道・在来線 (浙江省・福建省方面) |
浙江省南部から福建省にかけての区間を中心に、27日以降、一時的な運休や速度規制が実施される可能性が高まっていますので、詳細は中国鉄路(12306)の公式発表をご確認くださいませ |
| 地下鉄 市内フェリー (上海) |
現時点で影響はありませんが、暴風域に入った場合、高架区間の速度規制やフェリーの運休が実施される可能性があります |

浙江省・福建省における状況
浙江省気象台は8月24日夜から25日にかけて、台風18号が東シナ海進入後に西または西南西へ進路を変え、浙江省南部から福建省中部にかけての沿岸に接近するとの見通しを示しました。台湾北部をかすめるか台湾に上陸したのち、27日夜から28日朝ごろに同沿岸へ上陸する可能性があるとしています。
26日から28日にかけて、東シナ海沿岸では最大級10〜12(局地的に13〜14以上)の暴風が、27日から28日にかけては沿岸部や浙江省南部で顕著な降雨が予想されています。浙江省応急管理庁はすでに8月21日、台風接近に備えた前期防御準備工作の通知を発出しており、浙江省沿岸部への渡航・滞在を予定されている方は特にご注意くださいませ。
浙江省気象台 発表(浙江之声経由、2026年8月24日夜〜25日)
https://www.sina.cn/news/detail/5335424111218490.html
免責事項および注意喚起
本記事に記載の情報は、記載時点(2026年8月25日午前9時頃)における公開情報に基づいています。台風18号の進路・強度に関する予報、および台湾・中国における警報の発表状況や航空便の運航情報は、今後変更される場合があります。
- 渡航前に必ず中国中央気象台、台湾中央気象署、日本気象庁及び搭乗予定の航空会社・鉄道会社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
- 台風の進路によっては、本記事で想定した地域以外にも影響が及ぶ可能性、あるいは想定より影響が小さくなる可能性があります。特に台湾への上陸可能性や中国での上陸地点は、今後の予報更新により変わる可能性があります。
- 航空便・鉄道の運休や遅延に伴う補償内容については、各航空会社・鉄道会社の規定をご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、記事内容に基づいて生じた旅行上の損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いません。

