海外

2015.10.30

タイ国際航空が燃油サーチャージを廃止、12/1発券分より

タイ国際航空のバンコク路線、12/1以降の発券で

タイ国際航空は、2015年12月1日発券分より、日本-タイ間航空券の「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を廃止すると発表しました。現在はエコノミークラスで片道25ドル、往復50ドル徴収されていますが、(ビジネス・ファーストクラスは片道50ドル・往復100ドル)廃止に伴い、利用者の燃油サーチャージ負担が無くなります。(12月1日以降の航空券発券より適用)市場の燃油価格の下落によるもので、2ヶ月ごとに見直され、次回の改訂は12月の予定です。なお、日本-タイ間以外の航空券・路線は、12月以降もひき続き燃油サーチャージの徴収があります。

対象路線 燃油特別付加運賃 片道あたり (大人・子供)
  2015年11月30日発券分まで 2015年12月1日~2016年3月31日発券分まで
東京/名古屋/大阪/福岡-タイ間 エコノミークラス:25USD
ビジネス&ファーストクラス:50USD
廃止
(政府認可条件)
札幌-タイ間 エコノミークラス:35USD
ビジネス&ファーストクラス:54USD
廃止
(政府認可条件)

※ タイ以遠の路線は、12月1日以降の発券も燃油サーチャージが徴収されます。
エコノミークラス燃油サーチャージ例)
・バンコク-ホーチミン:片道27米ドル 
・バンコク-シンガポール:片道37米ドル 
・バンコク-ジャカルタ:片道48米ドル
・バンコク-欧州各都市:片道154米ドル 

 

燃油サーチャージのウンチク

・航空会社が航空運賃の他に徴収している燃油サーチャージですが、湾岸戦争による原油価格高騰を受け1997年からIATA(国際航空運送協会)が制度を認可、各航空会社が独自に金額を決めて航空運賃の他に別途徴収を始めました。

・代表的な金額の決め方は2ヶ月毎に航空燃油(シンガポールケロシン)価格を確認し、直前の2ヶ月平均の航空燃油価格が1バレルあたり60米ドルを上回った場合は、日本円換算で6000円以上~7000円未満、7000円以上~8000円未満、8000円以上……と1000円刻みで路線ごとに燃油サーチャージを決め徴収しています。なお、平均燃油価格が1バレルあたり60米ドルを下回った場合は翌々月の1日から廃止されることになっています。10月は1バレル当たり58米ドル~62米ドル付近で相場が推移していました。

・燃油サーチャージの見直し期間は航空会社により異なり、2ヶ月毎と3ヶ月毎に分かれています。

・航空券の徴収項目はYQもしくはYRで、eチケットには「YQ」「YR」と表示されています。(YQが一般的で、一部の航空会社がYRと表示しています)

・2015年10月30日時点でタイ国際航空のほかぽか、中国南方航空が12月1日以降の発券分より日本-中国間のフライトで燃油サーチャージの廃止を発表しました。

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