2025.12.15
カンタス航空|機内でのモバイルバッテリー使用禁止(12/15~)

カンタス航空は、2025年12月15日から機内におけるモバイルバッテリー(パワーバンク)に関する新しい安全措置を実施します。
ご旅行にモバイルバッテリーを持参する場合は、必ず機内持込手荷物に入れてください。問題が発生した場合にすぐに対応できるよう、飛行中はモバイルバッテリーを手の届くところに置いてください。安全上の理由により、機内でのモバイルバッテリーの使用や充電はお勧めしません。
また、破損(膨張など)または欠陥のあるリチウム電池およびモバイルバッテリーは、重大な安全上のリスクをもたらすため、持ち込みは禁止されています。
2025年12月15日施行の新規則です。最新情報についてはカンタス航空ウェブサイトにてご確認ください。
- 機内でのモバイルバッテリー使用禁止
- 機内での充電禁止(座席電源またはUSBポートを含む)
- 持ち込み個数制限:1人あたり最大2個まで(各160Wh以下)、機内持ち込み手荷物にのみ携行可能
- 保管場所の要件:モバイルバッテリー、予備バッテリー、個人用電子機器(PED)は、フライト中に手の届く範囲(座席ポケットまたは前の座席の下)に保管。不可能な場合は近くの頭上収納棚に保管
予備バッテリーの総持ち込み個数制限
個人で使用する予備電池は、搭乗者1名様につき合計20個まで持ち込み可能です。
ただし、バッテリーに関するその他の制限もすべて適用されます。(例:100Whを超える160Wh以下の予備のリチウム電池は2個まで持ち込み可能で、合計数の一部として数えられます)
持ち込み例:98Whリチウムイオン×10個 + 138Whリチウムイオン×2個 + 12V・98Wh非こぼれ式×2個 + アルカリ×6個
注:ワット時(Wh)= 電圧(V)× アンペア時(Ah)
例:12V × 5Ah = 60Wh
下記注意事項も併せてご確認ください・全ての予備バッテリーは機内持ち込み手荷物にのみ携行可能で、預け入れ手荷物には入れられません
・バッテリー端子は必ず保護してください(テープで覆う等)
・100Whを超えるリチウムイオンバッテリー 及び 防漏型バッテリー搭載機器は持ち込み不可
バッテリータイプ別の持ち込み規則
リチウムイオンバッテリー(充電式)- 100Wh以下
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社の承認 | 不要 |
| 機内持ち込み手荷物 | 可 |
| 預け入れ手荷物 | 不可 |
| 要件 | バッテリー端子を保護すること(例:露出した端子へのテーピング) |
リチウムイオンバッテリー(充電式)- 100Wh超~160Wh以下
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社の承認 | 必要 |
| 機内持ち込み手荷物 | 可 |
| 預け入れ手荷物 | 不可 |
| 要件 | 1人あたり予備2個まで(チェックイン時に要申告) バッテリー端子を保護すること(例:露出した端子へのテーピング) |
リチウム金属バッテリー(非充電式)- リチウム金属含有量2g以下
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社の承認 | 不要 |
| 機内持ち込み手荷物 | 可 |
| 預け入れ手荷物 | 不可 |
| 要件 | バッテリー端子を保護すること(例:露出した端子へのテーピング) |
リチウム金属バッテリー(非充電式)- リチウム金属含有量2g超~8g以下(携帯医療機器用のみ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社の承認 | 必要 |
| 機内持ち込み手荷物 | 可 |
| 預け入れ手荷物 | 不可 |
| 要件 | 1人あたり予備2個まで バッテリー端子を保護すること(例:露出した端子へのテーピング) |
防漏型バッテリー - 12V・100Whまで
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社の承認 | 不要 |
| 機内持ち込み手荷物 | 可 |
| 預け入れ手荷物 | 不可 |
| 要件 | 1人あたり予備2個まで(チェックイン時に要申告) バッテリー端子を保護すること(例:露出した端子へのテーピング) |
その他のバッテリー(アルカリ、ニッケル水素、ニッケルカドミウム等)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社の承認 | 不要 |
| 機内持ち込み手荷物 | 可 |
| 預け入れ手荷物 | 不可 |
| 要件 | バッテリー端子を保護すること(例:露出した端子へのテーピング) |


